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tab_star2004/12/27tab_end世界自動車紀行
498段の絶景
赤のボロネーゼ その 1
エミリア・ロマーニャ州の州都にして、ヨーロッパ最古の歴史をもつボローニャ大学で有名なイタリアの街。ランボルギーニのお膝元でもあるイタリアはボローニャから、渡辺特派員が現地の様子をリポートします。
文と写真=渡辺修宏


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GM_Face_s.jpgicon_home渡辺修宏
[会社員(イタリア・ローマ在住)]
Ciao a tutti ! 現地でしか得られないレアなイタリア車情報 (!?) を紹介したいと思っています。よろしくお願いします。
教会_500.jpg
トルテッリーニ.jpg
これは、トルテッリーニで有名な老舗"ATTI"のオリジナルお菓子、タリアテッレカラメッラーテ(キャラメルがけのタリアテッレ)。一度食べたらやみつきになるおいしさ。



師走のボローニャから

毎年末にイタリアはボローニャで行なわれるモーターショー。濃霧がかかるアウトストラーダ A1 線をローマから一気に 322.1km 北上し、行ってきましたそのボローニャへ。でも、モーターショーのレポートは専門家におまかせするとして、今回は師走のボローニャの様子をお送りしたいと思います。

VividCar.com 読者のみなさんは、ボローニャと聞いて何を連想しますか? タリアテッレ・アル・ラグー(ボロネーゼミートソースのパスタ)や手作りのトルテッリーニ(ミンチ肉を詰めた指輪型の生パスタ)、モルタデッラ(ダイス状の脂を散らした極太ソーセージ)などの美食家をうならせる独自の食文化でしょうか。それとも、マセラティ、ドゥカティなどを生んだイタリアモータリゼーションの聖地というイメージでしょうか。

私はといいますと、もちろん両者です。「イタ車」「イタ飯」に快楽を求め続け早(まだまだ?)10 数年。ボローニャはこれまででもっとも『イタ道楽』を堪能できる街だと思っています。これら二つのキーワードに敏感な方は、「5 日間で巡るイタリア 5 都市」みたいな表面を撫でるだけのツアーはやめて、個人旅行でボローニャに 5 連泊してみてください。もしかするとボローニャへの移住を考えはじめてしまうかもしれませんが、責任は取れませんのであしからず。

ネットゥーノ横.jpg
街の中心に立つネットゥーノ(ネプチューン)の像。その脇にはポデスタ宮殿が建っている。ボローニャの守護聖人、聖ペトローニオの聖堂もあり、毎年 10 月 4 日は聖ペトローニオの日として祝日になる。

ネットゥーノがお出迎え

街の中心、マッジョーレ広場の入り口に立つ。広場の噴水に立つネットゥーノ(ネプチューン)のもつ三又矛の矛先を見ると、「ボローニャに戻ってきた」という実感がふつふつと沸いてくる。あたりを見渡せば、中世の佇まいをそのまま残した王宮、そびえ立つ斜塔、未完成のままの教会が目に飛び込んでくる。「あぁ、ボローニャ…」。引き寄せられるように、まずは斜塔の方へ歩き出す。

ちなみにネットゥーノは当然イタリア語で、ローマ神話ではネプトゥーヌス、ギリシア神話ではポセイドンと呼ばれる。海、地震、馬の神といわれ、ギリシア神話の最高神ゼウスの兄弟でもある。

階段300.jpg
傾斜がきつく幅の狭い塔内の階段。ボローニャの塔は中世の時代、教皇派と皇帝派とが権力を誇示するために競って建てた名残である。

アジネッリ塔に登る

12 〜 13 世紀に繁栄期を迎えたボローニャには、かつて 200 本近くの塔が立ち並んでいた。当時の貴族が権力を誇示するために立てたのだが、現在は双子の斜塔だけが街のシンボルとして残っている。高い方のアジネッリ塔は高さ 98m、低い方のガリセンダ塔は 48m。かの有名なピサの斜塔ほどではないが、双方ともわずかに傾斜している。

アジネッリ塔には 3 ユーロさえ払えば、誰でも登ることができる(?)。「せっかくなので登ってみましょう」と軽い気持ちで登り初めたのだが、すぐに後悔することになった。時折、いや頻繁に軋む音が聞こえる木製の階段は、全部で 498 段。埋め込まれた同じく木製の手すりだって、いかにも頼りない。運悪く体格のいいひとが降りてきたら大変だ。すれ違うときは、壁面にへばりついてやり過ごすしかない。

運動不足気味の三十路男が正味 12 分をかけ、息も切れ切れに登頂に成功。そこは 360 度、見渡すかぎりの赤煉瓦の屋根が続いていた。素晴らしい景観であったが、誰だって 2 度目は遠慮するに違いない。笑う膝の違和感が次第になくなっていくのを待ちながら、次の地点へ向かうことにした。




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眺め500.jpg
498 段をクリアした登頂者へのご褒美。絶景です。
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FIAT_PANDA-s.jpgFIAT Panda
LAMBORGHINI_gallardo-s.jpgLAMBORGHINI Gallardo
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ポルティコを抜けて
ランボルギーニのお膝元でもあるイタリアはボローニャから渡辺特派員お届けするリポートの第 2 弾です。
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