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tab_star2005/02/01tab_end元気なハッチバック
できれば、ちょっと遠くまで
「つい買ってしまった」というルノーを、3 年が過ぎたいまも愛車にもつギョーカイのオトコは、ルノーのどこにホレて買ったのか? 玄人オーナーの目線でルノーの魅力を改めて説いてみる。
文=森 慶太 写真=阿部昌也


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k_mori_S.jpgicon_home森 慶太
[自動車評論家]
免許取得後最初に乗ったクルマが取材用に借りてあった M635CSi(BMW)だったというのはちょっとヘンかも。好きなクルマはマトモなクルマ全般。
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目からウロコ

ルノーのクルマに私が「おお!」となった最初はいまから 6 年ほど前、顔が変わる前の現行型ルーテシアになんかの仕事で乗ったときでした。

それより前にも 4(キャトル)の直進安定性や乗り心地のよさとか初代 5(サンク)のシートの掛け心地の素晴らしさとかに「おっ!」となったことはありましたが、それらはいってみてば枝葉の部分(どっちもすごく大事なことですが)。雑誌やウェブサイト上のページでいうなら写真のキャプション相当。本文あるいは全体のタイトルにあたる部分を見つけたという確信をもてたのは、やはりルーテシア 2 初試乗のときでした。

で、それはなんだったのか? 言葉にするとすごく簡単アタリマエ。すなわち、ルノーの美点は運転していて「コワくない」こと。同じく「疲れない」こと。ヘンな話、ツマンナイくらいシレッと不安なく走れちゃうクルマだったわけです。

乗りアジというかタッチがボソボソ系だったこともあって、平穏な状況下でボーッと運転しているときの印象はさながらやる気のないお爺さん。楽しさみたいなものはとくにない。ある意味プジョーとは対照的なキャラのクルマで、チョイ乗りだけで思わず買いたくなったりは別にしない(笑)。

でも、タフな移動をそれでやってみると目からウロコがボロボロ落ちる。なぜなら「コワくない」し「疲れない」から。当初やる気のないお爺さんだとばかり思っていたのは、じつは孔子様だった!……みたいなオドロキを私はおぼえたわけです。

で思わず、ルノーを買ってしまいました。せっかくだから乗ったことないルノーにしようということで、先代メガーヌのクーペ 16V。いまもまだもってます。満足してます。

ルーテシア 2 のあとに乗った各種メガーヌやラグナも、いってみればサイズや値段以外はおんなじクルマでした。少なくとも、走りにおける「コワくない」と「疲れない」に関しては。背高モノのセニックもその例外ではもちろんなくて、なんというかビシッと一本太いスジがとおった(もっというとその太いスジ以外にはほとんどなにもないかのような)クルマ作りの姿勢がそこにはハッキリと見えた。ということで私は、「ルノーは信頼できるブランドだ」と考えるにいたったわけです。

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写真のルーテシアは 1.2 リッターのクイックシフト 5(5ドア)。といってもシフト周りが違うだけで 1.4(4AT)とは大差ナシ。エアコンはマニュアル式だが、インテリアは全体的にあまり古さを感じさせない。ファジー制御を使うクイックシフトについては「かなりいいよね」と森さんも太鼓判である。クルマはついにフェーズ 3 となり各部の意匠が若干変更された。ボディカラーは 5 色の設定(RS、V6を除く)。

貴重なアタリマエ

ジドーシャヒョーロン風にいうと、ルノーの美点はまずクルマの後ろがビタッと安定しているところにあります。なにかの拍子にズルッといっちゃうんじゃないかという心配をしなくていいから、とりあえず後ろのことを忘れていられる(これすごく大事です)。ということは、走行中は基本的に前 2 輪の状況にだけ注意を向け続けていればオッケー。その前 2 輪のグリップ状況が、ステアリングホイールを通じてじつによくわかる。

でもって、ハンドルを回したときのハナ先の反応は見事にジンワリおっとり調。山道をぶっトバしているときでも、手応えから判断して「そろそろかな」となったところでやめておけばアブナイことにはならない(その時点ですでに相当速い)。要するに、ドライビングがシンプル。ドライバーをビビらせる「グラッ」とか「ビクッ」とかのイヤな揺れがでないので、なおのこと安心して乗っていられる。

そういうのって、じつはあらゆるクルマの走りの基本なんですよ。だからアタリマエといえばじつにアタリマエなんだけど、そのアタリマエのことをアタリマエにちゃんとやれてるクルマは少ない。ファン to ドライブだのプレミアムだのでおかしくなっちゃってるケースのほうがむしろ多い。もっというと、アタリマエのことをアタリマエにやれているモノやコトは、クルマにかぎらず昨今きわめて貴重です。それもあって、私あたりはますますルノーが好きになってしまう。フランス車のエスプリがどうとかいう話ではないわけです。

もっとも、マルチリンク独立懸架がフツーになりつつあるなか、あえて現行ラグナのリアサスにトレーリングアーム左右連結の半独立式を使ったあたりはエスプリかもしれません。ルノーのひといわく(ていうか伝聞ですけど)、「マルチリンク式も試してみたが、その場合 40kg ほどクルマが重たくなってしまう。我々としては、その 40kg は衝突安全性の向上のために使うほうが賢明だと判断した」。

クラッシュテストの成績がいいこと(最近のルノーのクルマはそこがひとつの大きなジマン点)とクルマの安全性の高さとは必ずしも直結しないと私は考えておりますが、でもルノーのひとからこういうことをいわれるとズンとくる。フォーカスがベンチマークだとなると慌ててフォードから設計者を引き抜いて自分とこ用のマルチリンクを作らせる、みたいなことをやってるどこぞのメーカーとはハラの座り具合が違います。ちなみにルノー、現行ラグナよりさらにあたらしい現行メガーヌにもマルチリンク式リアサスは使っていません。

ということでルノー、ゼヒ乗ってみてください。できれば、ちょっと遠くまで。




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