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tab_star2004/11/10tab_endクルマの王道セダンボディ
「真面目な挑戦車」BMW 525i
SHORT IMPRESSION of BMW
BMW の中核を担う 5 シリーズ。ベーシックグレードの 525i に試乗して改めてその良さを再認識、さらに意外な発見があったのだった。
文と写真=河津秀昭(VividCar.com)


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河津秀昭_プロフィール_写真Sicon_home河津秀昭
[VividCar元編集員]
最近かなり真剣にクルマを探しています。欲しくなるクルマは、実際買えないものばかり・・・次のクルマは何にしようかな?
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攻めの作り

BMW ラインナップの中核を担う 5 シリーズは、D セグメントにおける世界最高レベルのドライバーズ・サルーンとしての揺るぎない地位を築いている。先日その 5 シリーズのベーシックモデル 525i に試乗する機会があったので、そのショートインプレッションをお届けしたい。

強烈な印象を与えるフロントマスクは、先代モデルのコンサバティブなデザインから大きく変わった。まるで猛禽類のようなクセのあるデザインは、ひとによって好みがハッキリわかれるものだ。ただそんなことはデザイナーのクリス・バングルも重々承知で、Z4 に始まる彼のデザインテイストには「気に入ってもらえるひとにだけ買ってもらえればいい」という割り切りが根底にある。このスタンスにはさすがというか恐れ入ってしまうが、クルマ全体から醸し出される雰囲気に先代モデルの面影を感じられるあたり、プロフェッショナルならではの仕事を見せつけられた思いだ。

ラインナップの中核を担うセダンにこれだけ強気のデザインを与えることからもわかるように、BMW はクルマ作りにおいて常に攻めの姿勢を忘れない。これまで築き上げてきた地位に安穏とせず、チャレンジを繰り返す姿勢に共感を覚えるのは私だけではないはずだ。さらにこのクルマには、デザインだけでなく機能的にもかなり「攻めの作り」が施されているのである。

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DVD カーナビを含めた iDrive と ルームミラー内蔵型 ETC は 5 シリーズ全車に標準装備。8.8 インチのワイドディスプレイが操作性向上に一役買う。試乗車はダコタレザー&ウッドのインテリアトリムやスライディングルーフなどがセットになった Hi-Line パッケージを装着。

絶品の乗り味

いくつかある「攻めの作り」のなかで、もっとも大きなものは「アクティブステアリング」だろう。すべての 5 シリーズに採用されるこのシステムは、車速や走行状況に応じてアシスト量だけでなく、ギアレシオそのものを変化させるという革新のシステムである。

これは、従来のステアリングシステムではどうにも解決できなかった、一定のギア比では実現できない高速域でのスローさと低速域でのクイックさの両立を、電子制御による可変ギア比が実現してくれるものだ。簡単にいえば、車庫入れなどの低速時には少ないステアリング操作量でもタイヤは大きく動き、逆に高速時にはステアリング操作量よりもタイヤが小さく動くことでクルマの安定性を高めるものである。

さらに驚くべきことに、いざというときには DSC と連動して自動でカウンターステアを当てるシステムまでついており、アクティブセーフティもついにここまできたか!と感心させられずにはいられない。と、まるでオマケのように書いてしまったが、じつはこれがアクティブステアリングの本来の目的であって、車庫入れがラクチンというのは副産物でしかない。アクティブステアリングは、安全性能の向上と追求の結果から生み出されたものなのだ。

自動カウンター機能を試すことは当然できなかった(しないに越したことはない)のだが、試乗車に乗り駐車場を出るためステアリングを切ると、その軽さと予想していた以上の切れ角にかなり驚かされた。そしてそのまま高速道路を走ってみると、低速時に感じた「切れすぎ感」はきれいになくなる。BMW の比較的クイックなステアリングは定評あるものだが、高速走行時ではときとして過敏すぎることもあったりするなど、その味つけが裏目に出ることがあった。いい部分を残したまま問題点をアクティブステアリングによって解消したというのは、技術志向の強い BMW ならではないだろうか。

お得意の直列 6 気筒エンジンは、もはや私ごときが語るべきでない素晴らしい仕上がりで、そのフィーリングは相変わらずシルキーなテイスト。525i に搭載される 2.5 リッターエンジンでもとくに不満のない走りを見せてくれるのだが、クラス的にもう少しパワーにゆとりが欲しいと感じるあたりは先代と同じである。何より意外だったのは、何の仕掛けもないサスペンションがもたらす快適な乗り心地だった。しっとり柔らかな乗り味は、荒れた路面から高速道路のウネリまで状況を問わず常に快適そのもの。クルマの動きにもっさりとした重さはなく、デザインも含め若々しい 3 シリーズに似ているような気さえした。

◇ ◆ ◇

Z4 に始まる新世紀 BMW の「攻めの作り」には賛否両論あって当然だ。でも個人的には、大いにアリだと思う。もっといわせてもらえば、デザインと走りのトータルバランスからいちばん BMW らしいのがこの 5 シリーズだと私は思うのだが、みなさんはどうだろうか。






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