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tab_star2006/03/07tab_endクルマの王道セダンボディ
50 歳になったらジャガーに乗りたい
憧れのジャガーサルーン
40 歳になったときに、なんとなくだが、50 歳になったらジャガーに乗りたいとふと思った。当時は、アルファ GTV を楽しんでおり、チューニングにもそれなりにはまり 5 年で 7 万キロ近くスポーツを味わった。そのクルマはいまはその筋の方に乗っていただいている。GTV のような 3 L クラスのトルクフルで加速も味わえるスポーツカーに乗ってしまうと、次はそれよりも優れたものに乗りたくなってしまう。それで、M5( E39 )にした。400 馬力を超えるスーパーサルーンは、車重 1.8 トン、ドアが 4 枚あることを忘れさせてくれるが、最近は、そんな走りも少なくなり高速クルージングで心穏やかに走る日々。
 あと 3 年で 50 歳。そう思うと、ほんとはジャガーって自分にどうなんだろうと考えるようなった。いきなりはまる怖さもあったが、まずはジャガーを真剣に考え抜くために、試乗をお願いすることになった。
文:永山辰巳
車両提供:ジャガージャパン

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永山辰巳icon_home永山辰巳
[VividCar 元編集長]
2006年、VividCarはプロフェッショナルなブロガーを目指します。創刊以来5年を迎え、ちまたのブログサイトとは一線を画するVividCarは、ネットワーク知識編纂をビジョンに確実にコンテンツを増やしながら未来のWebBookメディアを開発してきました。私たちはこれをWebフォトジャーナルシステム呼びます。生涯にわたり記録し続け知識を編纂する楽しみをごいっしょに。
ジャガーXJR
写真提供:ジャガージャパン
堂々とした風格と品格。ワイドアンドフラットなボディーディメンジョンとオーバーハングを持つクラシックなサイドビューは、長く憧れるに相応しい時代を超えた存在。

ジャガーE-Type
LA のクラシックカーショップで見つけた E-Type。これほど綺麗な E-Type には二度とお目にかかっていない。右サイドの Recomended Files のアンティーク・オート・ショップの記事をぜひご覧下さい。
XKエンジン
エンジンルームはまるで芸術品。レーシングテクノロジーが満載で、当時の有名人が挙って購入したのも頷ける。
XKエンジン
XR エンジンは、当時としては傑出して静かなエンジンだったそうだ。上述のフルレストアされた XR6 気筒エンジンはまるで楽器のようにエンジン音を奏でていた。
自分の中でのジャガー

 ジャガーといえば、E-Type。あるいは、乗ったことはないけど、マーク II。特にマーク IIは、自分の中のジャガーブランドの核となっている。つまり、優雅なサルーンでありながら、高性能なエンジンとそれを生かす車両技術(つまりレーシングカーとしての素質)を持ち、実際数々のレースで戦歴を残したからだ。全く乗ったことがないのに、これほどシンパシーを感じることが出来るクルマはそうはない。一方で、E-Type に熱を上げたのは、前身となる C-Type、D-Type、そのル・マンでの戦歴によるところが大きいが、なんといってもそのフォルムにある。ロングノーズ、ショートデッキのクーペスタイルは私の大好きなフォルム。実際、買えるかも知れない E-Type に LA で出合ったときは、完璧なレストア車に同乗させてもらい、そのエンジン音や芸術的な内装外装の美しさに心を奪われてしまった。
 
◇◆◇

 自分の中でのジャガーとは、スポーツカーであり、燦然と輝くレースの戦歴に飾られた実力と伝統、そして、他のどのブランドにもあてはまらないデザインフォルムを持つ動物的な魅力を持つブランドなのである。

◇◆◇
 
 こうした憧れ的なクルマは、誰にでも一台や二台はあるだろう。だがいざ自分で所有するとなると現実的な選択、或いは経済的な問題、そして年齢的な適合性などいろいろと悩ましいことが見えてくる。特に、スポーツタイプのジャガーではなくサルーンとしてのジャガーを考えると、なんとなく 50 歳になったらジャガーかなと思わせるのである。そして、長く悩ませるだけのジャガーのサルーンの魅力はつきない。
長い歴史をもつXJ

 ジャガーのサルーンは、往年のマークII を彷彿させる S-type の登場、よりコンパクトな X-type の成功により、XJ を頂点とするピラミッドの形成が完成した。これまでの「孤高の XJ 」という存在から、いつかは XJ という生涯の夢を叶えるマーケットが整えられたことになる。
 
 私自身もそうだが、ジャガーにはっきりと興味を持ったのは、発売間もないころ米国での休暇で S-type を一週間乗ったことがきっかけであるから、まさにこのマーケティングにはまり始めたことになる。それ以来街を走る XJ を見る目が変わってきたのである。もとより、XJ のフォルムは普遍的な要素を時代時代に応じてリファインされてきたこともあり、世代毎の XJ を見比べることができる首都圏では、その魅力をますます感じられるのである。ワイドでフラットなフォルム、地を這うような車高に大きな車輪。ドイツ車とは一線を画する、長いオーバーハングをもつ伸びやかで優雅なボディー。これらの普遍的なジャガーサルーンの基調を XJ は、何十年と守っている。近年のメルセデスが次々とフォルムを変えてくるの対してジャガーはジャガーらしさを変えてこない。こうして出来上がった世代毎の XJ が長い憧れを与えてくれるのである。

XJ
写真提供:ジャガージャパン

最新のXJ

 今回試乗として選んだのは、XJR 。4.2 リッター V8 エンジン+スーパーチャージャーで 400 馬力を超えるパフォーマンスを持つ。パワートレインのスペックでは現代の 400 馬力クラブの車両では珍しくなくなってしまっているが、ジャガーのサルーンはどう味付けしているのであろうか?
 
 XJR を乗る前に想像していたのは、全長約 5.1 メートル、幅 1.9 メートルの堂々としたサルーンが、アルミニウムモノコックボディで作られていることが、どれだけ基本性能にアドバンテージを与えているかである。数値的には、車体重量が 1,780 キロに抑えられていることは、ワイドアンドフラットなボディディメンジョンから想像するに相当なスポーツ性能が予想される。
 
 さらには、エアサスペンションの採用である。ラグジュアリーサルーンとしての最高の選択であるエアサスペンションは電子制御によりオートレベリング機能を装備している。たとえば、この機能は、私にとってとても重要な高速走行時には自動的に 15 mm車高を下げるという技を実現している。
 
 他にも、こうしたハイパフォーマンスカーに興味を示す男性諸氏にはたまらない魅力を持つクルマであるが、M5 を常用の足とする私には上記の性能がいかなるものか興味津々であったのである。

アルミニウムモノコックボディ
写真提供:ジャガージャパン
XJ のアルミニウムモノコックボディは、量産車として初めて、リベット接合による構造技術を採用している。リベット接合とは、セルフピアス・リベットと航空機用のエポキシ接着剤を併用してアルミプレス板を接合する技術である。アルミニウムは、多くの利点を持つが、鉄のように溶接が簡単にできないこと、異なる金属との接合に難点があることなどがこれまで自動車用構造部材として用いられることに技術的な困難が存在した。しかし、ジャガーの技術陣は、航空機技術を用いることでこの難点を克服し、同クラスの競合車に比べて 200 キロ近い軽量化に成功している。
XJパワートレイン
写真提供:ジャガージャパン
XJ は全モデルにエアサスペンションを採用している。伝統的なコイルスプリングサスペンションに対するアドバンテージは、ぜひ乗って体験して欲しい。また、160 km/h になると自動的に車高を 15 mm 下げてくれる。空力的な配慮だが、この効果は劇的であり、安定した高速走行を楽しめる。
XJエンジン
写真提供:ジャガージャパン
スーパーチャージド 4.2 リッター AJ-V8 エンジンは、ジャガー史上最強のエンジンとなる。最高出力は、6,100 rpmで298 kW [ 406 ps ] DIN。400 馬力を超えるエンジンだが、通常の街中から高速道路まで意識することなくアクセスひとつで最適なパフォーマンスを提供してくれる。
次回は、一週間の試乗記と夜のジャガーの撮影。お楽しみに。

 さて、あらためて XJ を紐解いてみると、ラグジュアリーカーでありながら、航空機技術や随所にスポーツカー、レーシングカーの技術でクルマが主張されている。ジャガーらしい拘りを見せていることは、私の憧れが再確認できたことは嬉しい限りである。

 次回は、このクルマと過ごした一週間の試乗記と夜の東京で撮影したライブラリーをご紹介したい。
内装インテリア
写真提供:ジャガージャパン
英国車としての基本はもちろんだが、現代的な造形美やジャガーでしか演出できない細部の作り込みは見事である。
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JAGUAR XJ
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icon_jpgジャガーXJ透視画 :
素晴らしいXJRの透視画です。JPEG1,680*1,260 pixelの高精細なデータです。ファイルアイコンをクリックしますとダウンロードを開始します。壁紙としてお楽しみ下さい。注)Webなどを通じて本データを公開、配布しますと著作権法に触れますので、ダウンロードデータは個人でお楽しみ頂くことに限定してください。データはジャガージャパンからのご提供です。
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