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走りも洗練されたアダルティ・スポーツ、アウディ「TTSクーペ」発売

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ハイパワー4WDターボ+エレガントスタイルという提案

 アウディのモデル・ラインナップを眺めていると、きわめてドイツらしい自動車メーカーだと実感させられる。全てのシリーズにおいて基本となるのは、スタンダードな“A”とホットモデルの“S”(あるいは“R”)という構成だ。極端にシンプルなそのネーミングも含め、何事も体系的かつ理論的に進めたがるドイツ人の気質がよく表れている。この印象をさらに裏付けるように、今回TTシリーズにもトップモデルの“S”、すなわちTTSクーペが加わった。

 直列4気筒の2Lエンジンにインタークーラーターボを搭載するTTSクーペの心臓部は最高出力272ps、最大トルク35.7kg-mと、これまでのハイエンドモデルであった「3.2quattro」のそれをすら凌駕する。ベースエンジン「2.0TFSI」との比較でも、高い燃費性能と環境性能を維持しながら、それぞれ36%のパワーアップ、25%のトルクアップを実現しており、ダイナミックな加速感を期待させる。

 組み合わされるトランスミッション「Sトロニック」は、ツインクラッチシステムを用いて素早いギアチェンジを可能にする。グループ企業のフォルクスワーゲンでは「DSG」と呼ばれている最先端技術だ。ハイパワーを効率よく路面に伝えるため、フルタイム4WDシステム「クワトロ」ももちろん専用のチューニングが施されて搭載されており、これらの完成されたドライブトレインがTTSクーペの魅力をさらに引き立てている。

 他にもTTSクーペのキャラクターを印象づけるLEDポジショニングランプやバイキセノンヘッドライトユニット、左右4本出しの迫力あるエキゾーストテールパイプ、磁気流体により路面状況に応じて減衰力を変化させるマグネティック・ライドなど、TTシリーズのフラッグシップに相応しいパフォーマンスアイテムを装備する。

 これだけのスポーティテイストと流麗なボディラインを有していながら、4人乗りという点も見逃せない。絶対的な容量はツーリングなどに比べるべくもないが、それでもスタイリングとユーティリティという相反する要素を高い次元で両立しながら、しかもパフォーマンスまでをカタチにしてしまうTTSクーペの実力には、計り知れないものがある。アウディだからこそ誕生したこの個性は、多様な価値観とライフスタイルを有するオトナのためのプレミアム・スポーツだ。車両本体価格は675万円。9月2日より全国販売が開始されている。

アウディ TTSクーペ

ボディサイズ(全長×全幅×全高):4,200×1,840×1,380mm
ホイールベース:2,465mm
車両重量:1,470kg
総排気量:1,984cc
最高出力:200kw(272ps)/ 6,000rpm
最大トルク:350N・m(35.7kg-m) /2,500-5,000rpm
ミッション:6速Sトロニック
駆動方式:quattro(4WD)
10・15モード燃費:10.8km/L
定員:4人
税込価格:675万円