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tab_star2005/05/19tab_end便利で使えるミニバン&ワゴン
クワトロと過ごした休日
Audi S4 Avant
A4 のリニューアルとときを同じくして新しくなった S4。4.2 リッター V8 エンジンにクワトロというモンスターマシンの魅力を考えたい。

文 写真:浜川洋三(Vividcar.com)
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浜川洋三icon_home浜川洋三
[(株)インスピレーション取締役]
クルマを買うこと、売ること、乗ること、を楽しくするためのWebサービスを生業にしています。面白いアイデアはいつでもウェルカムです。よろしくお願いしまーす!
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アウディそしてS4

まずはアウディというブランドのおさらいからはじめよう。アウディはクワトロ( 4WD )をはじめとする独創的な技術力をルマン 24 時間耐久レースにおいて発揮し( 2000 − 2003 年と 4 連覇)、そのスポーティ性をプレミアムセダンクラスにおけるアイデンティティにしている。しかしメルセデス、BMW という同じドイツ勢が 7 割を占める日本の高級プレミアムセダン市場においては地味な存在でもあった。

ところが近年、この真面目な技術力と先進性で勝負してきたブランドが花開き、5 年連続で販売台数を伸ばしており、S4 のベースとなるA4、及びコンパクトな A3 が台数アップの牽引車となっている。特に A4 / S4 のシリーズで販売台数の約半分を占めている主力モデル。また A4 / S4 の特色としてはセダンよりアバントが売れていることである。確かに街中ではアバントをよく目にするし、実際にかっこいいカタチをしている。これは開発においてセダンの派生的に追加されたのではない気がするのは私だけではないはずだ。

今回、試乗する S4 も私の好みもあってアバントである。ちなみにこの車のプライスタグは 826 万円。中身を一つ一つ考えて積み上げていくとこの位の金額になるのは仕方ないのかもしれないが、この価格になると選択肢が他にいくらでもあるということに。そこで、「季節を問わず日常的に使えるスポーツカー」という扱いやすさを前面に出したコンセプトを持つこのモンスターを買う理由は何か ? というテーマについて今回は考えてみたい。

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整然とスイッチ類が配置されているコクピット。なんの脚色もないが、十分に魅力的。





派手な外観、真面目なインテリア

手にした S4 アバントはスプリントブルーパールエフェクトという今回のモデルチェンジで新たに加わった新色であるが、写真を見ての通りド派手な色である。しかしこれがアバントにはよく似合って見えるから不思議。これは他のブランドや国産車には無い色であり、アウディのアバントだから似合う色なのではないだろうか。

さて、色の次に目が行くのが A6、A3 の流れを汲むアウディの新しい顔であるシングルフレームグリル。このボディ色と同様の派手な顔つきはベースモデルの A4 より S4 みたいなハイパフォーマンスモデルに似合っている、と個人的には思えた。A4 に比べて S4 は全高が 20 mm 低く、地べたにくっついて見えるせいもあるのだろう。この他に外観デザインで今回変更になった主な部分は、ヘッドライトの形状とリアエンドのデザインであるが、派手な顔の割りにリアのデザインは非常にすっきりした印象である。S4 のエンブレムは光輝いているものの個人的はもう少しひねりがあってもよかった気がする。

次にインテリアであるが、まず目を引くのがレカロ社製のスポーツシート。見た目でいうと小柄な日本人には少々デカいつくりにも見えたが、座ってみるとさすがにレカロ社が人間工学に基づいて開発したシート。適度な包まれ感もあり、ホールド性は抜群である。これならきっちり締め上げられた S4 で走行する際、気になるであろうゴツゴツ感も吸収してくれそうだ。

インテリア全体を通していえるのは真面目で精巧な仕上がりということである。中途半端にウッドを使った華美な装飾や、外観のような派手さもなく、技術力を売りにしてきたアウディのパフォーマンスモデルならではの仕上がりである。

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チェーン駆動の 4.2 リッター V8 エンジンは従来に比べコンパクトに設計されており全長はわずか 464 mm である。





やる時はやります

実際に走ってみての第一印象は扱いやすいということである。S4 専用に新開発された 4.2 リッター V8 エンジンは最高出力 253 kW( 344 ps )、最大トルク 410 Nm( 41.8 kgm )を発揮し、このパワーが 6 速ティプトロニック AT とフルタイム 4WD クワトロによって 4 輪に効率良く配分され、0〜100 km/h をわずか 5.9 秒(セダンは 5.8 秒)で加速するという。

このスペックを聞くと非常にセンシティブなアクセルワークが要求されるように思えるが、実際に乗ってみると乗り手に優しいのである。もちろんアクセルをドンと踏み込めば背中を押されるジェット機のような加速を存分に味わえるが、普通に踏めば重厚なトルクのせいもあってか静かに滑り出し、気が付くと普通に街中を流れている感じだ。

また意外に取り回しが楽なのには驚く。これはボディサイズ、特に全幅がこのクラスにしては珍しく 1,800 mm を切っている( 1,780 mm )のと、サーボトロニックという速度感応式のパワーステアリングのせいであろう。更に走っていて感じるのはブレーキの良さである。フロント、リアともに大径ベンチレーテッドディスクが付き、ブレーキ時のアシスト量を自動制御するデュアルレートサーボが装備されているため、少々乱暴にブレーキを踏んでも車体が大きく前に沈み込むこともなく、ハンドリングに影響することもない。

乗り心地に関して言えば概して快適である。さすがに首都高速のようなつなぎ目の多いところでは硬さを感じるが一般の高速道を長く乗ると非常にしなやかで更に安定さを感じられるので疲れは最小限ですむ。

そして今回この車が最も本性をあらわにしたのがワインディングである。箱根の山道で登坂車線の車を外から強引に抜く場面ではやはり絶対的なパワーの余裕と 4WD クワトロの安定感を感じた。強い競走馬に乗って 4 コーナーを回って来る騎手(今年の皐月賞での武豊あたり)が感じる余裕とはこれなのかなと思える。

◇ ◆ ◇

S4 の S は Sportiness(スポーツ性)と Superiority(頂点)を表しているという。今回乗って感じたのはまさに万人が味わえるスポーツ性− Sportiness である。際立ったテクニックが無くても頂点− Superiority のスポーツ性が体験できる精巧なマシンなのである。

さて最初に考えようとしたこのクルマを買う理由についてであるが、しばらくの間 S4 と過ごした後にいくつか思いついた。最もフィットするのは、最近よく見るプレミアム SUV に飽きたひとが、セダンタイプに回帰する際に選ぶことである。SUV に浮気してみたものの走りの安定性ではやはりセダンだ、しかし SUV で知ってしまった 4WD の味は捨てがたい、どうしようと思ったときに候補に浮上するのではないだろうか ?




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