 |  |  | | | 「スポーツ・セダン」 BMW325i | | 世界基準の安定感 |  | | さて、クルマを語る上でやっぱり基準になるのはセダン!?かと勝手に思っている私だが、実のところ最近のセダンには乗っていないのが現状で、私の中のクルマに対する基準はすこしぼやけていた。そんな基準を見直すために、7 年の開発期間を得て BMW の最近のモデルチェンジラッシュの最後の飾る 3 シリーズの 325i にクルマの基準を求めてみた。 |  | 文・写真:柴田康年(VividCar.com)
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|  |  |  |  |  |  | 柴田康年 [VividCar元編集員] |  |  |  | | 最近、アナログ事が好きになってきました。 |  |
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 |  |  |  |  | 存在感溢れ、個性的でかつBMWと一目で分かるエクステリアデザイン。
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|  |  |  | クルマの基本を見直したi
実は、最近 VividCar では、SUV 系の試乗担当になっているため、セダンなどに乗る機会があまり無かった。所有しているマイカーも SUV でオマケに性格が大らかなアメ車ときている。私の生活スタイルや仕事にはセダンとは少し無縁なのが現状だ。最近は、DISCOVERY 3、Touareg W12 スポーツなどの最新 SUV や、NEW ALFA147、MINI COOPER S AT のハッチバックが私の試乗の履歴だ。そんなワケで、クルマの基準を見直すためにも、今回あえて BMW325i を試乗してみた。
今回は、3 日間借りて、いつもの生活で使うように試乗してみた。特別に箱根などの峠に出かけたりすることなく、通勤に使い、子供を保育園へ送ったり、少し高速に乗りドライブついでに、有名なラーメンを食べに行き、日帰り温泉で日頃の疲れを癒す休日を過ごすなどして日常の足として、試乗してみた。 少々前置きが長くなりましたが、そんな試乗が実は一番クルマのことを分かったりもするんじゃないかと思って・・・。
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 |  | デザインと走りの融合
さて、VividCar では、最近の BMW シリーズは実はかなり語り尽くされている(左側のリンクを参照)1シリーズに始まり、3、5、6、7、と実にフルラインナップの試乗記が実はそろっている。改めてこの 325i を試乗後読み返してみると、試乗したみんなの意見にはかなり賛同できることがあった。それは、デザインと走りについての評価だ。
Z4 の斬新なデザインから始まった、BMW のモデルチェンジラッシュだが、最後を飾った3シリーズ。7 シリーズがデビューしたときは、少し違和感を感じ、ちょっとやりすぎ感もあった、そして 5、6、とデビューし少し見慣れたエッジの効いたスポーティーなデザイン、そして 1 シリーズは、Z4 を思わせる思い切ったデザイン。 で、最後に 3 シリーズの登場。最後だから時間もかけてかなり煮詰めた結果か!?は分かりかねるが、個人的には、この 3 シリーズが一番しっくりとくる。
ボリューム感をだすために膨らみつつ、フロントからリアへ伸びるボディーラインは、シャープさも兼ね備えている。膨らんでいるようで少しダイエットしているかのように見えるウエストライン(ドアパネルの形)は、造形美といっても言い過ぎではないと感じる絶妙なバランスをもっている。思わず 1/1 クレイモデルがそのまま実車になったのかとも思われる。
そんな造形美と賞賛できるエクステリアデザインのイメージを上手くインテリアにも取り入れている点は、正に BMW のデザインへのこだわりを感じる。「スポーツ」というイメージを演出するためにインテリア素材にこだわる手法は良くあるが、ダッシュパネルなどの造形をうまく融合させている例は少ない。何も飾らない自然で基本に忠実なデザインでありながら、新鮮みとデザイン性を感じることが出来る。
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 |  | 内と外の融合
前述した、インテリアデザインの優れた造形が、ダッシュボードのデザイン。メーターフードから助手席まで伸びるシャープな曲線は実に美しい。インテリアの造形で美しいと感じたのはこのクルマが始めてかもしれない。 エクステリアデザインと見事にシンクロして、インテリアデザインの一番の特徴であり見せ場となっている。その他パネルやスイッチ類は特に飾ることもなくあえてスタンダードに仕上げている点が、余計にダッシュボードを際だたせている。
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 |  | 安定感に勝る安心感は無い
さて、デザインの話が先行してしまったが、では走りのほうはと言うと、実に安定感がある。高速でバックミラーを少し気にしながら飛ばしてみたが、325i から搭載されるストレート 6 は、独特の BMW サウンドを奏でながら気持ちよく加速していく、この独特のサウンドは個人的には、ハーモニカやあまり耳にしたことはないがパイプオルガンのような響きを感じる。デザインも美しければ、加速も実に美しい。 高速域で、ちょっと乱暴なレーンチェンジをしても乱暴と思っているのは、ハンドルを握っているドライバー本人だけで、クルマはとにかく安定している、タイヤの横剛性だけを感じるぐらい足回りなどのふらつきは、一切ないと言っても良い。
だた、気になる点が一つ。それは街中でのストップ&ゴーが繰り返される時の変速だ。電子油圧制御式 6 速 AT を搭載しているが、1 速から 2 速に入る、速度で言うと 40 km/h ぐらいまでがちょっとショックがある。もちろんアクセルの踏み方にも影響するが、そのほかが良くできているから余計にそこが気になった。しかし、40 km/h からは非常にスムーズで MT モード(ステップトロニック)は加減速ともに実に楽しい。 走る喜び BMW と言うが、その文句にウソはない。それだけのことをブランドのメッセージとして伝えるだけのことはある。
さて、クルマの基準を見直す為に試乗した BMW325i だが、改めてセダンというクルマの基本形を見直す良い機会となった。しかし良くも悪くも、最新のクルマだけあって私のクルマに対する基準がめちゃくちゃ上がってしまったのはどうかと思うが・・・。
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|  |  |  |  | |  |  |  |  | 「真面目な挑戦車」BMW 525i BMW の中核を担う 5 シリーズ。ベーシックグレードの 525i に試乗して改めてその良さを再認識、さらに意外な発見があったのだった。
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