2008/01/31
日本車
スズキの新・軽ワゴン「パレット」登場!
ワゴンR、MRワゴンに続く第3の柱となれるか?
1月24日に発表されたスズキの新型軽ワゴン「パレット」が、31日遂に発売。
ライバルはズバリ、ダイハツ・タント。軽自動車のさまざまな可能性に挑み、室内の広さや乗降性・積載性の良さを追求しているが、はたして軽自動車界の名主「ワゴンR」、女性の求める機能と装備を盛り込んだ「MRワゴン」に続く、スズキの第3の柱となれるか?
 
小さい車を広く使おう!
軽自動車メーカーのトップを走ってきたスズキは、軽自動車本来の"使いやすさ"と"経済性"をどう活かすかを考え、「小さい車を広く使う」という課題に取り組んできた。
今回発売されるパレットは、そのひとつの回答となった。単なる「広さ」ではなく、体感できる「ゆったり感」「乗り降りのしやすさ」「荷物の載せやすさと大きい容量」といった、使いやすさの部分に焦点が当てられている。
まずはエクステリア。広さを感じさせるロングルーフと、高さを実現するハイルーフのスタイリングの採用。すべてのピラーはブラックアウトされ、連続したガラスエリアによる開放感は大きい。ボディ全体がおおらかな曲面になっていて、マンガチックなかわいらしさよりも、むしろ優雅でエレガントな印象だ。
ホイールベース2400mmのゆとりある新設計プラットフォームを採用したことで、室内長は2025mmとなり、後席の居住性は大きく向上。合わせて、Aピラーを立てることでロングルーフ化も図り、頭上にもたっぷりの空間を作り出した。
実に大人4人がゆったりと過ごせる広さと、見晴らしの良い大きなガラスエリアが体感的なゆとりをプラスしている。リビングをイメージしたという品のいいインテリアに加え、静粛性を高める防音・防振技術などを盛り込んがことで、開放感と共に、静かで上質な空間を作り出している。
 
乗りやすい! 最大の特徴は、後席両側スライドドア!
もうひとつの大きな特徴は、全グレードの後席ドアを両側ともスライドドアにしたことだ。左右どちらからも乗り降りできて、なんなら通り抜けることもできてしまう。
グレードによっては片側、または両側のパワースライドドアも設定されており、運転席からボタンでも操作できる。後席ドアを開けてに回り込む必要がないため、運転席から降りたお母さんが、すぐに後ろの席に座る子供を迎えることができるわけだ。
それに加えて、新開発の低床プラットフォームを採用。リヤステップは地上高340mm。開口幅が580mm、開口高1230mmという乗降口の広さも特徴。リヤステップが後席床面とフラットになっているため乗り降りがとっても楽なのだ。
 
載せやすい! 荷物が載るからワゴン、という人は要チェック!
さて、ワゴンといえば、荷物が積めることも重要なポイント。パレットは、二つの工夫で「荷物を積む」という使命を追求している。
まず1つめは、もちろん荷室空間の広さ。後席の背もたれが、後席足元に収まる「ダイブダウンリヤシート」を採用し、奥行きのあるほぼフラットなラゲッジルームが実現! 大人用の27型の自転車がらくらくと収まる。
2つめは、荷物の出し入れの問題だ。いくら荷室が大きくても、荷物を載せにくければ意味がない。そこで、床を低くしたことを最大限に活用したのだ。
荷室の床面は地上から525mm(2WD車)で、女性でもひざよりちょっと上といった高さ。重い荷物を積み込む時にも、かなり楽だ。そして、後部の荷室ハッチは、なんと高さ1100m、幅985mmの大開口! さらに細かいようだが、バックドアヒンジに工夫がされており、開閉が省スペース化されているのも便利。
 
乗る人みんなの快適、安全のための装備も充実!
インパネは、航続可能距離などを切り替えて表示する視認性の高い自発光メーターを採用し、エアログレード3種については、タコメーターを搭載した3連タイプとなっている。
運転席には、小柄な女性に嬉しいシートリフターを標準装備。さらには、リアシートも左右独立でスライド、リクライニングする。また、ミニバン並みにシートアレンジも充実しており、乗る人、載せる物に合わせた空間を作れる。
そのほかにも、、使い勝手の良い豊富な収納スペースが用意されているのだが、ちょっと面白いのは、軽自動車初というエアコンの冷風を利用する保冷機能付助手席アッパーボックス。500mlペットボトルを2本収納できる。
安全面では、運転席・助手席SRSエアバッグを全車に標準装備した。
側面衝突時に前席乗員の胸部への衝撃を緩和するフロントシートSRSサイドエアバッグを標準装備(Gグレードを除く)、またTSグレードには側面衝突時に、後席を含む衝突側乗員の頭部への衝撃を緩和する、SRSカーテンエアバッグを標準装備しているのも心強い。
 
安定感のある走りにも、たくさんの工夫が!
エンジンは、可変バルブタイミング機構を備え、優れた燃費のNA-VVTエンジンと、街中での中低速域での扱いやすさに優れるMターボの2機種。
NAは最高出力40kW(54馬力)/6500rpm、最大トルクは63Nm(6.4kgm)/3500rpmで、ターボはは44kW(60馬力)/6000rpm、86Nm(8.5kgm)/3000rpm。それぞれの10・15モード燃費は20.0km/Lと18.6km/L。いずれも4ATとなっている。
ハイルーフ車ということもあり、フロントスタビライザーを全車に標準装備しており、快適な乗り心地を確保しながら、コーナリング時にもふらつきを抑えている。
 
ライフスタイルに合わせて「使える」クルマ、できました!
パレットには、標準タイプとエアロタイプという2つのキャラクターが設定されている。エンジンタイプ、2WDと4WDとの組み合わせで9つのグレードが用意されている。さらに、全9色のボディカラーを組み合わせることで、自分にぴったりの1台に出会えるだろう。
絵の具を混ぜ合わせるパレットからたくさんの色が生まれるように、ユーザひとりひとりが自分らしい暮らしのカラーをこの「パレット」で生み出すように…そんな願いが込めて名づけられたこのクルマは、様々なユーザの多彩なライフスタイルに取り込まれて、どんな日々を描き出すのだろうか。
【価格】1113000円(G・2WD)〜1693650円(TS・4WD)
 
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