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tab_star2005/01/17tab_end世界自動車紀行
イタリアの要所
赤のボロネーゼ その3
エミリア・ロマーニャ州の州都にして、ヨーロッパ最古の歴史をもつボローニャ大学が有名なイタリアの街。ランボルギーニのお膝元でもあるイタリアはボローニャから、渡辺特派員が現地の様子をリポートします。
文と写真=渡辺修宏


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GM_Face_s.jpgicon_home渡辺修宏
[会社員(イタリア・ローマ在住)]
Ciao a tutti ! 現地でしか得られないレアなイタリア車情報 (!?) を紹介したいと思っています。よろしくお願いします。
赤い人間2_300.jpg
共産党勢力の強いボローニャは「赤の街」とも呼ばれる。イタリア共産党は現在、左翼民主党として中道左派連合第一党として政権を握っていて、共産党の名前からイメージするものとはまったく別物である。



ナターレ

マッジョーレ通りから 1 本入った、評判のトラットリアの味を堪能した。重い腹をさすりつつ外に出ると、気温の上昇に合わせるようにひとびとが街に繰り出していた。

12 月を迎え、街はネオンや電飾で豪華にライトアップされるが、日本のようにナターレ(クリスマス)ムード一色という訳でもなく、地味に厳かにイブまでの数週間を過ごす。しかし、市民の格好だけは少々派手になるではないか。「赤の街」と呼ばれるボローニャだからなのか、赤いものを身につけるひとが多い。小さな子供から年配のご婦人まで、老若男女問わず、鮮やかな赤をコーディネイトに取り入れている。またショーウィンドーには深紅の下着がこれでもかとばかりに並ぶ。そう、聖なる夜のために。

No2.jpg
チンクの二重駐車。奥にはランチア・デルタ、フォード K 、スマートが並んでいる。

赤・赤・赤

甲高い排気音に耳を奪われ目をやると、真紅のマラネロが颯爽と狭い路地を抜けていった。こちらに視線を戻せば、いまにも壊れてしまいそうなチンクエチェントが二重駐車している。ついさっき赤い下着を見たせいか、やたら赤いクルマばかりが通り過ぎる。ゴミ箱、駐車券の発券機、自転車置き場の柵、中田が去ったボローニャのユニフォーム、目を凝らせば、街は赤だらけ。

なかでも驚いたのは、街角のマクドナルドの広告が赤いこと(景観を損ねるということで他の都市の歴史地区では赤が使われることはない)。スローフード精神はどこへ? しかしながら、ここは赤の街。そうボローニャはイタリアでもっともコミュニスト色の強い街。すべてを赤く染める共産の赤なのであった。その影響力はエミリア・ロマーニャ地方一帯に及んでいたというから、ひょっとしたら、あなたの赤いフェラーリにも共産主義の赤が混じっているかもしれない。

Map.jpg
ボローニャの左隣はフェラーリのお膝元、モデナ。バルサミコ酢でも有名な街である。

ボローニャ概要

中世に繁栄を謳歌したボローニャ。11 世紀には大学が設立され、学園都市としてその名を世に知らしめた。現在ボローニャはエミリア・ロマーニャ州(イモラ、モデナも同州に属す)の州都であり、イタリア中部と北部を繋ぐ主要高速道路(A1、A13、A14)や、FS (旧イタリア国鉄)路線がクロスし、イタリアの要所となっている。

郊外には現代的な国際展覧場や会議場などがあり、自動車関連以外にも数多くのイタリアを代表する食品加工機械産業や食品加工業系企業が拠点を置く、産業都市の顔をもつ都市なのである。

歴史の重みと現代の産業が両輪となって時間を刻み続ける街、ボローニャ。ローマやベネチアはもちろん素晴らしい街ではあるけれど、ちょっと視線を変えてボローニャを堪能してみてはどうだろうか。498 段の塔を制覇してお腹が空いたら、おいしいスローフードがあなたを待っている。




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ボローニャ、赤の点景。

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