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tab_star2006/03/18tab_endMINI Convertible で行こう!
カスタマイズのススメ
愛車との対話を楽しもう
元々クルマをいじるのが好きでたまらない性分の私でしたが、この MINI コンバーチブルはその完成度の高さもあり、不思議とこれまでそんな気にはなりませんでした。が、納車から半年が過ぎ、街中でも同じ MINI を見かける機会が増えてくると、「自分だけの MINI にしたいっ !」という欲求は次第に高まってきていたのです・・・

文と写真=山中航史(VividCar.com)
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山中航史 icon_home山中航史
[WEBディレクター]
S2000とMINIコンバーチブルという、こよなくオープンカーを愛するおっさんです。そろそろお腹と白髪が気になりだす年頃。でも「Always Open!」
MINI コンバーチブル
ノーマルのインテリアも完成度高し。このレベルを上回らんとね。

カスタマイズのきっかけ

愛車のカスタマイズのきっかけは人それぞれだと思いますが、私はもっぱら「自分だけの一台にしたい」「人とは違うスタイルを主張したい」といった辺りがその根底にあります。今回はさらに「ここの使い勝手がなぁ」という不満点の解消も狙ってみることにしました。

その不満点とは一体何か ? 一つはちょっと大きすぎるステアリング。ノーマル形状の 2 本スポークというのは意外にのんびりツーリングには向いているとわかった(ステアリングの底辺を握ると楽)のですが、ちょっぴりがんばって走ろうとするときに、一番操作しやすい 9 時 45 分付近をしっかり握れないことに不満を感じてました。

よし、ステアリングは交換しよう ! と決意したら、今度は他のヒューマンインターフェース部分も気になってきます。ここは一つ、統一されたデザインとブランドでまとめて交換してしまいましょう〜というわけで、シフトノブ&サイドブレーキノブも同時交換することにしました。

MINI コンバーチブル
なかなかのコンビネーション(にっこり)

コンセプトが大事

さて、私が考えるカスタマイズのキーポイントは「自分のコンセプトに従うこと」。単に高いパーツや単体でかっこいいパーツをつけていっても、全体としてのバランスが崩れては本末転倒。時には「取り外す」カスタマイズも重要になっています。

私が今回の MINI のカスタマイズに据えたコンセプトは「クール & スモーキー」。モノトーンを基本としながら、適度なクロームを加えて大人なドレスアップを目指すことにしました。もちろん違法改造はご法度。ノーマルの延長線上にあるようなスタイルが理想です。

さて、今回セレクトしたのは長年愛用しているブランド「momo(モモ)」。定番といえば定番ですが、スポークを握ったときに一番しっくりくるのが実はモモなのです。まずは MINI にぴったりのステアリング選びからです。

『ホーンボタンが露出した通常の 3 本スポークではスポーティすぎて MINI の雰囲気にはマッチしないだろう。』『それに適度なクロームパーツも欲しい。』『MINI の内装カラーはブラック、つや消しシルバー、クロームの 3 色に、ワンポイントとしてボディ同色のクールブルーという組み合わせだから・・・。』そのあたりを鑑みてセレクトしたのが【Millenium Evo】。センターパッド付でありながら、クールな配色とデザインが私のコンセプトにぴったりでした。日本未導入のパイプスポーク形状「V6」もよかったのですが、そちらはちょっとアメリカンっぽいイメージなので断念。

お次はシフトノブです。握りの変更がしやすい球形状が私の好み。そこでステアリングとバランスのとれた配色&素材のものからセレクトしたのが【Sphere Alminum】。サイドブレーキノブも同様のコンセプトで【Pit Stop Steel】をセレクト。ステアリング中央のエンブレムと同デザインのロゴ刻印というのが泣かせます。ただし、左ハンドル用の向きなのが唯一残念なところ。逆向きのものが欲しいなぁ・・・

◆◇◆

さて、全てのパーツを手に入れたら、いよいよ作業開始です。そうそう、ここからの解説はあくまでも私の自己責任の下で行った装着作業のミニレポートです。本レポートを参考に皆さんが作業を行われる場合でも、同様に自己責任の下でお願いしますね。

MINI コンバーチブル
フロアコンソールの取り外し

ドアミラーリモコンのパネルは内装剥し用工具でこじってやればすぐに浮きます。クリップの爪を折らないように気をつけて上に持ち上げてやります。(それでも 1 つ折ってしまった・・・)

カプラーを抜いて顔を出したビスを外してやります。そうそう、MINI の内装を固定するビスはトルクスと呼ばれる星型のものと、通常の+型のものが混在しています。トルクスは各径のものを用意しておいた方がいいでしょう。それと、逆に締めるときは絶対にきつくしないこと。国産車よりもかなり受け側がもろく、もうちょっと締めておこう・・・と力を入れた瞬間に「ぱきっ」と小さな音がして、ゆるゆるになってしまいます。(体験済み・・・涙)

MINI コンバーチブル
MINI コンバーチブル
シフトノブ&ブーツの取り外し

シフトノブは単に突き刺さっているだけなので、上にひっぱってやるだけ。とはいえ、ちょっとキツめなので、運転席と助手席に両膝をついて両手で真上に引き上げる(背筋力の計測シーンを想像してください)感じでスコッと抜いてやります。

シフトブーツもクリップでとまっているだけなので、内装剥しで慎重に浮かせながら外してやります。このとき、クロームパーツに傷をつけないように。本当はテーピングでマスキングした方がいいのですが。

最後にほとんどカップホルダーとして使えない(笑)カップホルダーの底のビスを外せば、フロアコンソールを外す準備は完了・・・じゃないんですね。センターコンソール両サイドのシルバーの柱ががっちり押さえ込んでますので、こいつも外してやらないといけません。

というわけで、続いてセンターコンソールの分解作業に移ります。

MINI コンバーチブル
MINI コンバーチブル
センターコンソールの分解

両サイドのシルバーの柱形状のパーツを固定しているビスは各 2 本。その上側のビスはダッシュボードのアンダーパネル(運転席側)、コンソールボックス(助手席)によって隠れていますので、まずはそれらパネルを外してやらないといけません。

コンソールボックスは蓋を開けるだけ。アンダーパネルは右の画像のように内装剥しでバコッと手前に上部をひっぱってやります。下部を軸にコンソールボックスの蓋のように開きます。結構きつめに止まっているので、ちょっと勇気がいりますよ。

ビスが露出してもステアリングコラムが邪魔をして、通常のドライバーが使えません。私は画像のようなフレキシブルタイプのドライバーを使いましたが、柄の短いタイプを使ってもいいでしょう。

ビスを外して柱パーツがフリーになったら、フロアコンソールを浮かして下から引き抜きます。ちょっとしたパズル感覚ですが、それほど難しくはないのでご安心を。

MINI コンバーチブル
分解完了 !

さらにカップホルダー奥のコンソールトレーも外して分解完了。普段見ない姿にちょっと驚くかもしれませんね。

さて、今回はついでに純正オーディオに iPod アダプターも装着することにしていましたので、ヘッドユニットの取り外しもついでにやってしまいます。

MINI コンバーチブル
MINI コンバーチブル
ヘッドユニットの取り外し

ヘッドユニット、各種スイッチを固定するビスを外して、手前に引っ張れば簡単に抜けます。面白いのはヘッドユニットのカプラー。国産車のように爪を指で押さえて引き抜くタイプではなく、レバーを起こすことでテコの原理で簡単に外れます。これはなかなかスマートな方式です。クルマのカプラーというのは差し込みやすく外れにくいのが常識なのですが、これならスムーズに作業ができます。

さらにこのスマートなカプラーは個々の配線も簡単に脱着ができる優れもの。一連の iPod アダプターの装着作業の中には配線を直接いじる必要があったのですが、キボシを全く使わない作業工程には正直驚かされました。

さて、本当は iPod アダプターの取り付けについてもレポートしたかったのですが、正直ちょっと複雑なので今回は断念。説明書(私はアメリカ仕様のものなので全部英語でしたが)には図解入りで詳細な説明が記載されていますが、実際のところ、ディーラーやプロショップに依頼したほうが無難だと思います。

ちなみにこの iPod アダプター。FM トランスミッタ方式よりもクリアなサウンドが楽しめるのですが、専用のプレイリスト 5 つしか使えないことと、iPod 本体に比べてあまりお利口さんとはいえないシャッフル具合に閉口気味。しばらく使ったら思い切ってヘッドユニットごと交換してしまおうかな、と思っています。

MINI コンバーチブル
・センターコンソール周りの完成状態でっせ。動作確認はこの形にする前、分解状態でやっておかな、あとあと痛い目見ます。
・US 純正カップホルダー、iPod ホルダーなどを加えとります。ごちゃごちゃ感は増えてしもうたけど、快適性は大幅アップでっせ !
MINI コンバーチブル
ちょっと一休み

インテリアの作業で大量に出てくるビス。これらを無くさないようにするには、普通マグネット入りのトレーを使うのですが、今回はコンソールトレイのゴムマットをそのまま使いました。結構重宝しましたよ。

それから取り外したスイッチパネルですが、アッセンブリー化されているので、そのまま移設もできそうです。個人的には今のソフトトップスイッチのあたりに持っていきたいですねぇ。結構イケルと思うのですが、いかがですかねぇ。

MINI コンバーチブル
お次はサイドブレーキ

オーディオ関係の作業が終わったら、続いてサイドブレーキノブの取り外しです。

これは先端のキャップを内装剥しでパキッと外してやり、ズボッと引き抜いてやるだけ。手順を知らないといつまで経っても外せないが、知ってしまえばあっけない・・・そんな典型的なパターンですね。

ちなみに純正のサイドブレーキノブ。結構ぐらぐらと動くのが気になっていたのですが、取り付け構造上の問題だったんですね。

モモのサイドブレーキノブを挿し込み、イモネジで固定してやります。このとき、締め付けすぎるとサイドブレーキ先端のリリーススイッチが戻らなくなるのでご注意。押し込み具合や戻り具合を確かめながら少しづつ締め付けます。

MINI コンバーチブル
 
最後はステアリング交換

さてさて、いよいよ最後はステアリング交換。ここはエアバッグが絡むので慎重に。でないと作業中に強烈なアッパーパンチを頂戴することになります。

そうそう、電気関係を触るときは必ずバッテリーのマイナス端子を外してから作業しましょうね。万が一ショートさせたりすると、どこのヒューズがとんだのか探し回る羽目になったり、最悪アッセンブリーを壊して思わぬ出費に繋がります。

ステアリング取り外しはまずエアバッグを固定しているビスを外すことから。これはステアリング裏の小さな穴(画像の矢印のところ)から細めのトルクスを差し込んでやる必要があります。結構工具を選ぶので、自信のない方はやはりショップに任せた方がいいでしょう。

MINI コンバーチブル
赤と黒はホーン用の配線
MINI コンバーチブル
青がキャンセラーの配線
エアバッグキャンセラー装着

エアバッグを外したら、中央のボルトを緩めてステアリング本体を取り外します。国産車はヒジョーに堅いナットで止まっていることが多いのですが、輸入車は逆に緩めのボルトが多いようです。ちょうどホイールがナットではなくボルトで止まっているのと同じような感じです。作業自体はこっちの方がはるかに楽ですけどね。

続いて市販の専用ボスキットに付属しているエアバッグキャンセラーを取り付けます。今回は一定の抵抗を挟むシンプルなタイプ。これをつけないと、エラーを示すインジケーターが点灯したり、他のエアバッグが正しく作動しないなどの不具合に繋がります。慎重かつ確実な結線を心がけましょう。

青いコードがエアバッグキャンセラーの配線です。ビニールテープでぐるぐる巻きにして、絶対に抜けないようにします。

続いてボス本体の取り付け。そうそう、ウィンカーレバーの戻りを制御しているロータリー(白く丸いパーツ)の中央位置がずれないよう、マーキングも忘れずに。それ以前に平らな場所でステアリングを中央にしてから作業を開始しましょうね。

ロータリーと爪の位置をあわせながらボスを取り付け、センターボルトで固定。ホーン関係の配線をし、最後にステアリング本体を装着したら作業完了です。バッテリーのマイナス端子を元に戻して、ホーンが正しく鳴るか、エンジンを始動して異常ランプが点灯しないかなどの動作チェックをします。

MINI コンバーチブル
ノーマルとの比較。直径が小そうなった(35cm)分、タコメーターの視認性は低下。とはいえ、見えなくなるというほどではありまへん。逆に偏心(ステアリングを廻したときに中央軸が変化する)がなくなり、操作性が格段に向上 ! ウィンカーレバーにも楽に指が届くのがごっつ嬉しい !
MINI コンバーチブル
シフトノブ位置が若干上がってしもうたけど、逆にステアリングとの距離が縮まって操作性アップや。さらに、より重くなったことでシフトチェンジのフィーリングもアップ。嬉しい誤算やで !
クルマいじりというコミュニケーション

というわけでようやく完成 ! いかがです ?

撮影しながらだったので、なんだかんだで 5 時間くらいかかってしまいました。とはいえ、こうして愛車を自分の手で触るというのは、愛車への理解度が増すという点で洗車以上に意義深いですね。もちろん失敗のリスクもありますが、自分の手で生まれ変わった愛車への愛着度合いの高まりを知ってしまうと、やっぱり止められませんな〜(笑)

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ご存知イタリア初のパーツブランド、momo。日本未導入の製品もチェックできる本国サイトはこちら。
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