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159の後継、後輪駆動の「ジュリア」あらわる!

105周年を祝う“タイム・マシン”の中でベールを脱いだ。

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イタリアの名門アルファ・ロメオのミドサイズ・モデルが発表になった。
159の後継となるこの後輪駆動/4WDで、いよいよ国際舞台にカムバックする。

1B.jpg中央の盾型、その下の左右の楕円グリルからなるマスクは初代ジュリアを思わせるアルファの伝統的なデザインだ。

トレフォイル・ノーズを見よ!

さる6月24日、イタリア・ミラノ郊外のアレーゼにあるアルファ・ロメオ博物館でA.L.F.A設立105周年を祝うおめでたい式典のさなか、新型アルファ・ロメオ・ジュリアが発表となった。

ロッソ・アルファをまとった新型ジュリアの精悍かつセクシーなデザインをじっくりと見ていただきたい。フロント・エンジン縦置き後輪駆動だけに許される、ロング・ノーズ、ショート・デッキ、ショート・オーバーハングのプロポーションこそ、アルフィスタは待っていた! フロント・マスクは、伝統の盾型グリルとその下の左右の楕円形ベントからなる「トレフォイル(三つ葉)ノーズ」を採用。戦後の本格スタートとなった初代ジュリエッタを思わせる顔だ。

プラットフォームはマゼラーティ・ギブリと共有する。ということは、ホイールベースは3mもあり、159の後継としてはやや大きい。メルセデスのEクラスやBMWの5シリーズ並みと推測される。それでCクラスや3シリーズの価格であるならば、ケッコウなことかもしれない。詳細は未発表なので、早合点かもしれないが、とまれアルファのベルリーナにとって久々の後輪駆動が実現したのだ。大いに寿ぎたい。ギブリ同様、4WDの設定もある。前後重量配分は50対50と完璧で、最強バージョンのクワドリフォリオでは、510psを生み出す、フェラーリゆかりのV6ターボ・エンジンを搭載、0-100km/h加速3.9秒の俊足を誇る。

元になったギブリSの3リッターV6ターボは最高出力410psにとどまる。それでも0-62km/hは5秒、最高速285km/hだから、ジュリア・クワドリフォリオは300km/hの壁を超えるかもしれない。70年代だったら、完全にスーパーカー・クラスの高性能だ(半世紀も前の水準ですいません)。ウェイト・トゥ・パワー・レシオ(荷重馬力)は超軽量素材の採用もあって、3.0kgを切る。車重は未公表ながら、プロペラ・シャフトはカーボン製、エンジン、サスペンション、それに前後フレーム、フェンダーとドアはアルミ製となる。マゼラーティ以上にAMGやMと同じフィールドで競える戦闘能力を備えていると言えそうだ。まことに楽しみなことである。

 

2B.jpgピンとしたプロポーション、シンプルなエレガントさ、品質を感じさせる面、というイタリアン・デザインのエッセンスからなる。Ghibli(12).jpgこちらはギブリ。ジュリアは4気筒モデルがある分、価格は控えめになるだろう。Ghibli_30.jpgご参考にギブリのインパネ。ジュリアはよりスポーティなデザインになる模様。HP3.jpg端正な後ろ姿。4本出しのマフラーが高性能をアピール!  

フェラーリの母、再出発!

インテリアの写真は公開されていないが、コントロール類を小径ステアリング・ホイールに周辺集めたF1を思わせるタイプ、ということはロード・カーのフェラーリ・スタイルのステアリングを想像させる。内装の素材にはカーボンや本物のウッドが使われ、視覚的なヒューマン・タッチを演出しているという。

足回りはリアにマルチリンク、フロントに新しいダブル・ウィッシュボーンを採用する。アルファのために開発されたこの足回りは、俊敏かつ正確な操舵を約束する。電子制御アダプティブ・ダンパーも備えている。

アルファ・ロメオ105年の歴史を詰め込んだ“La maccina del tempo(タイム・マシン)”の中で発表された新型ジュリアは、かつてエンツォ・フェラーリが、「母」と呼んだ偉大なブランドの再出発にふさわしい、アルフィスタが待ち望むクルマであろうことは疑いない。

アルファ・ロメオはメイド・イン・イタリーを掲げて、北米市場に本格的にカムバックし、年産40万台を目指す。野心的な計画がいよいよスタートした。フォルツァ・アルファ!

 

 

 

 

 

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