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量産型NSX、ついにヴェールを脱ぐ!

北米で今夏発売開始、納車は本年後半。価格は15万ドル!

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1月12日、デトロイトで開かれている北米国際自動車ショウで、NSXの量産モデルがついに姿を現した。V6ツインターボをミドに搭載し、リアに1つ、前輪左右用に2つの電気モーターを配す新世代スーパーカーが2015年、いよいよ公道を走り始める。

NSX前NSX後ろ

 2012年にNSXコンセプトがデトロイトで発表されて以来、3年の歳月をかけて、新世代NSX市販型がついに正式発表となった。北米国際自動車ショウで、ホンダの海外向け高級ブランド、アキュラのスーパーカーとしてヴェールを脱いだのだ。注目の価格は15万ドル。アベノミクスによる円安もあって、1800万円というスーパーカーにふさわしいプライスタグがつけられることになった。ライバルはポルシェ911、アウディR8、アストン・マーティンV8あたりということになるだろう。
 今回の発表で注目すべきは、左右のトルク配分を積極的に変えることで曲がるSH-AWD(スーパー・ハンドリング・オール・ホイール・ドライブ)の進化版、スポーツ・ハイブリッドSH-AWDについて語られていることだ。新世代NSXは、電気モーターを、75度V6ツインターボ・エンジンと9速DCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション)の間に1つ、フロントの左右輪用にそれぞれに1つずつ備えている。電気モーターが加減速のサポートをするだけでなく、前左右輪用の2つのモーターが瞬時にトルク配分を変えることで、ドライバーの意思に一瞬たりとも遅れることなく、「ゼロ・ディレイ」の加速とハンドリングを実現しているというのだ。
 New Sports eXperienceを表すNSXは、新しい運転経験をもたらすスーパーカーであり、それこそが初代NSXから引き継ぐべき真の遺産である、とホンダは考えた。人間を中心に置いたスーパーカー。それが新世代NSXのコンセプトなのである。
 ラ・フェラーリやポルシェ918、マクラーレンP1など、ガソリン・エンジンと電気モーターを組み合わせたハイブリッド・スーパーカーはすでに存在する。しかしそれらはいずれも超弩級の限定モデルだった。ホンダは新型NSXで、911並の実用スポーツカー・クラスで実現し、ガソリン・エンジンしか持たない旧世代のスポーツカーでは絶対に実現できないドライビング経験を味わわせようと考えたわけだ。
 21世紀の日の丸スポーツカーとして世界に誇りたいところだけれど、開発はホンダの国際部隊が担い、オハイオ工場が生産される。ポストナショナル時代の国際企業であるホンダらしい決断であるといえるだろう。いずれにせよ、初代誕生から25年を経た、新しいハイブリッド・スーパーカー誕生を大いに寿ぎたい。