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バンカー前嶋の脱サラGTーR日記2 マエジマ、行きまーす! の巻

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安定を捨てたとある元銀行員のクルマに賭けた人生

クルマは人生を変える! の信念のもと、新型GT−Rにすべてを賭け、人生の後半戦に挑んでいるひとりの脱サラチャレンジャー、バンカー前嶋48歳。栄えの連載2回目は、購入後の初のGT−Rどきどきインプレッション

芦ノ湖-1small.jpgツーリングに行った箱根にて

すでに我が人生は変わりつつある

 GT-Rが我が家のガレージに潜むようになってから、はや1ヶ月が過ぎた。GT-Rは、未だに目立つ存在であり、運転中は対向車からの視線が痛いほど刺さる。追い抜きもせず、後をしっかりと付いてくる若者の車。信号待ちで隣に並んだら、携帯電話のカメラでしっかり撮っている。今日のブログのネタが出来てよかったね!
 今までに、こんなことは無かった。銀行員である時は、注目される事など無かったからだ。もちろん自分ではなく、GT-Rが注目されているのだけれど、イヤじゃない。駐車場で声を掛けられることも当たり前になってきたし、これまたイヤじゃない。
 GT-Rがある新しい生活は、どんどん加速度を増し、私、バンカー前嶋の人生を変えていく気がする。GT-Rが来てからの1ヶ月を振り返ってみた。

 

朝霧高原2008.01.30small.jpg前嶋、行きまーす!

いきなりワープ! 宇宙戦艦ヤマトじゃないんだからさ(笑)

 納車日、名古屋ICから静岡までの東名高速道路走行は、GT-Rの潜在能力を知るのに十分な距離だった。ざっと見積もって約220キロは、自分とGT-Rの関係を作るのにちょうど必要な長さであり、時間だったのだ。そう、まさに「じゃじゃ馬馴らし」!
 最初の強烈なパンチは、本線への合流でおみまいされた。公表されている0−100キロ加速は3・6秒台。これがいかに凄いことかなど、全然分からずにアクセルを踏んだ。その瞬間、周りの景色が“ワープ”! 
 何事が起こったのか理解する間もなく、メーターの針は時速100キロを超えていた。GT-Rの心臓部であるVR38DETTエンジンは、最大トルク60kgmを3200rpmから5200rpmで発生する。最高出力は6400rpmで480psを発生。しかし、そんな諸元を頭に入れていても、全く意味はなかった。だってそんな世界、元々しらないのだから。まさに未体験ゾーンへの突入。
 私が今まで乗っていたのは、ごく普通のファミリーカー。GT-Rとは比べようがない。例えるなら、富士急ハイランドの絶叫コースター「ドドンパ」の発車の瞬間だろうか。「ドドンパ」と違い、自分が運転しているだけに、緊張感は絶頂だ。そうだ、思い出した。アムロ・レイが新型モビルスーツ「ガンダム」に乗り込み、カタパルトから射出される場面だ。
加速をした瞬間、頭に浮かんだ言葉は「行きまーす!」だ。
 それから、追い越し車線に入るたびに、頭の中で「行きまーす!」と叫んでいた。GT-Rは、白いモビルスーツ「ガンダム」だった。皆さん、これでGT-Rの凄さ、なんとなくわかります? と同時に私は、自分には「じゃじゃ馬慣らし」など出来ないと悟った。

 

納車メーターsmall.jpg慣らし運転なんて何年ぶりだろうか…

踏みたいけど踏めない…の過酷な慣らし運転修業

 GT-Rを新車で購入した場合、ひとつ守らなければならないことがある。それは、慣らし運転だ。いまどきの車には珍しく、走行2000キロまで慣らし運転をしてくださいとの説明があった。最初のアナウンスでは、既にエンジンおよびサスペンションの慣らしは完了した状態でユーザーに届けられるような話を聞いていたが、そうではないらしい。
 まぁ、愛情を注ぐという意味で、慣らし運転はしっかりやろうと思った。しかし、慣らし運転は、GT-Rのオーナーにとっては、とても辛い修行の時間だ。踏みたい、でも踏めない。ここにも葛藤が生じる。でも、これくらいの修行に耐えられないようでは、立派なGT-R愛の伝道師になることは出来ないのだ。
 自主ルールとして総走行距離500キロまでは、3500rpm。500キロ以降は、4000rpm。1000キロを超えたら5000rpm以上回す、と決めた。
 さて、どうやったら適切な回転数を守れるか。対策として、GT-Rのタコメーターに付いているアラーム機能を活用した。名称はシフトアップインジケーター。シフトレバーがMレンジの時に点灯するが、通常はAUTOモードになっているため、オーナーズマニュアルを読まない限り、任意の設定が出来ることを知ることが出来ない。
 3500rpmに設定すると、約500rpm手前から緑のランプが点滅し、設定回転数になると点灯に変わる。黄色のランプはレッドゾーンの約700rpm手前から点灯。赤色のランプはレッドゾーンの手前であることを示す。慣らし運転では、黄色と赤色のランプを決して点けてはいけない。エンジンを回し過ぎだ。メンテナンスをする日産ハイパフォーマンスセンターでは、ユーザーがどういう乗り方をしたのかを、エンジン回転数のログでも見ているらしい。

 

芦ノ湖スカイライン-2small.jpg芦ノ湖湖畔にて。GT−Rは誰の挑戦でもうける!

箱根で“GT‐Rに興味津々ビーム”の赤いセブンが追ってきた!

 GT-Rの全性能を公道で試そうとしても、はっきりいって無理。それを慣らし運転することにより、逆に深く理解することができた。なぜって3500rpmまででも、十分以上に強烈な加速をみせるのだ。時速40キロでは、スピードメーターの針は真下を指しており、フルスケール340キロまで刻まれたスピードメーターでは、ピクッと動いたに過ぎない。
 でも走りたい気持ちは満々で、正月には、箱根へ行って来た。ところどころ雪が残り、日陰は凍結しているようなので、慎重に走る。雑誌のインプレッション記事では定番のコースに入り、走行性能を高めるべく、Mモード+トランスミッション・ショックアブソーバー・VDC−Rのモードを全て「R」にしてみた。
 GT‐Rの凄いところは、このように設定を自分で変えることが出来るところだ。走りに関しては素人なので、インプレッションは感覚的なものだか、明らかに変化した。
 今までがレベル3だとすると、いきなりレベル8ぐらいになる。「R」はレーシングのRなんだろう。具体的にはパドルシフトが速くなり、サスペンションの硬さが路面とぴったりあっていき、より深くアクセルを踏んでコーナリング出来るようになる。
 なによりも「怖くない」。ねぇ、GT‐Rっていったいどうなの? と言う人を全員乗せてあげたいキモチになった。口で語るより、乗ってみてくれ! だ。
 実はその日は助手席に友人を乗せていたのだが、後で聞いたら「感動しまくり」だったそうだ。まさしく千の言葉より、イチの体験。GT‐Rという車を分かってもらうには、乗ってもらうのが一番なのだ。
 すると箱根でUターンしての帰り道、赤いRX−7が後ろから迫ってきた。地元の走り屋さんのようだ。“新型GT‐Rに興味津々ビーム”が出まくりだ。
 で、どうなったかというと、コーナー3つで、サヨウナラだった。立ち上がりの加速が全く違うし、コーナーではフロントの駆動に引っ張られ、ぐいぐいと回り込む。全然ラインが膨らまないのだ。もう異次元の走りだ。無理をしなくても速い。
 さらにブレーキが凄い。じゎっと効きはじめ、強烈に減速する。終始車は安定していて、怖くない。「怖くない」、これがこの車の最大の褒め言葉だと思う。日産はGT‐Rを、「マルチパフォーマンス・スーパーカー」と言っているが、その意味がよく分かる。本当に“誰でもいつでもどこでも”という言葉通りの車だ。
 買って良かった(笑)

 

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