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tab_star2005/04/26tab_endFord Fiesta ST
導入間近 !? 「フィエスタ ST」のヒミツを探る
発売間近のフィエスタ ST。
今回はフォード・ジャパン・リミテッド プロダクトマーケティング部 マネージャー 木下 洋さんにフィエスタ ST のヒミツを伺った。

文 =斉藤 敦(VividCar.com)
写真=阿部昌也

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sakanouesicon_homeサカノウエ アガル
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イタリア車が大好きなワタクシ。がしかし、最近、欲しいと思うイタリア車は1,000万円級のものばかり。うーむ、どうしたものか。しかし、ランチアの日本再上陸のニュースなど、ここ最近は再び息を吹き返してきたイタリア車には要注目ですぞ。
フィエスタ_ST_インタ_001.jpg
■フォード フィエスタ ST
車両重量= 1,130 kg エンジン= 1,998 cc 直列 4 気筒 DOHC
最高出力= 150 ps / 6,000 rpm 最大トルク= 19.4 kg・m / 4,500 rpm
価格=未発表
待ちに待ったチーム RS が作ったホットハッチ

『「日本導入発表」モンデオとフィエスタの ST シリーズ』の記事(まだお読みでない方は右のリンクからどうぞ。)でフィエスタ ST の日本導入が決まったことをお伝えしたが、それから待つこと 4 ヶ月、すでに数台のテストカーが用意され、発売までのカウントダウンが始まった。

そこで今回は、フィエスタ ST のヒミツを、フォード・ジャパン・リミテッドのプロダクトマーケティング部 マネージャーである木下 洋さんから聞き出したのでお届けしたい。

私と木下さんとの出会いは、今から 2 年前のフォーカス ST170 が発売されたとき。ホットハッチ好きな私としては、もちろんフォーカス ST170 にも心が踊ったのだが、価格は 300 万円。相対的な価格としてお買い得であったのは十分に承知の上、絶対的な価格として、薄給の私にはちょっと手が出なかった。そんなとき、本国においてフィエスタ ST なるもののラインナップが予定されているというウワサが。木下さんにはそのときから、フィエスタ ST が発売されたら、できるだけ早いタイミングで日本に導入して ! とお願いしていたのだ。それも、フォーカス ST170 より 50 万円くらい安い価格で、と。

それからというもの試乗会などでお会いするたびに、フィエスタ ST はいつ発売 ?、いつ導入 ? としつこいくらいに聞いてきた。そもそも、なぜ私がフィエスタ ST にそこまで執着するかというと、それには理由がある。日本でフィエスタといえば、このモデルが初代と思う方も多いかもしれないが、ヨーロッパでは歴史があるクルマ。実はクルマ関連の洋書が沢山あるクルマ好きの家庭で育った私は、昔からフィエスタの存在をよく知っており、その中にスポーツモデルが存在していることも知っていた。特に印象に残っているのが、フィエスタ RS1800 で、ヨーロッパのクルマ雑誌でも絶賛されていたのだ。その血筋を受け継ぐであろうフィエスタ ST に期待するなというほうが無理な話というもの。なぜなら、フォードが作るこのクラスのホットハッチは歴代評価の高いモデルであり、そのノウハウはこの ST でも確実に受け継がれていると思うからだ。

前おきが長くなったが、そろそろ木下さんへのインタビューへと移ろう。



フィエスタ_ST_インタ_002.jpg
フォード・ジャパン・リミテッド
プロダクトマーケティング部 マネージャー
木下 洋さん

オレは分かっているんだぜ

モンデオ ST220、フォーカス ST170 に加えフィエスタ ST の登場で、ST シリーズのラインアップが完成した。そこで、まずは ST シリーズとはどんなクルマ達なのか、ということを聞いてみた。

木下さん:「最近のクルマはマニュアルのスポーツモデルがほとんどないですよね。もちろん、スーパースポーツや一部の高額なハイパフォーマンスモデルは別ですが。マニュアルトランスミッションでちゃんと走り(スポーツでき)、日常性も高い、ST シリーズはそんなクルマ達です。

このことは、フォーカス ST170 を実際にご購入していただいたお客さまの層に例えると分かりやすいと思います。通常、この手のスポーツモデルは、20 代〜 30 代の独身男性のユーザーが多いのがマーケットの通例ともいえるのですが、フォーカス ST170 はといえば、幅広いユーザーに受けいれられています。もちろん、20 代の独身男性も多いのですが、それと同じく 30 代〜 40 代でご結婚されている方も多いのです。それは、スポーツモデルでは、とかく切り捨てがちな日常性を犠牲にしていないからだと考えられます。

昔、腕に覚えのある方で、クルマをよく知っている人、そして日常性は犠牲にしたくないけど、その日常でスポーツマインドを感じたい人、そんな方が実際にご購入されています。


もうひとつ付け加えれば、技術職や専門職に就いている方が多い。それは、クルマ作りの技術的なバックボーンがしっかりしているからこそ、彼らの知識欲を満たし、かつ所有欲を満たすものだと考えています。密かにオレは分かっているんだぜ、と。」

と木下さん。
そういえば、先頃発売されたモンデオ ST220 の販売は好調で、残り数台を残してほぼ完売だという。ここ日本でも、クルマの本質を理解でき、選ぶことができるユーザーが確実に増えていることが、正直嬉しいというのが私の感想。それでは続いて、フィエスタ ST とはどんなクルマなのか聞いてみよう。

フィエスタ_ST_インタ_003.jpg
撮影に使用したクルマには派手なカラーリングが....WRC の匂いがプンプンします。デモカーか市販車か今のところ分かりません....

走って楽しいクルマ

木下さん:「今まで ST シリーズには、サブネームである ST の後にエンジンの最高出力がネーミングされていました。例えば、モンデオなら ST220 のような具合に。しかし、フィエスタでは ST だけのネーミングになります。実はこれにはちゃんとした理由があって、今まで ST シリーズの開発に携わってきたエンジニア達にコンペディション・マシンを開発してきたエンジニア達が加わった、チーム RS が作りだす初めてのクルマだからです。そして、フィエスタ ST が今後、チーム RS が手がける ST ブランドの方向性を示しているといえます。今後開発される ST シリーズは車種名の後に ST とネーミングされ、フィエスタ ST と同様の ST バッチが付くはずです。

そして、フィエスタ ST のポジショニングですが、コンパクトホットハッチの肝でもある、走りの高揚感、操る楽しさに磨きをかけ、走って楽しいクルマに仕上がっていると自負しています。もちろん、ST シリーズのテーマでもある日常性との両立も兼ね備えています。フォーカス ST170 より若干ホットハッチとしての機敏さを重視していると言ってもよいのかもしれません。

また、イギリスのカントリー・ロードやニュルブルックリンク・サーキットで 2 年間の長期にわたりテスト走行をしながら開発してきたことも、このクルマが持つ高い運動性能の裏付けになるかもしれませんね。

VividCar さんでも記事に書かれていましたが、フィエスタというクルマは、このクラスではトップクラスの居住性と積載性をもっています。ですので、コンパクトで軽量なホットハッチが欲しいけれど、大人 4 人がしっかり乗れるのか、一泊旅行に行く程度の荷物は載るのか、という疑問を感じる方もいらっしゃるかも知れませんが、それは心配に及びませんというのが、私の答えです。もちろん、乗り心地にも同じことがいえます。」

スポーツ性と日常性の融合。
ボディサイズがコンパクトになればなるほど、この 2 つの条件を満たすクルマ作りは難しくなるのは必然だが、チーム RS はそれを見事になし得ているようだ。近々試乗する機会があるだろうから、それを十二分に確かめてみたいと思わせる木下さんのコメントであった。

フィエスタ_ST_インタ_004.jpg
今後の ST シリーズのアイデンティティとなるであろう、ST バッチがきりりと輝く。

ST シリーズとフィエスタの今後

最後にST シリーズとフィエスタの今後について聞いてみた。

木下さん:「ST シリーズに関していえば、新型フォーカスの ST がジュネーブショーで発表されています。いまだヨーロッパでも未発売のモデルなのでなんともいえませんが、日本に導入したいと思っています。

また、フィエスタについてですが、スポーツ性は大切だけど、ST までの高性能バージョンは必要無いという方のために、新しい限定車を考えていますので、こちらも楽しみにしていてください。」

とのお答え。
そろそろ、インタビューを終わりにしようか、と思っていたら、木下さんが最後にこう締めくくった。

木下さん:「詳細は今の段階ではお話できませんが、スペシャルモデル的なものも用意する予定です。ご期待ください。」

スペシャルモデルも存在するということで、期待が高まるフィエスタ ST。詳細な情報の発表はもう少しで皆さんにお届けできると思う。それまで、首を長ーくしてまっていようではありませんか。

◆ ◇ ◆

VividCar.com では、現在実施中の大好評企画『ユーロコンパクト バイヤーズガイド』のフォード編を始めようと考えています。取り上げる車種は検討中ですが、もちろんフィエスタ ST も候補の一つに。5 月の下旬には始められると思いますので、皆さん、こちらも乞うご期待 !!

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