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遂に日本登場"セクシー過ぎるボルボ"、新型V60!!

あのボルボが遂に大幅イメージチェンジ。それも前代未聞の“スポーツワゴン”となって登場だ!

文=小沢コージ 写真=vividcar編集部

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ええっ、あの清純派が…!?!?

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VOLVO初のスポーツワゴン!

 いやはや不肖小沢、ビックリ仰天ですわ! 遂にこの5月に日本に上陸したボルボの新しいステーションワゴン『V60』。昔からボルボワゴンといえば、大抵エステート(不動産)と名付けられてるくらいの巨大荷室が売りで、極論すると「クルマに荷室が付いてる…」ではなく、「荷室にクルマが付いてる…」くらいだったのがなんともスタイリッシュに。特にリアからの眺めはアルファロメオ156スポーツワゴンとタメを張るほどの流麗さで、ほとんどクーペと呼びたいくらい。
 小沢流に言うと、今までのボルボはマジメさが売りの、ある意味清純派女優的なイメージだったが、それが突如グラビアアイドル!? になったほどの変化!? マジでこれは凄い!
 実際、今も私の知り合いのカメラマンが乗っている90年代の940ワゴンは、荷室に畳が一畳入りそうなほど広く、その分、見た目も角張ってて、まさに“ハコ”そのものだがこのV60の荷室は容量430リッター! ワゴンとしては平均的だが、ボルボワゴンとしては確実に小さい。
「ワゴンだからといって広さを追求する時代は終わったんですよ」と広報の赤堀さんは言うが、そういうことなのだろう。
 そもそも名前からして自ら「スポーツワゴン」を名乗っており、そこからして前代未聞。だが、一瞬、伝統的なボルボファンから反発が出るかと思いきや前述赤堀さん曰く「ほとんどない」という。
 要するにクルマは実用以上にますますスタイル優先の時代に移行して行ってるわけで、そういう意味でもV60は注目なのだ。
 

 

IMG_4512small.jpgIMG_4578small.jpg他に3リッターツインターボ仕様もあってコッチはフルタイムAWDでメチャクチャ速い!IMG_4586small.jpg横置き6気筒ターボで304馬力と十分以上。価格は500万円以上だが、こっちもライバルと比べると安い!

BMWでいえば3と5、ベンツで言えばCとEの間!

 ってなわけで詳細だ。まずボディサイズは全長×全幅×全高が4630×1845×148mm、ホイールベースが2776mmと旧型よりひと回り大きくなっている。とはいえポジショニングは絶妙で、メルセデスで言えばCクラスとEクラス、BMWで言うと3シリーズと5シリーズのちょうど中間で、デカ過ぎず小さ過ぎず。やっぱ生き方わかってますわ。ボルボさん。
 ベースとなったのはいわゆるV50やS40系の小さなプラットフォームではなく、V70や新しいSUV、XC60系の余裕のあるプラットフォーム。それだけに走りや全体の質感、剛性感は非常に高い。
 しかもかなり個性的な部分も残っていて、それはフルタイム4WDのAWD仕様もあるが、基本はエンジン横置きのFF車であること。このために、明らかにエンジン縦置きのメルセデスやBMWよりもスペース効率は良く、クラッシャブルゾーンを稼げる分衝突安全でも有利。そう、中身は見た目以上にマジメでボルボしてるのよ。
 乗ってもビックリだ。「妥協無き本物のスポーツワゴン」をうたうV60は、座るシートからして、結構サイドサポートが膨らんだスポーツシートで気分を高揚させる。
 さらにステアリングフィールだ。意外なほど軽くスポーティで、手応えもダイレクト。今までのダルさを強調したボルボしかしらない人にとっては驚きだろう。ステアリングギア比にせよ、従来より1割ほどクイックにしてあって、素早く切れる。
 エンジンもメインは最近流行のダウンサイジングタイプで、排気量わずか1・6リッターの直4ターボ! しかし最高出力180ps、トルクは24.5kgmと太く、それを1600rpmの低回転から発揮するから体感的には2.5リッター車顔負け。
 しかも元々はフォード製をベースとするこのエンジン、効率だけでなくフィーリングも良く、渇いた排気音と共に小気味よく回るし、これを使いこなす最新式のデュアルクラッチ式ギアボックスがまた絶妙にダルで、極端な神経質さがない。
 この直噴小排気量ターボによる省燃費運転は、実はドイツ車が先鞭をつけたものだが、あまりに先進的な制御をし過ぎて、発進などでトルクが出過ぎるところがある。それはそれで楽しいのだが、ボルボ流はほどよくそれが抑えられているのだ。
 走りの質に関しても、確かにボルボV60は、今までのボルボにはないスポーティさを持つが、長く走り込むと同クラスのドイツ製セダンなどと比べ、微妙に安定方向にふっているのがわかる。
 スポーティになったが、最後のさじ加減はボルボ。そういう感じだ。

 

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初のヒューマンセーフティをセット価格25万円で!

 さらに凄いのが安全装備。従来以上の高剛性ボディや、お馴染みのシートマウントタイプのサイドエアバッグやインフレータブルカーテン、鞭打ち低減シートに、側突時に効果を発揮するSIPSや側突=ロールオーバー時用の「ROPS」などを備えるが、それ以上に「ぶつかる前」の安全性も大きく進化している。
 日本ではスバルのアイサイトが有名だが、ボルボは2年目のXC60から、既に時速30km以下の追突をほとんど無くす「シティセーフティ」を全車標準装備。今回のV60はその進化版を付けるだけでなく、さらにハイスピード領域で効く自動ブレーキ機能を略称「ヒューマンセーフティ」、細かくは「歩行者検知機能付追突回避・軽減フルオートブレーキ」として進化させてオプション装着。それもそのほか5つの安全装備を含め、プラス25万円という戦略的価格で付けられることが判明。
 これは二段階のミリ波レーダーだけでなく光学カメラも備え、発進直後から200kmの幅広い領域でブレーキが、さらに最大1Gまで効くことで、マジメな話、これで障害物への衝突だけでなく、判定の難しい歩行者事故も減らすことが可能。
 これは歩道の整備されてない日本で特に有効な機能であり、極端な話、この機能だけでV60を買ってもソンはないでしょう。 
 車両価格もベースグレードの1・6リッター車が395万円。これはライバルのBMWの3、メルセデスのCクラスのエコモデルと比べると、20万から50万円ぐらい安い。ハッキリ言って、セーフティパッケージを付けても安い。コッチの面でもかなりがんばってるのだ。

 ってなわけで人よりちょっと違った、ほどよく使えるいいクルマが欲しいアナタ、コイツにゃちょっと注目ですがな!