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tab_star2005/07/26tab_endカッコイイクーペにグラリ
オールマイティーに楽しめる「ポルシェ 911 カレラ」
新しくなったポルシェ 911 カレラに、VividCar 初登場となる現役レーサー 滑川 健が試乗。

さて、その印象はいかに......
 文=滑川 健
写真=斉藤 敦(VividCar.com)

tab_face
name_s.jpgicon_home滑川 健
[レーシングドライバー]
顔は濃いけど、知識は薄い!??
ただインスピレーションと直感は群を抜いていると自負しています。理論よりも体感派です。末永くよろしくお願いします。
ポルシェ_カレラ_001.jpg
■Porsche 911 Carrera ティプトロニック S
車両重量= 1,480 kg エンジン= 3,595 cc 水平対向 6 気筒(4バルブ)
最高出力= 325 ps / 6,800 rpm 最大トルク= 37.8 kg・m / 4,250 rpm
トランスミッション=5速ティプトロニック S 価格=11,090,000 円 [消費税込み]
最高のクルマに出会えた

Vividcar での初めての仕事で、最高のクルマに出会えた。

それは、ポルシェ 911 カレラ。997 と呼ばれる最新型の 911 だ。

スポーツカーのイメージからか、その速さ、高速走行での走りばかりが注目されているが、この新しくなった 997 は高速での走りだけじゃない。日常生活におけるクルマとしての役割を十分に兼ね備えているのだ。

確かに RR 独特の後軸からの押し出しはビックリするほどのものがある。しかし、今までの 911 ようにリアの押し出しが強すぎて深く荷重がかかることから、フロントのステアリングフィールが軽くなって不安定になるようなことが 997 にはない。

もちろんアクセルを強く踏み込んだときにリア荷重が掛かりフロントが浮く感じは今までのモデルと同様にある。しかし、速度があがるにしたがって、ダウンフォースが発生して地面に吸い付きグリップしていく。これは 997 がかなり空力に力を注いだ結果の現われであろう。結果、今回のボクがそうだったように安心してアクセルを踏み込んでいけるから、気がついたらビックリするような速度が出てしまう。ついつい、速度があがってしまうが、しっかり法定速度は守りたい(もちろんボクも含めて ! )


ポルシェ_カレラ_005.jpg
997 の走りとは

続いて、ボタン 1 つでスポーツサスモードに変更ができる足回りについて(注:PASM カレラではオプション装備)。これは走りながらでも変化させられる。走りながら変更した方が瞬時に減衰力が変わり、ダンパーが絞られて足が堅くなる変化がよくわかる。特に高速走行での使用をオススメしたい。ボクの結論としては、高速道路は路面がきれいだが、一般道は色んなシュチエーションがある。日常生活を考えたときにはスポーツサスモードは使わなくてもいいかなと。このスポーツサスモードは、継ぎ接ぎだらけの一般道ではちょっと乗り心地に難があるのだ。もちろん、サーキット走行するときには大いに役に立ちそうだ。

また、日常生活での使用で嬉しい装備といえば、AT(ティプトロニック S )の進化だろう。

2 速発進からゆっくりとアクセルを踏み込むと、まるで教習所で習うように 30 キロで 3 速に 40 キロで 4 速にとシフトショックが少なくアップしていく。そこで急な車線変更をしようとアクセルを踏み込んだら、自分が思った通りにクルマがついてきた。

ボクは、いくら高排気量・高馬力だからっても NA エンジンだし、高いギアに入っているから考えているよりも加速しないんだろうと思っていた。しかしそれは違ったのだ。踏み始めは一瞬「アレッ」と思う瞬間はあった。しかしそれは、ほんの一瞬のタイムラグで、その後にエンジン回転はあまり上がっていないのにも関わらず「グググッ」とリアからのトルクの押し出しを感じて、クルマが前に進んでいった。

それは急激な加速ではなく、必要に応じた十分な加速感。

もし、それ以上を望んでアクセルを思いっきり踏み込んでも十二分に対応してくれる。前方にアクシデント(危険物や事故など)があって、アクセルを急に離し、ブレーキングをするような場合にも、アクセルの踏んでいる量で AT のシフトアップタイミングを変えているため、シフトアップせずに高い回転からエンジンブレーキを利かせてくれる。これが実はアクシデント時の安全性を高めてくれている。

まるでクルマ自身に目があって、その場の状況をクルマも判断して対応しているようにボクは感じた。

また、必要に応じてステアリングに備え付けられているティプトロニックを自分の好みに選んだら、より一層楽しさが増すだろう。



ポルシェ_カレラ_003.jpg

ポルシェ_カレラ_004.jpg

やはりカッコは大事

続いてインテリアについて。
まずはシートについてみてみたい。これがまたホールド感たっぷりで疲れ知らず。色んなポジションを味わえることも高得点。

ボクはさながら、座面が中途半端に高い最近のスポーツ系のクルマにイライラしていた。たしかに座面が高ければ、視界は広くなるし、安全性は増す。でも、走ることや格好を考えたときに絶対に低いほうがカッコいい ! だから調整幅を大きくしとけばいいんじゃないの、って常々思っていた。やっぱり、スポーツ系のクルマ、いわゆるスポーツカーなんだしね。

しかし、ポルシェ 997 はボクの要望に十分に答えてくれていた。
ポジションアレンジがとっても幅広い。ボクの大好きな、視線がダッシュボードの際まで下がるし、それはまるでレーシングカーに乗っているかのようなポジションで、高速道路などではレースの臨場感が沸いでしまう.........外から見たときに顔しか出ていないからカッコいいでしょ!?

ボクは座高が高い(=足が短い)のでどうしても足でシートをあわせると座席を前に持っていくしかない。そうするとカッコ悪く、前に座って頭が高い位置にある。でも、座面が下がるって事はそれだけ腰とペダルの位置が近くなるわけだから、短い足のボクでも後ろ目に座れてカッコいい。やはりカッコは大事だ.....

もちろん、カッコだけではなく、しっかりとドライバーを包み込んでくれる。ホールド性もバッチリで、ちょっとやそっとじゃ体が動かないから安全。かといってモケットシートのようなガチガチではないからご安心を。シートも黒革でステキなのだ。

ポルシェ_カレラ_002.jpg
最後にまとめ

まとめて言ってしまえば、高速道路も一般道もオールマイティーに楽しめるポルシェがこの新型 997 。憧れのポルシェが 911 本来の味をなくさずにボクたちに近づいてきてくれた。

こんな使い勝手のよいポルシェを逃してどうする.........
オカネのあるヒトはもちろん、ない方も今から貯めて買う価値あります、今度の 997 は。

では、また今度 !




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