2016/03/29
新車速報
Tweet
史上最善のGT−R登場!
2017年モデルが摩天楼でベールを脱いだ。[ PR ] 趣味を仕事に変える! そんなの無理だと思っていませんか?
ニューヨーク・オート・ショー(一般公開3月25日〜4月3日)で日産GT-Rの2017年モデル(MY17)が発表された。
サインは、“Vモーション”
日本が世界に誇る「スーパーカー・スレイヤー」が9年目にして大きく変化した。
一目でわかるのは、フロント・エンド、つまり顔が変わった。最近の日産車のデザイン・シグネチャーである“Vモーション”グリルが貼り付けられ、グリル面積が広がってエンジンの冷却性能を向上させている。新しい形状のボンネットはエア・フローを改善し、高速ドライビング時の安定性に貢献しているという。フロント・スポイラーのリップ、バンパーも空力に基づいた変更が加えられ、ダウンフォースを稼ぐ。
変更はインテリアにも及ぶ。ダッシュボードとインストゥルメント・パネルを一新し、一部をレザーで覆う。ウッドはないけれど、モダンなヨーロッパ製高級車、といった雰囲気を醸し出している。ヨーロッパ人がそう感じるかどうかは不明ながら。
シフトパドルが、フェラーリ同様の固定式からステアリングホイールにマウントされることになったのは、賛否両論あるかもしれない。パドルがステアリングホイールと連動して動くから、大きな舵角を当てる際もステアリングホイールから手を離す必要がなくなった、と日産は主張する。より公道での使い勝手を優先した、とも言える。
匠の技により手組みされている3.8ℓ24バルブのV6ツイン・ターボ・エンジンは最高出力570ps/6800rpmに強化されている。現行モデルは550ps/6400rpmだから、400rpmさらに回って20ps稼ぎ出すことになる。トルクは632Nmから637Nmへと5Nmのアップだ。
世界最良のハンドリング・マシンの1台とみなされているGT-Rは、MY17でよりベターになった、と日産は誇らしげにうたう。ボディの剛性をさらに上げ、サスペンション・セッティングを見直したことで、コーナリング性能がさらに上がった。にもかかわらず、史上最も快適なGT-Rに仕上がったという。
吸音材の見直しで、より静かになってもいる。MY10で初期型に較べ驚異的にスムーズな乗り心地と怒涛の加速性能を実現していたけれど、GT-Rの進化は止まらない。毎年のニュルブリンク詣でにより、細かい改良をコツコツ積み上げてここまで(って、MY17については未検証ながら)磨いてきた日本車は、R35型GT-Rが初めてだろう。
圧倒的な性能、新たに身につけた文明性、そして豊富なレースの歴史を持つ究極のGT-Rを、日産は誇りをもって提供する、というような意味のことがプレス・リリースに書かれている。書いた広報関係者も、こころからそう思っているにちがいない。
新色も加わっている。写真の鮮烈なオレンジ色もそのひとつ。メイン・マーケットたる北米での発売は今年の秋からとなる。日本はどうなる?
 
ステアリングのデザインも一新。レザーの面積が増し、メカっぽさが減った。
スポーティかつゴージャスなシート。形状そのものは現行モデルと同じだ。
丸型4灯ライトと4本出しのマフラーの二重奏が高性能を訴える。
 
 
Article Lists
新車速報
Files 1 - 10/100
*2016/03/29史上最善のGT−R登場!
*2016/02/02ビジネス・クラスを再定義する!
*2015/01/21ジャーマン・ドリフト・マシン!?
*2015/01/21量産型NSX、ついにヴェールを脱ぐ!
*2014/11/07ハロウィンに新しいゴーストがやってきた!
*2014/10/28スワン・ソングは限定499台のスペシャルなスパイダー
*2014/10/23カングー・ゼンのATに「風景」の似合う特別色
*2014/10/04美しきミノタウロス、現れる!
*2012/07/05史上最速のフェラーリ、誕生!
*2012/02/03ひっそりと熱く…スバルBRZ発表!