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Vol.6 アジア最速女性? 世界を駆ける主婦レーサー井原慶子さんの巻(前編)

取材協力:CAFE TROIS CHIENS(カフェ トロアシアン)

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profile.gif今回の犬好き:元レースクイーン。天性の運動神経と負けん気の強さで、レーシングドライバーに転身。1999年26歳で「フェラーリ・チャレンジ」にてレースデビュー。翌年から舞台を世界に移し、イギリスの「フォーミュラ・ルノー」シリーズ、「フランスF3」、「アジアンフォーミュラー2000」、「フォーミュラ・BMWアジア」、「イギリスF3」と着実にステップアップ。表彰台も数多くゲットし、美貌と速さを備えた、アジア最速の女性レーシングドライバーとなる。2008年に結婚し、主婦レーシングドライバーとして今度も活動を続けてゆく。

世界をまたに掛ける美女レーサーは10年来のお友達!

 皆さま、お待たせいたしました!今回の「愛犬&愛車物語」は、日産ドライビングパークのインストラクターをしていた時の仲間、井原慶子さん。実は取材日が年末だったので、写真がクリスマス仕様になってますが、お許しくださいませ〜(笑)。

由美 出会ってからもう10年以上経つんだね…早い!日産ドライビングセンターのインストラクター時代だもん。
慶子 あの頃は私は現役レースクイーンで…。
由美 あれから私も日本でコツコツ「カーライフエッセイスト」としてやってきたけど、慶ちゃんは今や、世界で活躍するレーシングドライバーだもん!
慶子 お互いこの世界でがんばってきて、今こういう風にインタビューしたりされたりっていうのは嬉しいね。
由美 去年は慶ちゃんにとっては、結婚という大きな区切りもあったしね〜。その辺の話はまた後で聞かせてね〜。

 

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レースクイーンからレーサーへ…転身秘話!

由美 一般的に見ると、レースクイーンから、レーシングドライバーとして海外で活躍なんて、とんとん拍子に見えるけど。
慶子 今だから言えるけど、レースクイーン時代もある意味自分探しだったんだ。その前はモーグルの選手になりたくて。でも、ナショナルチームは14歳まで、っていう壁を知って断念。大学にも、やりたいことを見つけに行ってたの。
由美 で、モデルやレースクイーンを始めたの?
慶子 うん。モーグルの資金稼ぎバイトで始めたんだけど、そこでレースを見て、自分も出場したい!って思ったわけ。
由美 ズキュン!と来たのね(笑)。で、最初からフェラーリ…(笑)。
慶子 フェラーリに乗ったのはいくつか理由があって、まず簡単に乗れる車じゃないこと。難しい車で参戦すれば、自分にレースができるかどうか見極められると思って…。あと、最もバランスがいいミッドシップだというのもポイント。レーシングカーになり得るGTカー的なクルマでミッドシップなのを探したら、フェラーリだったわけ。
由美 で、そのフェラーリで初戦で3位!しかも、初年度にチャンピオンも獲っちゃったのよね。
慶子 うん。初優勝したときに「いけるかも」って思った。だからシーズン途中で、ジム・ラッセルレーシングスクールに行ったの。レースを始めたのが26才だったから、どうやって人より早く吸収して伸びるか、って考えてレースの本場のイギリスに行こう!って。そこで大きく変わったかな。
由美 ちょうどその頃かな、一緒にNDP(日産ドライビングパーク)で基礎知識や車のメカニズム、そして運転の基本を教わったんだよね〜。あの時は、ホント辛かった(笑)。慶ちゃん、仕事の後によく運転の練習してたの覚えてるわ〜。「日産栃木のテストコースのコーナー全部をドリフトで走った」なんて言ってたし(笑)。
慶子 そうね。まったく初心者で、全然運転のクセがないところに、基礎から教われたのが良かったんだと思う。

 

DSC_0216.jpg仲良し同士だけど、改めてインタビューって不思議な感じ。DSC_0236.jpg次回はボクの話だよ〜。

海外で活躍する女性アスリート、日本では厳しい現実も…。

由美 それにしても、いきなり海外に行くとは思わなかった(笑)。
慶子 イタリアでやって「フェラーリ・チャレンジ」の最後のレースで、外人レーサーと一緒に走った時、’海外はレースに対するスピリットが違う’って感じたのよね。
由美 海外はやっぱり違うの?
慶子 全然違うよ!気合い、意気込み、ハングリー精神、全部違うから海外で吸収するものは大きいよ。そしてレーシングドライバーもそうだけど、スポーツ選手の地位が違うんだよね。
由美 あ、それはわかる気がする。
慶子 扱いが全然違うの。レースドライバーだって言えば、パスポートコントロールが早かったりね(笑)。
由美 レースでは、女性ならではの悩みってある?
慶子 いっぱいある!(笑)特に日本では、結果を出したとしても‘速いエンジン乗せてる’とか、‘スポンサーに女の武器を使ったんだろう’とか、ありもしないことを言われたり…結果を認めてくれないんだよね。スポンサーをお願いしに行っても、体力、年齢、将来性が無いからスポンサーできないって言われたりね。当時はまだまだ海外をベースに活動している女性アスリートは少なかったから。だから海外ベースにしたっていうのもあるけど。
由美 じゃあ、良かったことは?
慶子 レースクイーンをしてたからこそ、男性と同じ結果を出した時には、メディアで取上げてもらえることぐらいかな。
由美 そう考えると、話題性が高いってのも、やっぱり大事なことだよね。

 

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