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tab_star2005/01/02tab_endアメリカ西海岸のドライブ
西海岸でクロスファイアに遭う
米国テイストとドイツ気質の融合
クロスファイアはメルセデスのメカニズムをクライスラーのレトロモダンなデザインでパッケージした小型スポーツカーである。ロングノーズ&ファストバックのスタイルは米国伝統の人気カテゴリーだが、あまりに伝統的すぎて逆に個性を出しにくいのではと思いきや、大胆なデフォルメを用いて見事なまでのルックスを得ている秀逸なエクステリアの持ち主だった。
文と写真=永山辰巳(VividCar.com)


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米国テイストとドイツ気質の融合page1クロスファイヤー
アメリカンスポーツカーデザインpage2サンタモニカ
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永山辰巳icon_home永山辰巳
[VividCar 元編集長]
2006年、VividCarはプロフェッショナルなブロガーを目指します。創刊以来5年を迎え、ちまたのブログサイトとは一線を画するVividCarは、ネットワーク知識編纂をビジョンに確実にコンテンツを増やしながら未来のWebBookメディアを開発してきました。私たちはこれをWebフォトジャーナルシステム呼びます。生涯にわたり記録し続け知識を編纂する楽しみをごいっしょに。
クロスファイヤー
サンタモニカのオーシャン通りにあるホテル・オセアナの前で。

クロスファイヤー
全体的にデフォルメの効いたアメリカン・マッチョカーのテイスト。このリアビューはかなりイケてる。

駐車場の片隅にあった

ロスではいつも、モハメドの高級レンタカーショップでクルマを借りていたが、そのお店もあの 9.11 以後、経営難に陥ったらしく撤退してしまったようだ。

ビバリーヒルズのロデオドライブは、クリスマスシーズンのためショッピングにいそしむひとで溢れかえり、通りはめずらしく渋滞が起こっていた。その中には、さすがロデオドライブ!といわんばかりの滅多にお目にかかれないクルマがいる。PT クルーザーやハマーなどは日本でもちらほら見られるようにはなったが、やはり米国車は超個性派揃いだ。

さて何を借りようかと悩みながら、ロデオドライブの外れに数件並んでいるレンタカーショップに歩いていく。ハーツにはびっくりするような高級車が並んでいたのだが、値段が折り合わずあきらめ、通りを挟んでこぢんまりと営業するビバリーヒルズ・レンタカーに向かった。すると駐車場の端っこに、何やら小股の切れ上がったようなスポーツカーがたたずんでいた。

おっ!クロスファイアだ。

一目で気に入り交渉開始である。交渉とはもちろん料金や条件のことで、ホテルでのチェックイン(クルマを返すこと)や保険料金をどこまで値切れるかがお題目だ。結果、1 日 300 ドルぐらいということになり借りてみることにした。

コンソール
メルセデスのパーツを流用しながらも室内のクオリティは十分満足できるレベル。

SLKのパワートレーンに米国パッケージ

チェックアウトして早速、フリーウェイの 10 でサンタモニカに向かう。このロングノーズ&ファストバックのスポーツクーペは、パワートレーンがメルセデスの先代 SLK ということもあり、ドライビングフィールはドイツ車そのものだ。ただ、遮音性能をわざと落としているのか、ロードノイズやエンジン音はかなり車内に響く。

でもまあ、このスタイルでエンジン音が聞こえないのも寂しい。アクセルを踏み込んでいくと、エキゾーストノートは野太く咆えるように 200 馬力オーバーの出力を誇示する。スペックを見る限りは先代 SLK320 とまったく同じなのだが、そのフィーリングとはだいぶ異なる。視覚的にもまったく別の存在なのだが、同じハードウェアでこれだけテイストを変えられるのだから、クルマ作りとは奥深く楽しいものだ。

宿泊するホテル・オセアナは、サンタモニカのオーシャン通りにある最高のリゾートホテルだ。その前の駐車場で撮影をしていると、すぐそばに SUV が乗りつけ、30 代ぐらいと思われる夫婦が飛び降りてきた。

「あらー、嫌だ。あなた、クロスファイアよ。かっこいいわー。いいわねこれ。運転していて楽しい? いくらぐらいで買えるの?」と矢継ぎ早の質問責めである。するとダンナさんがクルマの中身を説明し始めた。私は「加速も申し分ないし、ドライビングフィールは SLK そのものだよ。これが SLK に比べて 1 万ドル以上安く買えるんだからいいんじゃないかな」とつけ加えた。もちろん、レンタカーであることも忘れずに。夫婦はしばらくクルマの周りをぐるぐると回り、眺め回していた。

クロスファイヤー
内装の質感はかなり高い。ステアリングもかなりコストをかけているように思えた。手抜きがない。
マッスルデザイン

運転していてまず感じるのは、フロントウインドーの面積が極端に小さいこと。つまり、前がぐっと小さく感じられる。アウディ TT ほどではないが、全体的なパッケージングも含めてデザイン的にはかなり似た者同士だといえる。アメリカンマッチョがデザインコンセプトかもしれないが、内装や外装は A ピラーのトリムにデザイン的にインパクトのあるオフシルバーのトリム処理がされている。思い切った処理が効いてか、このクルマは他のクルマにはない雰囲気が十分に備わっている。

比較するにはどうかなと思うが、米国での評判も上々という日産 Z カーだが、こうしてみるとクロスファイヤーはちょっと格が違うかと思わせるような上々の存在感で仕上がっている。

クロスファイヤー
サンタモニカから PCH を飛ばして 15 分ぐらいの場所に大学には夕日を見るのに最高の場所があり、その駐車場前でグラマラスなクロスファイヤーを撮影してみた。
タイヤ圧力計
たった 5 ドルのプレッシャーゲージ。



出かける時は忘れずに?

ドライブの帰り道、タイヤマークの警告灯が点灯した。通常タイヤマークが点灯するのはパンクやエアーの低下などであるが、そういえば少々乗り心地が荒くなってきたようだ。停車してタイヤを見てみると見た目ではわからない。近くのガソリンスタンドに寄ってみると、エアー補給のスタンドはあるものの、なんと圧力ゲージがついていなかった。

そこで、大型スーパーを探して自動車用品売り場を探すと、あったあった、おもちゃみたいな圧力ゲージが売っていた。うーむ、なんと 5 ドル。ガソリンスタンドに戻りチェックしてみると、後輪の圧力が極端に減少していた。両輪とも等しく落ちていたのでたぶん、自然に漏れたか充填時のミスかもしれない。

タイヤパンクセンサーは大方の場合、エアー漏れによる四輪の回転数の違いを ABS センサーから割り出し警告するので、指定圧力よりも 2 〜 3psi でも下がれば、警告灯が点灯する。指定圧力どおりに充填し直したら、ハンドリング、乗り味ともに良好になった。レンタカーを借りるなら、これは必需品かもしれないと思ってしまった。

そういえば、自動車ジャーナリストの中で、試乗会等でかならず試乗車のタイヤをチェックするひとを思い出した。森 慶太氏である。彼は、タイヤの空気圧のわずかな違いでドライビングフィールが異なることから、テスターとして万全を尽くすことを心がけているそうだ。

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CHR06001_m.jpg
data
CHRYSLER CROSSFIRE
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MERCEDES BENZ_SLK320_SMERCEDES BENZ SLK320
CHRYSLER_PT Cruiser_SCHRYSLER PT Cruiser
crossfire_roadster-s.jpgCHRYSLER CROSSHIRE ROADSTER
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オセアナ
ホテルオセアナ
http://www.hoteloceanas...
ビバリーヒルズ
ビバリーヒルズレンタカーショップ
http://bhrentacar.com/v...
recommend
オーシャンホテル
PCH を走るなら
サンタモニカの海岸通りにある隠れ家的なホテル。
ロデオドライブのフォーシーズンズよりも、ビバリー・ヒルズのホテルよりもとっても知的で安らぐ空間です。

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クライスラー・ボイジャーの 2005 年モデルに乗る
5 月 29 日(土)より発売が開始されたクライスラー・ボイジャー、2005 年モデル。ゆったりしたサイズ、広い室内、充実した装備。とってもアメリカンな気分を味あわせてくれる元祖ミニバンに試乗した。
クライスラー/ジープ
クライスラー / ジープ 新たなる挑戦
元より優れたデザイン提案を行ってきたダイムラー。そして素晴らしい伝統を踏まえつつ常に新しい提案を忘れないジープ。いずれもお見逃し無く。
サマリー情報_サムネール
バルセロナの青い空とメルセデス SLK 200 コンプレッサー
メルセデス SLK 200 コンプレッサーをレンタルしてバルセロナ周辺、カタル−ニャ地方の小旅行に出かける。
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