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tab_star2005/03/18tab_endLANCIA DELTA INTEGRALE 長期レポート
ランチア デルタを初期化する Vol.3
ランチア デルタ HF インテグラーレ ジアラ 長期レポート
ランチア デルタを初期化する Vol.3、今回は足回りの交換と維持費に関するレポートをお届けしたい。

文と写真=斉藤 敦(VividCar.com)
写真提供:FIAT AUTO

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sakanouesicon_homeサカノウエ アガル
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イタリア車が大好きなワタクシ。がしかし、最近、欲しいと思うイタリア車は1,000万円級のものばかり。うーむ、どうしたものか。しかし、ランチアの日本再上陸のニュースなど、ここ最近は再び息を吹き返してきたイタリア車には要注目ですぞ。
ランチアデルタ_006.jpg
横浜某所の隠れガレージ。デルタの後方には、お遊び用のカートも見える。屋根付きガレージはいいもんですな。

維持費ははたして......

前回のレポートから約半年、購入から約一年経った長期レポート車のデルタ。今回は、足回りのリフレッシュの最終章としてのショック交換、そしてこの 1 年間の維持費について考えてみたい。

この一年間、夏場以外は、ほぼ毎日、通勤や打ち合わせ、取材のアシとして活躍してきた。夏場になぜ乗らなかったのかは、後述するとして、しっかりとメンテナンス、チェックをしてあげれば、十分に日常のアシとして使用することができることが立証されたのである。



といいつつも、路上で一回も立ち往生しなかったといえば、それはウソで実は一回だけ立ち往生したことを白状したい。それは、デルタといえば、お決まりのポイント、ヒーターコックの破損である。ここが破損すると、冷却水がだだ漏れとなり、最悪オーバーヒートを起こす。まぁその前に、水温の急激な上昇と、冷却水が水蒸気化してモクモクと上がってくるので気が付かないことはないと思うのだが。

トラブルというトラブルはこれだけで、あとは快適に過ごすことができたのも事実であり、ちまたで言われているような、トラブルの塊のクルマという印象は受けなかった。そう、デルタはまだまだ、日常のアシにも十分に使える趣味クルマなのである。

では、まず足回り交換のレポートからお届けしよう。

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KONI の Sport ショックアブソーバー。ロッドトップアジャスター式外部減衰力調整式の低圧ガス注入ショックアブソーバーである。

ランチアデルタ_004.jpg
クイックトレーディングオリジナルのピロアッパーマウント。その剛性感の高い作りこみは必見。

足回りはコニでニコニコ !

前回までの初期化レポートで、ブッシュ・マウント類のリフレッシュを実施したわけだが、初期化ということを考えれば、もちろんサスペンションもリフレッシュしたい。本来は、ブッシュ交換と一緒に実施すれば、工賃の節約にもなるのだが、お財布の都合上、別々に行うことに。

前回のレポート同様、メンテナンスをお願いしているクイックトレーディングの寺島社長によれば、お勧めは KONI のショックアブソーバーだという。KONI の Sport ショックアブソーバーは、基本的に伸び側のみの減衰力調整ができる構造としているところがポイントだという。他社のショックアブソーバーの多くは、減衰力を強くすると当然のように伸び側と縮み側が同時に強くなる構造のものが多く、その結果、乗り心地が悪くなり、ギャップにおけるタイヤの接地性の悪化が考えられるようになり、減衰力に合わせたスプリング交換に迫られるそうだ。

しかし、KONI の場合は伸び側はショック、縮み側はスプリングと役割を明確にしているため、減衰力調整を行なっても乗り心地やギャップでの接地性の悪化を招かないまま、走りを強化できるのだそうだ。よって、サーキット走行などで、縮み側により強い減衰力が必要になったとき、はじめてスプリングを交換すればよいということになる。なので、今回は、ショックアブソーバーだけの交換とし、スプリングは、とりあえずノーマルのままでリフレッシュを行うことにした。

この独自の調整機構はボディ剛性の低いクルマに対しても有効で、ボディへのストレスを与えることなく、引き締まった足回りにすることができる。これは、デルタのようにボディ剛性が経年変化によて著しく低下するクルマにとっては嬉しいところである。

また、装着後にアライメント調整をしなければならないことはいうまでもないが、実際に調整してみると、許容値内には入っているものの、キャンバー角に左右で若干異なる結果に。これは、ボディが経年変化によりひずみを起こしていることが原因として考えられるのだが、今回は、よりダイレクト感の強いハンドリングを得たいということと、適正なキャンバー角を保ちたいという思いもあってクイックトレーディングオリジナルのピロアッパーマウント(Front 1セット 42,000円)を装着した。

装着後の印象はといえば、ショックアブソーバーを交換したことで、しっかりと足回りが仕事をこなすようになり、今までのように、ちょっとしたギャップを越えると、底付きし、50 cm 程横にすっ飛ぶようなことももちろん皆無。しかし、そうなるとまた一歩上の次元で走ることができるようになるからか、コーナーリング中のボディのねじれが気になりだした。このあたりを突き詰めていくと、お金がいくらあっても足りそうもないのだが、近いうちになんらしかのボディ強化を行いたいところだ。

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左:フューエルポンプまわりの交換パーツ一式。
右:フューエルポンプはリアシートの下に。
フューエルポンプも交換

今回の初期化の最終章として、フューエルポンプを交換。というのは、エンジンの始動時に燃圧を一定にすることができなくなり、何回かクランキングをして、燃圧をあげてあげなければエンジンがかからないという不具合が起こっていたからである。

そこで、フューエルポンプとこの機会だからついでにホース関係も合わせてリフレッシュをした。これで、購入時に考えていた初期化プランは終了となる。

今回のショックアブソーバーの交換とピロアッパーマウントの装着にかかった費用が、26,3550 円、そして、フューエルポンプ交換一式にかかった費用が、82,468 円となり、今までの初期化プランの合計が 100 万円強となった。金額だけをみると、非常に高いと思われる方も多いかもしれないが、その作業内容を考えると妥当なところといえるだろう。逆に考えれば、ベース車 + 100 万円の費用をかけてあげれば、日常のアシに十分に使えるデルタができ上がるといえるのだ。
また、通常クイックトレーディングで販売している中古車ならば、今回の初期化レポートのような、クラッチやタイミングベルト等に不具合がある場合は納車整備の中で実施されるので、その分の費用はかからないということを付け加えておきたい。

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奥に見える白い物体がヒーターコック。プラッチックでできています。まぁ、トラブルのお決まりのポイントです。

トラブルは

さて、最後に購入から一年がたった今、ランニングコストについて考えてみたい。初期化が終了してから、ほぼ日常点検とオイル交換のみのメンテナンスで過ごしてきたわけだが、トラブルはいきなりやってきた。

冒頭にも書いたのだが、ヒーターコックがぱっくりと割れて、冷却水がだだ漏れになり、路上に立ち往生してしまった。これには、正直参ったのだが、レッカー台とヒーターコックの交換で 55,000 円の費用がかかっただけで、他にはトラブルというトラブルはない。


長期レポートの第一回目で、クイックトレーディングの寺島社長が、
『月々 2万円ほどのメンテナンス貯金をしておけば、年間 24万円貯まります。この位の費用は、突発的なトラブルが起こったことを想定して用意しておきたいところです。』
と言っていたことを思い出す。オイル交換等の油種類の交換費用を考えても十分におつりがでる計算だ。この余った費用で、他の部分を壊れる前にメンテナンスしていけば、より安心できるデルタができあがるハズだ。

また、こちらも冒頭に書いた、昨年の夏に乗らなかった理由についてだが、正直、デルタのエアコンの効きは良いといえるものではなく、炎天下の渋滞の中で乗るにはちょっと厳しかったのである。色々と対策はあるのだろうが、編集長のアルファ GTV が空いていたこともあり、こちらを日常のアシにさせていただいた。んじゃ、今年の夏はどうするの ? となるのだが、クイックトレーディングの寺島社長によれば、画期的なアイテムを生み出し、あのデルタのエアコンがバリバリに効くようになるのだというのだ。正直、装着するまでは、何ともいえないのだが、次回のレポートは、この謎のアイテムの装着レポートをお届けしたい。

夏が始まる前までにはなんとかお届けしたいと思っているので、お楽しみに ! 。



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