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ゴードン・マーレーと後藤治さんが合体!

シェルのマイクロ・シティ・カー、「プロジェクトM」開発中です

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ゴードン・マーレーが提案した超小型車プロジェクトに、元ホンダF1のエンジニア、後藤さんが合体。仕掛けたのは、大手石油会社のシェルだった。

Gordon Murray.jpg天才ゴードン・マーレーの夢、超小型量産車づくりの夢の実現に近づくか!?

マクラーレン・ホンダ以来のゴールデン・トリオ

地球の人口は現在71億人を数え、1秒間に5人の割合で増えている。10億台が走り回っている自動車は2050年に2倍になるという予測もある。人口が増えてクルマが増えれば、汚染が広がり、道路はにっちもさっちもいかなくる。エネルギー問題はいよいよもって待ったなし、である。

電気自動車はこれに応えるものではあるけれど、専門家の予測によれば、ここ数十年は化石燃料に頼り続けることになるという。であるならば、われわれはいっそう内燃機関をより効率よくすることを考え、CO2の排出量をより少なくしなければならない。ということで、石油会社のシェルは新たな未来を模索すべく、F1とスーパーカーのマクラーレンF1の設計者として名高いゴードン・マーレーがのちに設立したゴードン・マーレー・デザイン(GMD)と、かつてホンダF1エンジンの黄金時代を築いた後藤治のジオ・テクノロジーとの協力を得て、超高効率、超軽量のシティ・カーの開発にとりかかった。「プロジェクトM」と名付けられたこの小型車は、本年11月に発表されるわけだけれど、その経過をウェブサイトwww.shell.com/Projectmで追いかけることができる、というところがいかにもいま風である。

2050年までに世界の人口は90億に達し、その4分の3が都市に住むことになるという。プロジェクトMはそういう過密都市での使用を前提にしているのだ。もちろん、プロフェッサー・ゴードン・マーレーが2010年に発表したT.25がベースになることだろう。2013年の東京モーターショーでヤマハが出品したMOTIVもまたT.25を下敷きにしていた。

シェルはオイル潤滑のエンジニアを送り込み、そこでどんな役割を果たせるのかを実証しようとしている。シェル+ゴードン・マーレー+後藤治という組み合わせは、1988年にマクラーレン・ホンダがアイルトン・セナとアラン・プロストを擁して、F1グランプリ全16戦中15戦で勝利を収めた伝説的ゴールデン・トリオである。本年11月が楽しみではありませんか。

 

Geo Technology.jpgジオ・テクノロジーの後藤治CEOの左は、エンジニアリングのダイレクター、ヒデヒト・イケベ。2006年、スイスのレマン湖のほとりに設立。Project M Concept Drawing.jpg軽量・高剛性のスペースフレームを持つRRのマイクロ・カーに、後藤治の高効率ガソリン・エンジンが搭載されることになる。mainimg.jpg13年の東京モーターショーに展示されたヤマハMOTIVは、T.25を下敷きにしていた。パワートレインは何でも可、ということは未定だったのだろう。