Headline

more.gifホット!

FUN DIVE ! FUN DRIVE ! 「PADIジャパン訪問編」

自動車ジャーナリストであり、数々のメーカーのドライビングレッスンで講師を務める飯田裕子。実は彼女、「海が大好き!」のリアルダイバー。そんな彼女は、日ごろからダイビングとドライブの楽しさについて意外な共通性があるのではないかと感じていた……。今回は、その共通性をクリアなものとするべく、世界最大のスクーバ・ダイビングの教育機関「PADI/パディ」の日本代表部門であるPADIジャパンに出向いて、社長に突撃インタビュー。その意外な共通性とは?
レポート=飯田裕子 写真=峯水 亮

[ PR ] 趣味を仕事に変える! そんなの無理だと思っていませんか?

LEGACY OUTBACK 2.5EyeSight × PADI JAPAN 中野社長

sized_2shot_008.JPG

クルマと海の相性はいい!その意外な共通性とは?

 この10年ほど私のリフレッシュプランのなかでつかず離れずの存在となっているのが、スキューバ・ダイビング。ライセンス講習で久しぶりに味わった“学ぶ”感覚も新鮮でとても楽しかったし、おまけに初ダイビングで大きなマンタが現れてくれたものだから、以来、海中の生物に出会う歓びと陸上とは別世界の風景の美しさにすっかりはまってしまっています。碧い海の中に身を沈めていく快感、珊瑚や岩、砂地に棲む海中生物の営みを覗くことができるスキューバ・ダイビングとの出逢いは、私に地上生活では知りえない新世界とも言える別世界を、常に楽しませてくれます。
 ところで “Driving”と“Diving”。言葉はとても似ているけれどそれぞれの動作やそれをする目的が異なるのは皆さんご存知のはず。しかし私にとってはどちらも“ファン”なものであって、安全に楽しむためのメンタル面には共通点があると思っています。ドライビングもダイビングもどちらもその行動は非常にシンプル。しかし、一つのミスがアクシデントに繋がりうるというリスクが楽しさの影に潜んでいる点が似ているのです。
 ドライビングの安心・安全と楽しさを独自の4WDシステムでリードしてきたスバルが開発した運転支援システム“アイサイト”。今回はその「アイサイトver.2」を搭載したレガシィ アウトバック2.5iアイサイトに乗って、クルマとダイビングに共通する“安全と楽しさ”を確認するツアー(ちょっと大袈裟!)を慣行。
アウトバックはレガシィ・シリーズの中でもよりアクティブ派向きのモデル。不整地でのクルマの取り回し性能に優れ、広いラゲッジスペースはダイビング器材を積み込むのにもピッタリです。

 

sized_Nakano_036.JPGPADIジャパンの中野龍雄社長。海という非日常空間の素晴らしさを伝えるとともに、その非日常空間を楽しむためにスクーバダイビングの安全性と教育に力を注ぐ。

世界最大のダイビング教育機関PADIジャパンを訪問

 最初に訪れたのはPADI JAPAN。40年以上にわたって、地球上のダイバーの6割を育てている世界的なダイビング教育機関の日本支部です。日本でも6割以上のダイバーがPADIライセンス所有者だそうで、実は私もそのうちの一人。こちらでPADI JAPANの社長、中野龍男さんからお話をうかがいました。
 PADIでは2−3年前までダイビングは「安心・安全・簡単」と紹介していました。ところが現在は「ダイビングって本当に安全なの?」という逆説的な立ち居地へと変っています。安心・安全と言いつつも事故は0(ゼロ)にならず、ダイビングを安全に楽しむためにはきちんとスキルを身に付けてこそ、という学ぶことの重要さを提唱しているのです。
中野さんは「大事なのはダイバーがどれだけの安全知識や技術を身に付けて、安全に配慮しているか」だと言います。「クルマって安全なの?」というドライバーの問いにも答えを返すことができるでしょう。
最も印象的だったのは「“それでも人間はミスを犯す”、これが前提です」と言う中野さんの言葉でした。教育機関であるPADIではインストラクターが指導内容を一つでも飛ばしてしまえば、そのリスクは生徒であるダイバーにいくことを肝に銘じ、世界共通の確実な教育プログラムをここ日本でも実践しているそうです。
 それでは一体どんなシチュエーションでアクシデントが起きるのか。スキューバ・ダイビングは私にとって、楽しさの中に特別な緊張感を抱く数少ない“遊び”の一つ。潜行(潜る)前のブリーフィングから再びボートや陸に戻るまでの動作は器材も含めて非常にシンプル。しかし水中では呼吸も機材の力を借りないと行えない特別な環境であるわけで、水面から遠ざかるほど海中への好奇心と同じくらい万一のリスクを感じる場面でもあります。クルマの運転も基本操作は極めてシンプル。しかし天候やシチュエーション、速度の高まりなどが一般ドライバーにとっては緊張感と不安を感じる場面なのではないでしょうか。

 

sized_Iida_021.JPG飯田裕子(Tatsuya Kushima)
数々のドライビングレッスン講師も務めるモータージャーナリスト。100本以上の潜水経験を持つ、海を愛するスクーバダイバー(本人いわくリゾートダイバー)。ダイビング専門誌「ダイバー」にも記事を寄稿中。

安全の先に楽しさがある!

すると驚くような事実を中野さんからうかがったのです。ダイビングのアクシデントのほとんどが海面(水面)で起きているのだと…。深くなるほど…ではないのです。例えばダイビングを終えて海面に浮上したらBCジャケット(エアを入れるベスト)に空気を入れて浮力を保たなければいけないのですが、ダイビングを終えた安心感からそれを忘れてしまい、再度、沈んでいってしまうケースが多いのだそうです。もしくは浮上後に海面でマスクを外してしまい、波に飲まれてしまうなど。つまり油断と過信がアクシデントに繋がっているのです。
「スバルの運転支援システムもそんなヒューマンエラーを防ぐために開発されているのでは?」。実はクルマ好きだという中野さんは、スバルのアイサイトが開発された意味も意義も十分に理解ができるとおっしゃいました。アイサイトは低速(30km/h以下)での衝突を回避または衝突被害を軽減する、いわば「ぶつからない」ためのシステム。フロントウインドゥに配置されたステレオカメラがドライバーの目のような働きをし、迫ってくる障害物に対しドライバーがブレーキを踏んで回避しない場合には、クルマが減速→緊急停止を行います。つまり、ちょっとした油断が引き起こすミスを事故に繋がらないための技術といえるのです。もちろん、天候や路面の状況によって、絶対にぶつからないとはいえないようですが、これまでにないほど、そうした衝突事故を軽減してくれる優れた支援システムなんです。

 

sized_etc_004.JPG中野社長をはじめPADIジャパンの方々は、クルマも好きな人が多い。スバルのクルマはスクーバダイビングに限らず、アクティブなスポーツシーンによく似合うイメージがあるという。sized_etc_005.JPG「おおっ、アウトバックは広くて使い勝手よさそうですね」と中野社長。ダイビングは仲間と連れ立って出かけることも多く、複数で移動するにはレガシィ・アウトバックは快適で相性のいいクルマだ。

ダイビングもクルマも、正しい理解が必要

 さらに中野さんは、「こういうシステムもあくまでミスを防ぐためのバックアップに過ぎない」と。ダイビングの周辺機器でも同じことが言えるのだそうです。もともとシンプルな機能性を持つダイビング器材は昔からクルマほど大きく進化していないけれど、安全にダイビングを楽しむための周辺機器は進化しているといいます。それでもこれらはあくまでヒューマンエラーを防ぐためのバックアップに過ぎないのだと。アイサイトは安心してドライブできる素晴らしいシステム。ですが、頼りすぎてはいけません。大切なのは自らが過信せず、知識と経験を積むこと。それがスキルアップにつながり、ダイビングもドライビングもより安全に楽しむことができるのです。実はドライビングスクールでインストラクターもしている私は、近年のクルマの制御の進化に頼るばかりではなく、安全な場所で実際に体験をし、正しく理解していただくことも行っています。その際、参加者の方たちに私も過信や油断がいけないことや、最新の技術だって条件や限界があり万能ではないことなど、中野さんの言葉と重なります。
 私はもうすぐ潜水回数が100本になるのですが、中野さんは「それならある程度のスキルはあるでしょう。あっ、でも一番キケンな頃かな?」ですって。ダイビングの知識や経験はチョボチョボの私。中野さんの言葉を肝に銘じ、これから実際にアウトバックと共に伊豆に向かい、ダイビングのスキルアップを目指します。後編ではスバルの最新の安全技術やアウトバックの魅力もさらに詳しくご紹介します。行ってきま〜す!


【問い合わせ】
富士重工業株式会社
http://www.subaru.jp
(車両名をクリック!)
スバル・レガシィアウトバック

PADI JAPAN /パディジャパン
http://www.padi.co.jp/
(以下をクリック!)
PADIジャパン

 


Article Lists

飯田裕子のFUN DIVE! FUN DRIVE!

Files 1 - 1/1

sized_2shot_007.JPG*2010/10/23FUN DIVE ! FUN DRIVE ! 「PADIジャパン訪問編」