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tab_star2004/12/10tab_endFord fiesta 2004
フィエスタのオーナーに訊いてみた
フィエスタの完成度はプロも認めるハイレベルなもの。では、実際のオーナーは自分のクルマをどのように評価しているのだろうか? 生の声を聞いてみようと、フィエスタ GLX のオーナー氏に会ってきた。
文=河津秀昭(VividCar.com) 写真=阿部昌也


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河津秀昭_プロフィール_写真Sicon_home河津秀昭
[VividCar元編集員]
最近かなり真剣にクルマを探しています。欲しくなるクルマは、実際買えないものばかり・・・次のクルマは何にしようかな?
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ぜひ知ってもらいたい

「日本車と違ってカタログのスペックはすごくないけど、乗ってみるとホントにいいんですよ。そういうところを知ってもらえるといいですね」。

フィエスタに乗り始めて 3 か月のオーナー氏は、取材の最後にそうコメントしてくれた。
これまでに何度も試乗し、それなりの時間と距離を過ごしてきた私ではあるけど、やはりホンモノのオーナーによる言葉には説得力がある。自分のモノとなって使い込むことで、はじめてわかる良さみたいなものがそこにはかならずあるからだ。

それが一体どんなものなのか、ときどきオーナーになる私自身とても興味のあるところだし、読者のみなさんも「生の声」が気にはなりませんか? というわけで今回は、B セグメントのイチ押しモデル、フィエスタを実際に購入されたオーナーの声をお届けしたいと思います。

取材にご協力いただいたフィエスタ・オーナーは、横浜市にお住まいの萩原さん。フィエスタとの出会いから購入までのいきさつは、なかなか興味深いものなのでした。

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欧州フォード車がもつ走りの良さにホレ込んだ原因は、ドイツで乗ったレンタカーのフォーカス。その後、MT 好きなこともあって Ka を購入し、今年の秋にいまのフィエスタに乗り替えた。

フィエスタを選んだ理由

数年前に仕事でドイツに出張したときのこと、萩原さんは現地でレンタカーを借りることになった。そのときのクルマは、日本には導入されていない 1.6 リッター MT のフォーカス。あちらではごくごく普通のクルマだった。しかしこの、普通のフォーカスに乗った萩原さんは、交通事情が日本とずいぶん違うとはいえ、市街地や高速道路を走ってみて、バランスのとれた欧州フォード車に魅了されてしまったのだそうだ。

「高速を走ったときの安定感には驚きました。あと、MT だったのがよかったのかもしれませんね。日本に帰ったらコレを買おう!って思ってました」。

果たして帰国後、萩原さんは本当にフォード・ディーラーへ足を運んだ。しかし、ドイツで「フォード・ショック」を与えてくれたフォーカスには MT の設定がなく(現在は ST170 がある)、フォードへの道はそこで閉ざされるかのように思えたのだが、これも縁なのか、そのディーラーにはたまたま Ka の中古車が置いてあったのだった。Ka は MT のコンパクト・フォード。そのクルマはめでたく萩原さんとコンビを組むことになった。

フォーカスではなく Ka 。クルマは違ってもフォード車を初めて所有することになった萩原さんは、およそ 2 年半に渡って Ka を溺愛といってもいいぐらい大切にし、チューニングで自分好みのクルマに仕上げていた。

「キビキビ走るし、小さくてもちゃんとフォードらしいクルマでした。それで、いろいろ手を入れすぎてしまったかな、と思ってたところに現れたのがフィエスタだったんですよ。いろんなクルマ雑誌を読んでみると、フォーカスの良さをもったコンパクトカーなんて書かれたりしてて、これは買い替えどきかなと」。

フィエスタを購入するにあたっては、プジョー 307 、シトロエン C2 、フィアット・パンダ、ルノー・カングーといった同系の欧州車といろいろ比較したそうだ。なかでも MT モデルがラインナップされている 307 は、MT 好きの萩原さんにとってかなり魅力的ではあったのだが、イタリア車とフランス車には故障の多いイメージがあって踏み切れなかったという。ドイツでのフォード・ショック、そして Ka と過ごした 2 年半で欧州フォード車の良さを実体験していたから、選択肢がフィエスタに絞り込まれていったのは自然の流れかもしれない。

「安い買い物ではないのでネットで情報集めをしていたら、とあるサイトで VividCar のリンクを見つけたんですよ」。

たどり着いた先は、読者の方ならご存じでしょうのフィエスタバイヤーズガイドだった。これは、購入にあたって気になる疑問や質問を投げかけると、VividCar のスタッフが直接お答えし、そのやりとりが自分専用のページに蓄積されていき、最終的に自分専用のオンラインカタログが出来上がるというものだ。

「細かな質問をたくさんしましたけど、きちんと答えてもらえたのでとても参考になりました。それでいまフィエスタに乗ってるわけですから」。

いやはや、担当していた者としてうれしいお言葉、ありがとうございます。

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「日本車的な見た目のカッコよさより、使い勝手のいいヨーロッパの小型車が好きなんです。自分のライフスタイルにも合ってますしね」という萩原さんが選んだのはフィエスタ GLX だった。

大満足の走り

フィエスタには GHIA と GLX の 2 グレードあるが、エンジンやトランスミッションはどちらも同じ。装備充実の GHIA に対して、ベーシックな GLX はオーディオやアルミホイールがレスとなり、外観ではバンパーが半分だけ未塗装となるのが大きな違いだ。ではなぜ、萩原さんは GLX を選んだのだろうか?

「価格もありますけど、ベーシックな良さというか、GLX の方がよりヨーロッパ車らしい気がして。好みの問題なんですが、メッキパーツとかがあると日本車っぽくてイヤなんですよ。それに、オーディオとホイールは後から好きなモノに換えたいと思っていたので、だったら GLX にしようと」。

塗装されていないバンパーに欧州車らしさを感じるという意見はいまでも多く聞かれるし、シンプルだけど安っぽく見えないのは、輸入車ならではのデザインの妙かもしれない。電気関係の仕事をされていることもあって、車内には自分で取りつけた 2DIN のカーナビがキレイに装着されていた。

「足が硬いのが気になりましたけど、もう慣れましたというか、じつは思ったほど硬くなかった(笑)。1600cc というこのサイズのクルマにしては大きなエンジンですから、よく走るなっていう印象も強かったですね。ステアリングやブレーキの重さというかシッカリ感もよかったですし」。

萩原さんのフィエスタ・ファーストインプレッションである。MT が欲しいという希望も、いまでは滑らかなフィーリングをもつ AT に満足しているそうだ。

「スピードが上がるにつれて安定感の増す走りには驚きました。Ka も安定はしてましたけど、そのときの感覚で運転するとスピードが出すぎちゃってるんですよ。フォーカスゆずりの良さはコレか、と思いました。とにかく高速での走りはいいですね」。

前回の『プロが見たフィエスタの走り』にある斎藤慎輔さんのコメントを振り返ってみると、「エンジンパワーのゆとりもさることながら、フィエスタはシャシー性能とサスペンションセッティングによる高速域での安定性の高さが素晴らしい」とある。スポーツ性能をアピールするクルマではないけれど、もっているポテンシャルは相当なものなのだ。

ライトスイッチやギアポジションと連動するリアワイパー、ドアの閉まり方やシートのかけ心地など、使い勝手の面ではツボを押さえた作りがマジメな欧州車らしくていいそうだ。では、改善して欲しいところはないのだろか?

「感覚で何速なのかわかるんですけど、強いていえば AT のインジケーターがメーター内にあるとよかったかな。あとは・・・ガソリンがレギュラーだったらよかったですね(笑)。でも、街乗りで 10km/L 、高速で 15km/L ぐらい走りますから、燃費は悪くないですよ」。

◆ ◇ ◆

普段は毎日の通勤、週末は買い物やドライブにフル稼働している萩原さんのフィエスタは、購入から 3 か月ですでに 5000km を走っていた。疲れ知らずでリラックスして走れるフィエスタだから、オドメーターもついつい回りがちなのだろうし、そうやって乗ってみてわかる良さが間違いなくある。

派手さはないけどマジメなフィエスタ。その完成度の高さは、乗れば乗るほど味わい深くなっていくのではないかと、ときどきオーナーの私も実感できる今回のインタビューでした。

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FORD Fiesta
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