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tab_star2005/02/18tab_endFord Europe Car Line
「3本の指に !?」モンデオ ST220 で大島を走る
東京は大島にて行われた試乗会で、モンデオ ST220 に乗ることができた。

さて、モンデオ ST220 の実力はいかに.....

文 =斉藤 敦(VividCar.com)
写真=阿部昌也

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sakanouesicon_homeサカノウエ アガル
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イタリア車が大好きなワタクシ。がしかし、最近、欲しいと思うイタリア車は1,000万円級のものばかり。うーむ、どうしたものか。しかし、ランチアの日本再上陸のニュースなど、ここ最近は再び息を吹き返してきたイタリア車には要注目ですぞ。
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立ち姿がよろしい

前回、“「日本導入発表」モンデオとフィエスタの ST シリーズ”の記事(まだ読んでない方は右のリンクからどうぞ。)では、モンデオ ST220 の概要をお届けした。そして、今回はというと、先日、東京は大島で行われた試乗会の模様をリポートしたい。

まずは、簡単にこのクルマのおさらいをしておきたい。
ST シリーズのトップレンジを担うこの車は、226 馬力を発する 3 リッター V6 エンジンと、ゲトラグ社と共同開発されたこのクラスでは希少な 6MT という組み合わせで、価格は 430.5 万円(消費税込み)。日本に上陸するのは 20 台という具合である。

さて、試乗会のスタート地点である大島空港に到着し、大空の下に佇んでいたモンデオ ST220 は、パフォーマンスブルー メタリックのボディカラーがとても美しかった。屋内で行われた発表会では気がつかなかったのだが、しっとりとした上質さと発色の良さを兼ね備えている。そのボディカラーと地を這うようなフォルムとが相まって、その立ち姿は控えめだが存在感はたっぷり、しっかり。聞けば、バンパー類だけでなく、フロントフェンダーも若干そのデザインが変更されているという。パッと見は分からないが、ベースモデルにはないこの存在感は、こういう見えにくい変更点の積み重ねのような気がする。うん、なんとも欧州フォードらしいアプローチだ。

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ブラックとシルバーのコントラストがグランド・ツアラーとしての雰囲気を醸し出す。オーディオはソニー製のイン・ダッシュ 6 CD プレーヤー、4 スピーカーで音を奏でる。

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レカロ社製レザーシートは、レカロ社らしく硬いもの。写真では見えないが、チルト&スライドの電動サンルーフも装着。グランド・ツアラーの名に恥じない十分な快適装備を備える。

雰囲気バッチリ

インテリアに目を移すと、ブラックパネルにレイアウトされ、ベースモデルの 240km/h から 40km/h 増しの 280kmh スケールとなったシルバー色のスピードメーターがハイパフォーマンスな薫りを漂わせる。

両席 8 ウェイのレカロ社専用開発のシートは、座面がちょっと高い印象のあったフォーカス ST170 とは異なり、着座位置は良好。サポートもロングツアラーとしての性格を考えれば妥当なところと言えそうだ。

もちろん、他の欧州フォード車同様、右ハンドル化の弊害は感じられなかった。個人的にではあるが、ペダル関係で気になった点といえば、フットレストがないことだ。これに関してはオプションパーツでもよいので是非ラインナップしていただきたい。

また、昨年ベースモデルがマイナーチェンジされ、インテリアに限ったところでいえば、意匠以外にも使われている素材等が大幅にクオリティアップし車格に見合った内装を手に入れたことは、読者の皆さんにとっても記憶に新しいところだろう。そのインテリアをベースにブラックとシルバーのアクセントで仕上げられたその空間は、キリリと締まり、雰囲気バッチリに仕上がっている。

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左上:V6 GHIA と同様、HID ヘッドランプとヘッドランプウオッシャーを備える。そして ST シリーズではお約束といえる、ブラックアウトさせたフロントグリル、プロジェクタータイプのフロントフォグランプを装着。
右上:225 / 40 R 18 のタイヤはコンチネンタル社製。グリップは十分でなかなかよいタイヤという印象。気になった点をあげるならば、ちょっとロードノイズが大きめだったこと。アルミはエレガントなフィンタイプ。
左下:ゲトラグ社製のミッションと相まって、0-100 km/h 7.1 秒、最高速 250 km/h を実現するデュラテック ST 3.0 リッター V6 エンジン。
右下:バンパー下部には空力特性を追求したアウトレットを装着。左右にわけられたデュアル・エキゾースト・パイプもリアビューを引き締める。
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今回は街中、低速ワインディングでの試乗がメイン。機会があったらグランド・ツアラーとして本領を発揮する高速走行を中心に試乗したい。

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車格を感じさせない軽さ

走りに関していえば、チーム RS が各部をリファインした 3.0 リッター V6 エンジンにまずは注目したい。吸排気系に手を加え、ピストン、クランクシャフトにカムシャフト等を軽量化し、各構成部品の質量を適正化。バランス取りをし、フリクションを低減させている。このリファインのおかげで、ウルトラスムーズに軽く回るエンジンには高得点をあげたい。

そして、驚いたのが、2.5 リッター V6 エンジンを搭載する V6 GHIA に比べて、フロントの軸重が 40 kg 重くなっているにも関わらず、逆に軽くなったように感じる回頭性の良さ。途中、低速メインのワインディングを走ってみたのだが、車がとても軽く感じ、1 クラス以上軽く小さい車に乗っている錯覚に陥るのだ。このあたりのセッティングは絶妙で、走りにトコトンこだわる欧州フォード、 SVE ”Special Vehicle Engineering”(現:チーム RS )の底力を見せつけられた。

足回りは、18 インチのホイールと 225 / 40 R18 のタイヤというベースグレードより一回り大きなものを装着し、ダンパー、スプリング、スタビライザー共にリセッティング。そして、15 mm ほど車高をダウン。フロント部分に関していえば、ジオメトリーをすべて変更し、最適化を計っているそうだ。そのスペックからちょっと固めのセッティングを予想していたのだが、その予想に反して乗り心地はすこぶる良好。定評のあるシャーシパフォーマンスのおかげで、よく走り、そして快適な乗り心地を実現している。このことに関していえば、味付けは違えどモンデオファミリーに全てに共通しているところ。その中でもトップ オブ モンデオとしてのイメージリーダーとして、一番高い次元で走行性能と快適な乗り心地という相反するポイントをまとめているといえるだろう。

最近乗ったこのクラスの FF ハイパフォーマンスモデルの中で、価格と走りのバランスから考えると 3 本の指に入ると断言したい。このクラスでマニュアルミッションをラインナップするメーカーはほとんどない状況の中、6 速のゲトラグ社と共同開発のマニュアルミッションモデルの導入はエンスー達の心をしっかりと掴むはずだ。そして、そのエンスー達の期待を裏切らない車であることは確かなのである。このような車に 20 人という少数ではあるのだが、乗れる人たちがいるということを正直羨ましいと思う。まぁ、私、斉藤が乗るには、収入面と人間のできから考えて、少なくても 5 年は早いと思われる。やっぱりこの手の車にはオトナの男じゃないと似合わない。車のできがよい分、人間のできもよくないと似合わない車なのかもしれない。そんな気がした。


モンデオ V6 GHIA がマイナーチェンジ
今回の ST220 の発表と合わせて、V6 GHIA も装備を充実させて、3 月 1 日より発売される。アルミホイールのサイズ、デザインの変更、そしてステアリング、シフトノブにリアルウッドが新たに配置。また助手席にも 8 ウェイのパワーシートを装着。

上質感がより一層増した V6 GHIA にも今一度注目したい。

モンデオの詳しい情報はこちらから
モンデオ_ST220_006.jpg
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ford_mondeo_st220-s.jpgFORD MONDEO ST220
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フォードジャパンリミテッド
フォード ジャパン リミテッド
http://www.ford.co.jp/
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ST Special Contents
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