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2代目フォードGTスーパーカー、降臨!

エアロダイナミックなカーボン・ボディのミドに600psの3.5リッターV6ターボを搭載

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新年早々の1月12〜25日に開催されたNAIAS、通称デトロイト・ショウ。そこで発表されたアメリカンなフォードの新型GTスーパーカーが、見れば見るほど超カッコイイのでVividCarでも紹介します。

The all-new Ford GT uses lightweight materials, including carbon fibre.jpg空気の流れを徹底的に管理するエアロダイナミックなボディは、キュビスムを思わせさえする。

まるで2座のF1カー

自動車の都「モータウン」で毎年1月早々に開かれるデトロイト・ショウの、2015年の主役の1台が、この2代目フォードGTだ。オリジナルは、1964年にデビューした伝説のGTレーシング・カー、GT40である。そのGT40の現代版ということで、2005年から06年にかけて限定1500台がつくられた。車体中央に搭載されるエンジンは、5.8リッターV8スーパーチャージャーで、最高出力558psを6500rpmで発生した。生産を担当したのは、マスタングのチューナーとして知られるカリフォルニアのサリーンである。

新型フォードGTは、オリジナル、ということは初代をシルエットで彷彿させながら、いかにもエアロダイナミクスに優れたボディ・デザインを最大の特徴とする、といってよいだろう。まるでF1カーを2座に改造したような造形は、ラゲッジ・ルームもキャビン・スペースもミニマムで、ひたすら空力の流れを研ぎすませたかに見える。空気抵抗を減らす一方、リアにはアクティブに動くスポイラーを備え、ダウンフォースを生み出して走行安定性を援護する。

フォードは、技術の見本として、空力、「エコブースト」と彼らが呼ぶエンジン技術、そして軽量化技術の革新を再定義しようというのである。シャシーの成り立ちはマクラーレン12Cなどの21世紀スーパーカーと同様の手法をとっているものと思われる。カーボン・ファイバーのバスタブ型モノコックを持つミドシップ2座で、ボディもまたカーボン・ファイバー製となる。

エンジンはフォードのIMSAデイトナ・プロタイプ耐久レースで、証明している3.5リッターV6で、最高出力600psを誇る。パワーバンドが広いことが特徴で、ポート噴射と直噴、2種の燃料噴射を備えている。ギアボックスは7速デュアルクラッチで、後輪のみを駆動する。車重は不明ながら、「どの生産車よりもすぐれた馬力荷重となる」と約束している。1.2トン台ともなれば、驚異的な動力性能とハンドリングを見せることになるだろう。

 

The GT will exhibit one of the best power-to-weight ratios of any production car.jpgリアには可変スポイラーが備わっている(写真ではよくわからない)。
こちらもぜひご覧ください▶️https://www.youtube.com/watch?v=Oi-pdajAaeA

ドキドキする高性能車を!

足回りは、レーシング・スタイルのトーション・バーとプッシュロッド・サスペンションからなる。ホイールは20インチ、タイヤはミシュラン・パイロット・スーパー・スポーツ・カップ2だ。シートは固定式で、調節式のペダルとステアリング・コラムを備える。

生産開始は、2016年後半。それは1966年のル・マン24時間レースで、フォードが1-2-3フィニッシュを成し遂げてから50周年という記念すべき年になる。余談ながら、この1-2-3フィニッシュはのちのPR映画のための演出だったという。この指示を受けて1位を走っていたケン・マイルズが減速しすぎ、2位だったブルース・マクラーレンが先にゴールしてしまい、マイルズの優勝が消えてしまった……。

フェラーリとフォードとの面子をかけた戦いでもあったこの頃のル・マンは、トム・クルーズがキャロル・シェルビーを演じる映画になって再現される、とちょっと前に報道されている。ブラッド・ピットも共演するというから、彼の役は悲劇のヒーロー、ケン・マイルズで決まりだろう。

フォードは、2020年までに12の新しい高性能車を送り出す。フォーカスRSやF-150ラプター、シェルビーGT350Rマスタングなど、すでに発表済みのラインナップに加わる新生フォードGTは21世紀のフォードのシンボルとしてサルテ・サーキットにも姿を現わすではあるまいか。

マーク・フィールズ社長はこう語っているという。
「フォードの革新というのは、研究所の中ではなく、サーキットで行われてきたことを思い出してほしい。ヘンリー・フォードは1901年の自動車レースで勝利し、それが彼の会社への投資を促して、経済的後ろ盾となったのです。われわれフォードは、人々の心臓をドキドキさせる高性能車づくりを通しての革新に情熱的なのです」

 

All New Ford GT supercar