Headline

more.gifエンスー!

カレラGTより速い911

レーシング・カーに最も近いロード・カー、GT3RS

[ PR ] 趣味を仕事に変える! そんなの無理だと思っていませんか?

3月初旬のジュネーブで正式デビューを果たした911GT3RSの予約受注が日本でも始まっている。GT3に600万円プラスで、4リッター、500psのエンジンと、リアのロール・ケージ、レーシーなウィングが付いてくる!

P15_0154_a4_rgb.jpgフロント・フェンダーのダクトはエアの吹き出し口。これによりフロントのダウンフォースを強める。

カルトの中のカルト

911シリーズきってのハードコア・モデルといえば、1999年に初めて登場したGT3である。初代GT3はGTレース用に限定1400台が生産されて、おしまいになるはずだった。ところが、水冷化で快適性の度合いをあげていた996型にあって、空冷ブロックを使ったGT3は刺激に満ちていた。GT3は瞬く間に911のなかでもカルト的存在となり、あまりの人気ぶりにカタログ・モデルに昇格してしまった。

初代から数えて5代目となる991型GT3の登場は、2013年である。もはや空冷ブロックは使っていない。けれど、9000rpmという高回転を許容し、最高出力475psを発生する直噴ユニットはフツウのカレラSのフラット6とはボア×ストロークが微妙に異なる。排気量は3.8リッターで同一ながら、リッター125psというハイ・チューンに仕立てられている。いや、フツウのカレラSだって、400ps、リッター105psで、高性能と呼ばれるにふさわしい。GT3がロード・カーとして頭抜けているのだ。

 

P15_0160_a4_rgb.jpgアルカンターラを使った内装はGT3をベースにしている。シートは918用がベース。

918のカーボン・シート

そのGT3の戦闘レベルをさらに引き上げたのがGT3RSである。新型GT3RSは、排気量が4リッターに引き上げられ、最高出力500psを絞り出す。ニュルブルクリンク北コースのラップタイムは、7分20秒。なんと、V10を搭載したスーパー・スポーツ、カレラGTの7分29秒を軽々と切ってしまった。GT3はいまや7速PDKのみだけれど、カレラGTはマニュアルだった。

売りはド派手なリアのウィングだ。ターボをベースとしたボディは各部に軽量化が施されている。エンジン・フードはカーボン製で、ルーフはマグネシウム製となる。車重はGT3より10kg軽く、おまけに軽量ルーフによって低重心化が図られている。フルバケット・シートは918スパイダー用のカーボン製をベースにしている。その後方には標準でボルト固定式のロールケージが装着されている。6点式シートベルト、消化器の用意もある。

男の中の男の911は、2530万円。1912万円のGT3のおよそ600万円高となる。ラグジュアリー系GTの911ターボが2128万円、ターボSが2539万円。どっちも男ですよ、買う人は。女性にも「男らしい」と申し上げたい。

 

P15_0158_a4_rgb.jpgここからの眺めがRSの真骨頂。RSとはドイツ語のRennsport(レーシング)の意。P15_0151_a4_rgb.jpg同時期に発表となったケイマンGT4と。GT4はGT3よりも量産車に近いGTレース。