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tab_star2005/04/21tab_end元気なハッチバック
レジスタンスの申し子に乗る
Renault MEGANE 1.6 5MT
「退屈へのレジスタンス」活動に忙しいルノーの売れっ子モデルであるメガーヌに1.6のマニュアル仕様が追加された。フランス車の知識に関しては素人に近い若葉マーク編集員がメガーヌ体験レポートをお届けします。

文 写真:浜川洋三(Vividcar.com)
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浜川洋三icon_home浜川洋三
[(株)インスピレーション取締役]
クルマを買うこと、売ること、乗ること、を楽しくするためのWebサービスを生業にしています。面白いアイデアはいつでもウェルカムです。よろしくお願いしまーす!
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フランス車って?

私にとってフランス車のハンドルを握るのはこれが 2 回目。自動車会社で長いこと営業とマーケティングの仕事はしていたもののアメリカ車、ドイツ車、国産車しか知らず、最近になってやっとイタリア車の魅力が分かりかけたところ。最初に乗ったフランス車が何かというと今回乗るメガーヌの 2 リッター 4 速オートマチックモデルで、実は走りに関してはあまり良い印象は持っていない。どうも街中でのミッションのつながりにギクシャクしたものを感じ、乗り手を選ぶ難しい車なのかなと考えさせられた。

そもそも私が認識していたフランス車、ルノーについてお話しすると、最近、特に昨年あたりから元気がいいブランドということ。JAIA(日本輸入車組合)が毎月発表する販売台数情報では前年比 100% 以上の月が多く、TV-CF や新聞広告でよくお目にかかったり、今年に入ってからは F1シリーズ連勝中といった勢いである。またフランス車といえばデザインが個性的だが足回りはやわらかい、絵で思い浮かぶのはちょっと“ブルー”なフランス映画に登場するレトロなモデル、といったところである。

長い前置きになったが要約すると私のフランス車に対する認識は世間一般レベル、そしてメガーヌに対するイメージは少々ネガティブであった(敢えて過去形です。)。そんな私の視点でメガーヌ 1.6 をレポートします。



メガーヌ1.6_73L_M.JPG

幅が広くても一貫性あり

今回登場した 1.6 マニュアルミッション仕様は、シリーズ全体で 2003年、2004年とヨーロッパ販売台数 No.1 になった人気車種の「小排気量・マニュアルミッション仕様」車で、「軽快に意のままに操れる」という小粋なユーロコンパクトの魅力に溢れたモデルである。また日本における欧州小型車を嗜好するファンから「小排気量・マニュアル仕様」車の導入要望も多くあり、その声に応えての導入だったと聞いている。

今回のモデル追加でメガーヌシリーズは更に幅広くなった。3 ドアスポーツモデルのスポール、1.6 / 2.0 ハッチバック、ツーリングワゴン、グラスルーフカブリオレ、と幅広いラインアップは選ぶ側からしたら非常に魅力的で、ボディ形状は違えどどのモデルをどこから見ても明らかにルノーとわかるデザインコンセプトの一貫性はさすがである。


メガーヌ1.6_interior_M.JPG
運転席まわりは、「タッチデザイン」コンセプトとよばれる人間工学に基づいたもので、操作系を手にフィットする素材・形状とし、直感的で快適な使い心地を実現している。



職人技を見た

ではまず外見と内装を見てみよう。見た目の印象は一目でわかる洒落たフランス車、これは私のイメージ通りでなぜか安心する。しかし数字を見てみるとこれが良く考えられている。全長 4,215mm に対して 2,625mm のロングホイールベースは割合にすると全長の 62.3% がホイールベースである。同じ割合は昨年モデルチェンジして大柄になった VW ゴルフで 61.2%、またアルファ 147 が 60.2% であることを考えるといかに長いかがわかる。これによって路面への接地性が向上しているだけでなく、ドライバーが車体の中央にレイアウトできるため高い操縦安定性が確保でき、まさに操る楽しさを満喫できる構造となっている。洒落たデザインは見た目だけではなく質もしっかり上げているのだと納得させられた。

運転席に乗り込んでみると、バイクのメーターをモチーフにした 250km/h まで刻まれたスピード&タコメーターや飛行機のトリガーをイメージしたサイドブレーキがマニュアルシフト相まって動かしてみたくなる衝動を一層引き立てる。この演出の上手さは初めて受ける感覚で、ドイツ車が持つ精巧性、アメリカ車の持つ合理性、イタリア車の遊び心、とは違った独特の印象を受けた。

また収納スペースの多さには驚く。運転席、助手席のフロアマット下に設けられたアンダーフロアボックスを始めとする、“隠し金庫“のような収納スペースが数多く設けられている。更に収納量がまたすごく、センターアームレストの下には 6 リットル分のスペースがあり、グローブボックスには 1.5 リットルのペットボトルが入ってしまう。

洒落た見た目と走る楽しさを両立させた外観デザインの仕上げ、運転したくなる衝動を起こさせると同時に使い勝手もしっかり考えているインテリアのつくり、そして見る側に一目でルノーブランドと意識させるクルマつくりは職人技を見た気がする。だいぶ私のメガーヌに対するイメージもネガティブからニュートラルになってきた気がする。あとは肝心の走りである。

メガーヌ1.6_enjine_M.JPG
エンジンは、シリンダーブロックと広いあわせ面を持つシリンダーブロックの採用や回転部分の最適化により一層のノイズ対策がされている。

メガーヌ1.6_drive_M.JPG

小粋なレジスタンス

最初は違和感のあるカードキーを挿入、クラッチを踏んでスタートボタンを押しエンジン始動。1.6 リッター 16 バルブ( K4M )エンジンは新たに採用された可変吸気バルブタイミング機構とエンジンマネジメントコンピューター、そして電動スロットルバルブにより、83kw(113bhp)/ 6,000rpm の最高出力と 152Nm(15.5m.kg)/4,200rpm の最大トルクを発生させ、常用回転域でトルク・馬力とも増加し、最大トルクの 90% を 2,000 から 5,750rpm で発生させるため街中でも運転し易いセッティングとなっている。吹け上がりも 1.6 リッターらしく非常に軽快で気持ちがいい。

早速街中を流してみることにしよう。クラッチをつないでみてまず感じるのは、軽過ぎず重過ぎずの丁度いい踏み心地ということである。そもそもヨーロッパのマーケットは日本と正反対で、走っている車の 70% がマニュアル仕様車なので、クラッチの踏み加減一つとってもかなり研究されている。

アクセルを踏み込んでみるとさすがに 1.6 リッターなのでトルク感は無いものの、3,000rpm を超えたあたりからの本格的な加速感は一瞬 F1パイロット?気分を味わえる。メガーヌシリーズには以前から 1.6 リッターにも 4 速オートマッチック仕様がラインナップされているが、このクラスだとマニュアル仕様で自在にギアを選択できる方が乗りやすく、キビキビ走れていいかもしれない。次に多少強めにブレーキを踏んでみると、先ほど説明したロングホイールベースによる車体中央のドライバーズポジションが効果を発揮し、多少悪い路面状況にもかかわらず安定感ある制動力を見せてくれた。

ステアリングを戻す際に働くアクティブリターン機構付き可変アシスト電動パワーステアリングの評価は意見がわかれるが私は扱いやすさを感じた。路面の状況が正確に伝わらないという意見もあるが街中で乗る限りは非常に秀逸である。また足はまさにしなやか。ドイツ車みたいな道路のつなぎ目を几帳面に拾う真面目さとも違う安定感というかねばりがある。おそらくヨーロッパの石畳を走っても快適な乗り心地を確保してくれそうな足回りである。

◇ ◆ ◇

結論をまとめると、今回のメガーヌに乗って私のフランス車に対する思いは大きく変わった、というか新たな認識が生まれた。そしてオートマチック仕様車に乗って悪くなったメガーヌに対するイメージをことごとく払拭された。ドイツ車ともイタリア車とも異なるねばりのある足回り、そして見た目だけを意識したものではなく安全と使い勝手を真剣に且つ小粋に考えたデザイン、インテリアはフランス車ルノー独特のものだろう。オートマチック車全盛、オートマ限定免許アリの日本市場において是非がんばってほしい一台だ。まさに退屈な毎日にレジスタンスしたい人のためのグッズとしてこのマニュアル仕様の小粋なユーロコンパクトはピッタリである。




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