file1219
vivid_mark_s
VividStyle_バナーLVividStyle_ヘッダグラフィック
bu_homebu_weeklybu_indexbu_back
Page 1/1 |
vividsearch2
search_car2
search_article2
tab_star2005/11/16tab_end飛行機モデル
WING CLUB デスクトップモデル『雷電』を手にして
大戦機への想い
今回こちらの記事を書いていただいたのは、VividStyle でウィング・クラブのデスクトップモデル<局地戦闘機『雷電』>をご購入いただいた由井さんです。

ご購入いただくにあたってのメールのやりとりから、この方は飛行機に関してとても造詣の深い方に違いない ! と思い「よかったら VividCar.com で記事を書いていただけませんか ? 」とお願いしてみたところ、快くご承諾いただけました。

写真だけでは伝えきれない『雷電』のすばらしさを見事に表現していただいた由井さんの記事を是非ご覧下さい !
文:由井 伸彦
写真:ウイング・クラブ

tab_face
1202_sicon_home柴田康年
[VividCar元編集員]
最近、アナログ事が好きになってきました。
セクション1+.jpg
青山ウイングクラブショーウインドー

デスクトップモデルとの出会い

デスクトップモデルとの出会いは数十年前に遡るので、いつどこであったか記憶が定かではない。博物館や空港内で展示されているのを見て、目を見張ったのは子供心の憧れであったが、とても手に入れる事の出来る対象ではなかった。それから随分と時間が経過してから、たぶん 20 年前くらいの事と思うが、海外出張の際に立ち寄った米国内の空港でデスクトップモデルの現物展示と一緒に通信販売用のパンフレットがおいてあるのを見つけて、当時としては珍しい通販による個人輸入を経験したものであった。その時に購入したのは今から思えば完成度の決して高くない旅客機であったが、プラモデルとは違った存在感に新たな興味をたきつけられたのは事実であった。

子供の頃にはいろんな第二次大戦機をプラモデルで作った経験を持つ年齢( 47 歳)なので、どうしても潜在的にはレシプロ機の方が好きである。若い頃には大戦中のドイツ空軍機が好きで、垂直尾翼にスコアマークを入れたエースパイロット愛機の資料(洋書)を買い集めてはプラモデルを作ったりした日々もあったが、この歳になると、どういう訳か旧日本軍機に対する憧れの方が強くなってきている。ただ、余計なモノを購入しても、結局は邪魔になったりするのではないかと大人らしい心配も出来る年齢に達しているので、子供の頃の憧れをそれ以上膨らませる事もなく、仕事の忙しさとともに時間だけが過ぎていったのが実際のところであった。でも、ボックスアートの画集や大戦機に関する洋書などをたまに見つけて購入しては、想像の世界に遊ぶ事もあったりしていた。

雷電アップ.jpg
今回購入した局地戦闘機『雷電』(1/32)¥39,000 のコクピット部分

『雷電』との出会い

ところが最近になって、仕事の合間にネット検索しているうちに、いつか雑誌で紹介されていたウィング・クラブのデスクトップモデル販売を知り、思わずどんな飛行機を製作しているのか興味を抱いた。ウィング・クラブが昨今の玩具菓子業界を賑わしている有名なメーカーであるという認識はあったので、どれほどのモノを作ってくれるのか更に期待が膨らんだ。

VividStyle のホームページに紹介してある飛行機の中では、やはり「雷電」が気になった存在であった。ゼロ戦のようなバランスのとれた優等生ではなく、性能要求と現状との妥協点を模索した上で紆余曲折を経て誕生した経緯をもつ特異なフォルムには、愛着さえ憶える。ホームページを見ると受注生産であったが、問い合わせたらちょうど在庫が1機あるとの事で、早速注文してしまった。

数日後に届いた厳重な梱包を開けて手にした時の感動は、その時その場にいないと表現できないものがある。これは凄い!プラモデルほどの精密さこそないが、木を使ったハンドメイドで、ここまで出来るんだと感動した。その迫力や重厚感や塗装の仕上がりは、プラモデルでは決して経験できない境地である。木の温もりを秘めた重量感も、手応え十分である。その上、コックピット内部の出来上がりは、プラモデル以上の精巧さである。眺めていると、B-29 高々度来襲の報に今にも砂塵をあげて舞い上がっていきそうな雰囲気が伝わってきて、雷電のもつ頼もしさが滲み出ている気がする。旧海軍整備科士官だった父親から子供の頃に聞かされた、厚木飛行場で「雷電」を整備した時の話や B-29 迎撃時に上昇していく「雷電」の話なども少し思い出したりもして、妙な懐かしさも憶えた。

彩雲1/32.jpg
雷電とは対照的にスマートな『彩雲』(1/32)¥43,000
流星改1/32.jpg
逆ガル翼が特徴的な『流星』改(1/32)¥48,000

これから出会うかもしれない飛行機達

こんなモノを手にしてしまったら、ハマってしまうぞ ! 心の中で警鐘が鳴るが、もう遅い。問い合わせてみたら、自分が好きな「彩雲一一型」(旧日本海軍艦上偵察機)や「流星改」(旧日本海軍艦上攻撃機)も受注可能だとの返事をもらって、またまた狂喜してしまった。

悩んだ末に、とりあえず「彩雲」の注文をしてしまった。雷電とは対照的な、か細ささえ感じられるカウリングからキャノピーに至るまでの長いフォルムを有する「彩雲」には、米艦載戦闘機の追撃をかわす程の高速長距離偵察能に昨今流行のステーションワゴンの原型を見る想いがする。小沢司令長官のアウトレンジ戦法を実現する為に込められた熱い期待が伝わってきそうな「彩雲」デスクトップモデルの雄姿に接するのも、あと数ヵ月後である。

「彩雲」が届いたら、次は何を注文しようか ? これが、最近の私の密やかな悩みである。逆ガル翼の「流星改」もいいが、ここはよく考える必要があるだろう。デスクトップモデルに相応しい飛行機を選び出したいものである。

震電.jpg
近未来的フォルムの『震電』(1/32)¥39,000
月光 1/32.jpg
双発夜間戦闘機『月光』(1/32)¥55,000

近未来的フォルムの局地戦闘機「震電」なんかはどうだろう、遥かウルシー泊地まで渡洋爆撃にでかけた双発爆撃機「銀河」なんて注文を受けてくれないのだろうか、伊 400 搭載の特殊水上攻撃機「晴嵐」なんかもカッコいいし、斜銃装備の双発夜間戦闘機「月光」なんて無理なのかなぁ、それとも思い切って直径の大きな六翅プロペラが特徴の陸上偵察機「景雲」なんてどうかなあ、などと独り夢は尽きない。

戦争が罪悪であることは、よく分かっている。ただ、60 年も昔に同じ日本人が当時の叡智を傾けて飛行機製造に命を賭けていた事は、歴史上の事実である。そこに男としてのロマンを感じる事は、そんなに悪いことではないと思っている。余計な事を云うと、だから桜花搭載の一式陸攻などは、デスクトップモデルといえども、ちょっと躊躇われるのが本音である。

大戦中の飛行機の名前も形も分からない若者が増え続ける中で、「雷電」はいいが「桜花搭載の一式陸攻」はいけないと云うこだわりの理由も分かってもらえない時代になってしまって、個人的には少し寂しい気もしたりする。

雷電.jpg
tab_links_b
toppage.jpg
VividStyle.com
http://www.vividstyle.c...
セレクトオンラインショップ VividStyle です。今お勧めの商品はコチラです。
recommend
サマリー情報_サムネール
飛行機のデスクトップモデル
世界一のデスクトップモデルを売る、その名も青山は「ウィング・クラブ」
サマリー情報_サムネール
ウイングクラブ・ミュージアムモデル
彼が、自身で資料を集め、図面を引き、ミュージアムモデルを手がけるようになり、そして出来上がった世界に二つとない精巧なモデル達、世界トップクラスのデスクトップモデルを紹介しよう。
サムネール
ミュージアムモデルに魅せられて #1
 航空機の浪漫をミュージアムモデルとともに振り返る短期集中連載シリーズ、第一話「ジェット・ファイター」
サムネール
ミュージアムモデルに魅せられて #2
 航空機の浪漫をミュージアムモデルとともに振り返る短期集中連載シリーズ、第二話「大空の騎士」
サムネール
ミュージアムモデルに魅せられて #3
 航空機の浪漫をミュージアムモデルとともに振り返る短期集中連載シリーズ、第三話「ヒーロー」
tab_pickup_i
ライデン.jpg
雷電 (J2M)
\\39,000
大戦後期に活躍した局地戦闘機。大馬力のエンジンを搭載した為、エンジンの直径が大きくなり、ズングリとした胴体になりました。高々度を飛ぶB29爆撃機の迎撃に活躍しましたが完成時期が遅かったのが悔やまれます。この塗装は大分で活躍した青木中尉の派手で有名な稲妻のカラーリングです。

木製、エンジン部分はレジン樹脂を使用しシャープに再現しました。
大きなクリヤーなキャノピーからコクピットを覗くことが出来ます。文字も全て
塗装で表現しました。スタンド付き。

[材質]木製、レジン樹脂、キャノピー部アクリル、一部金属
[寸法]全長 29,5cm 翼長 32,5cm

Copyright (C) 2001-2007 VividCar.com. All rights reserved.
bu_homebu_weeklybu_indexbu_back
Page 1/1 |