 |  |  |  | 2004/12/15 |  |  | extra et cetera |  |
| | フレンチ閑々1〜一番風呂、恐れる事なかれ | | データで見るルノーの位置づけ |  | |  | |  | |
|  |  |  |  |  |  | 南陽一浩 [フリーライター] |  |  |  | | クルマ以外にも大根からシャトーまで、資本主義のピンキリを見境なく書き続け、流れ流れて現在フランス在住。モロモロの雑誌で執筆&翻訳やってます。 |  |
|  |  |  |  |
 |  |  |  |  | 写真のトゥインゴは上級グレードのイニシャル。次期モデルはどうなる!? 日本へは輸出されていないが、ラグナをはじめ現地の特別仕様車にはよさげなモノがあったりもする。
|  |
|  | |
|  |  |  |  |  |  |
|
|  |
 |  | ポジションチェンジ
西ヨーロッパ市場の新車販売においてルノーは一昨年と昨年、乗用車および商用車部門で見事ナンバーワンを獲得した。左にあるグラフは昨年の乗用車(PC - Passenger Cars)部門単独ブランド別シェアだが、総販売台数 2,633,289 台のうちルノーは 1,505,144 台を販売。1,418,213 台のフォルクスワーゲンを抑えている。ちなみに過去5年間を見てみると、3位から5位はオペル、フォード、プジョーの順で固定。毎年首位を争っているのが、ルノーとフォルクスワーゲンということになる。
日本の昨年の乗用車販売データを見てみると、首位は 54,498 台(22.50%)のフォルクスワーゲン、続いて 46,058 台(19.02%)のメルセデス・ベンツ、37,347 台(15.42%)の BMW という具合に、ドイツ勢が相変わらず上位を独占。今年になって急降下してしまったプジョーが 14,688 台を売って4位(6.07%)に入る一方、ルノーはわずか 2,678 台の 15 位、シェア 1.11%にとどまっている。それでもこれは、2,760 台のポルシェと同等の数字。彼の地とは雲泥の差だが、思ったよりも売れてるじゃん、と見るべきなのかもしれない。
そんなニッチでマイナーな日本のルノーも、輸入元の努力もあって今年は好調だ。とくにエクスプレスの後釜たるフルゴネットのカングーが、一昨年の導入以来、輸入車にサムシングを求める日本人の興味を集め火付け役となったことは記憶にあたらしい。そして、「デザイン性能」を証明したメガーヌの効果も大である。事実、今年1月から9月までの販売台数は、カングーが 706 台→ 914 台、メガーヌは 175 台→ 1,047 台と大幅に増加。ルノー全体ではすでに、昨年の数字に迫る 2,509 台をカウントしているのだ。
サムシングという意味でいえば、他とは違うクルマに乗りたくて輸入車を買うひとにとってルノーはいま絶好の選択肢なのだが、あまり増えすぎると引き潮になるのもまた事実。よって、この先どうなるかはサッパリ見当がつかない。しかし、実用性を踏まえたうえでの一歩踏み込んだデザイン、ユーロ NCAP テストで証明されている高い安全性など、クルマの基本性能は知られていないだけで、じつはかなりのものだ。
そんなこんなで、ルノー・ジャポンが掲げるキャッチフレーズ「退屈へのレジスタンス」は言い得て妙だし、最近になって本社が使い始めた「FUN and SAFE」は、見ても乗っても安全で楽しいルノーのクルマをズバリ表現している。ヨーロッパと同じような状況にはならないにしても、日本のルノーは確実にそのポジションを変えつつあるといえるだろう。
【文=VividCar 編集部】
|
|  |  |  |  |  |  |
|
|  |
 | |  |
 | |  |
|
|  |  | |