file1284
vivid_mark_s
南原竜樹/オートトレーディング/マネーの虎南原竜樹/オートトレーディング/マネーの虎
bu_homebu_weeklybu_indexbu_back
Page 1/1 |
vividsearch2
search_car2
search_article2
tab_star2006/03/29tab_endNambara Style
僕は「国際出稼ぎ人」
僕が学生時代に並行輸入をやろうと思ったのは、たまたま初めて海外旅行に行ったドイツでベンツの値段がめちゃめちゃ安かったからだ。それから 23 年。並行輸入業者からディーラー、そしてインポーターと会社を大きくしていく中で、海外出張は日常業務のひとつだった。
(編集部より)
VividCarを以前から愛読してくださり、ある日突然「ナンバラですけど、僕も書かせてくれませんか」と自らお電話をいただいて以来のおつきあいの南原竜樹さん。新生VividCarにも期待を寄せていただき、いろいろご意見をいただいています。

文と写真:南原竜樹(オートトレーディングルフトジャパン代表取締役)
tab_face
南原竜樹-S.jpgicon_home南原竜樹
[オートトレーディングルフトジャパン代表取締役社長]
クルマだけでなく、僕の日常をお伝えすることで、みなさんに少しでも楽しい時間を提供できればと思っています。こんな話を聞いてみたい、というご要望もお待ちしています。
南原竜樹/オートトレーディング/マネーの虎
1985 年にはアラブ首長国連邦にベンツを買いに行った
アラブ首長国連邦

去年、これまでに行った国と地域を数えてみた。アメリカ、英国、ドイツ、イタリア、スペイン、フランス、メキシコ、アラブ首長国連邦、マレーシア、インドネシア、韓国、香港・・・結局、50 を越えたことは分かったけど、ひょっとしたら覚えてない場所もあるかもしれない。

国際出稼ぎ人

今年は元旦は名古屋にいたけど、2 日からの香港出張を皮切りに、この 3 ヶ月で何度海外に行ったか、もう数えるのも面倒になっている。

去年の MG Rover の一件(去年 3 月、英国の MG Rover が倒産した。MG Rover のインポーターであったオートトレーディングルフトジャパンは MG Rover Nippon の閉鎖を余儀なくされ、僕は 23 年間かけて築き上げてきた 20 億円を失った。詳しくは次回)以来、南原はオートトレーディングの社長を辞めたらしいとか、オートトレーディングも倒産したと思ってる人がいるようだ(でも、オートトレーディングルフトジャパンは営業してるし、僕は社長を辞めてない)。それで、「南原さん、最近は何をしているんですか?」と聞かれることがある。そんな時は「国際出稼ぎ人だよ」と答えることにしている。

よく「南原さんは名古屋と東京、どちらにいることが多いんですか?」と聞かれるけど、これから僕に同じことを聞くならそこに「海外」も入れてほしい。今はそれぞれ 3 分の 1 ずつって感じだけど、そのうち海外がいちばん多くなるかもしれない。だって国内のビジネスだけじゃ飽き足りない「国際出稼ぎ人」なんだから。


南原竜樹/オートトレーディング/マネーの虎
クアラルンプール空港で。電源のある無料 PC コーナーのキーボードをどかして場所を占有して仕事をしています

海外出張も近くのコンビニも、大して変わらない

海外出張というと、まるで全財産持って行かなきゃいけないみたいに大騒ぎする人もいるけど、僕にとってはメキシコも会社の向かいのコンビニも、大して変わらない。

名古屋―東京を新幹線と競争しながら車通勤することだってあるけど、さすがにこれは「経費がかかりすぎるからやめてください」と経理の社員に言われてやめたこともある。それでも、どうしても日程が詰まってる時は東名が通勤路線になったり、原稿を書いたりする時は新幹線通勤もする。

海外だって同じようなものだ。だいたい僕はどこへ行く時も、まず着替えなんてほとんど持っていかない。汗をかかない体質だから 2 、3 日同じスーツを着ていても、毎日会う人が違うから「ずっと同じスーツ着てる」なんてバレないしね。

行ったことのない場所に初めて行く時はものすごく遠く感じても、2 度目になると「あれ?こんな近かったっけ?」と思うことはあるだろう。海外出張はその延長。飛行機の中でも仕事はできるし、LAN 接続できる場所さえあれば、いや海外で使える携帯と PC をつなげば、圏外にならない限り国内とさほど変わらない環境で仕事はできるんだ。

最近はトホホな出張が続いてます(涙)

2 月にマレーシアに行った時は 2 泊 3 日。出発前日、会社で「ホテルって LAN つなげるんだよね?」と聞くと、社員がニヤッと笑ってこう言った。

「社長、ホテルはありません。往復、機内泊です」

なぬ?いくら経費節減だからって、そらないだろ!LAN があるとかないとか以前の問題じゃないか!怒るより呆れた。大した社員だ。経費節減のためなら社長の体調なんか二の次らしい。

そんな出張から戻ってじきに、急遽ヨーロッパをまわることになった。

南原竜樹/オートトレーディング/マネーの虎
やっと人間らしい食事ができました
南原竜樹/オートトレーディング/マネーの虎
大雪で完全封鎖されたフランクフルト空港で 10 時間機内に缶詰

今回の出張はかなり自慢できる。

1.日本を出て香港まで 5 時間
2.香港で乗り換え待ちが 3 時間
3.それからロンドンに 12 時間かけて行って
4.また乗り換えで 3 時間待って
5.それからミラノへ行って
6.そこから車で 2 時間/ここでやっと
  打ち合わせをしたと思ったら
7.最終電車でバーゼルまで 4 時間
8.それからタクシーで 1 時間/やっと
  ホテルで少し休むことができたんだけど、
  次の日は朝から
9.フランクフルトまでまた電車でなんだ
  かんだで 5 時間
10.それから車で 1 時間/ここで友人の
  アランと夕食兼打ち合わせをして一泊
  (※写真右上)
11.翌日、香港へ向かうため空港に行ったら、
  雪のため機内で待機が 10 時間/その
  途中で「大雪のため、フランクフルト国際
  空港は完全に閉鎖されました」。
  つまり、タクシーもバスも電車も、この
  空港へは出入りできない。飛行機の離発着
  なんてもってのほか。(※写真右下)

南原竜樹/オートトレーディング/マネーの虎
せっかくの海辺も雨でした
南原竜樹/オートトレーディング/マネーの虎
ちょっと前の日本の走り屋さんの車やチューニングで、なんだかとても楽しかった

香港でミーティングしようとしていた人たちはみんな 10 時間、僕が着くのを待っていてくれて感激した。マリーナで 10 時間遅れのミーティングをして、香港に 8 時間だけ滞在。その間にカラオケやさんでちょっとコワイ女の子に口説かれたのでホテルに逃げて帰ったら、廊下にモンゴルから来たっていう女の子ふたりがいて、部屋でビール飲んでパオに住んでるの?なんてからかって

13.翌朝は、遅れているため、予定を急遽
  変更して、名古屋行きのチケットを
  ゴミ箱に放り込んで東京へ
14.その後名古屋に 5 時間滞在して大阪、
  福岡へ
15.奄美大島で講演をすることになっていた
  ので、鹿児島経由で奄美大島へ。
16.そこでも空港から 1 時間かかって講演
  をする名瀬市に行ったのに、初日の宿泊
  はそこからさらに車で 1 時間、その上
  船で海を渡った加計呂麻島。
  (※写真右上)
17.翌日また名瀬市に戻って講演して、さす
  がにもう腰が砕けそうでマッサージを
  頼んだら、その人が僕がマッサージして
  もらった人ベスト 3 に入るくらいうま
  くって、やっと少し楽になった。
18.翌朝 8 時にホテルを出てまた車で
  1 時間かけて空港へ行って、鹿児島経由
  で名古屋へ。
19.その晩に D1 というドリフトのイベントを
  見にクアラルンプールへ。(※写真右下)

20.そして翌日、クアラルンプールから日本へ帰ってきました。

何人かにこの話をすると、「で、結局何日間かかったの?」と聞かれるんだけど、よくわからなくなっている。たしか最初に香港に向かったのが 2 月末で、奄美に行ったのが 3 月 10 日前後で、クアラルンプールから戻ってきたのは 3 月 13 日だから 2 週間ちょっとのようだ。

でも、この 2 週間ちょっとの間、僕は何回身体をまっすぐにしてベッドで寝られたか?数えるのもおぞましい。

「南原さんはロボットみたい」とか言う人がいて、電池を替えればいくらでも動くと思われているようだ。でもさすがにこれじゃ身体がおかしくなる。しかも全部満席エコノミー。 PC を広げることもできない。

狭い空間でロクに身動きもできないのに元気にしてるブロイラーは凄い生き物だと思った。まぁ、ニワトリは考えないから元気でいられるんだけど、僕はたとえ生まれ変わってもブロイラーにだけはなりたくない。やっぱり自由に飛び回れる「国際出稼ぎ人」がいい。

tab_links_b
atlj.gif
オートトレーディング・ルフト・ジャパン
http://www.autotrading....
recommend
TVR_T350c_s.jpg
研ぎ澄まされた走り TVR T350
最新の TVR となる「T350」に試乗した。その刺激的な生い立ちとは?
サマリー情報_サムネール
TVR 本社を訪ねた
私は、その後 TVR 本社へは何度か足を運んだ。最初は、ある人の付き添いというか、アドバイザーとして同行した。去年(2000 年)の春先だったと記憶している。
英国スポーツカーを創り出している TVR。初めて訪ねて以来、その印象はさらに素晴らしいものになってきている。
そうだ、今の私にはもっとも興味深く、そして気になって仕方ないクルマなのだ。

サマリー情報_サムネール
TVR 本社を訪ねた〜2
 事務所をでて工場に入ると、ファイナルの艤装ラインとなる。ここですべてのパーツが組み込まれ、ラインオフとなる。ラインは、5 ラインほどあり、サーブラウ、タスカン、最新のタモラ、そして消え行くグリフィス、など車種別にラインが構成されている。このラインから年間 1,500 台近い TVR が産み出されているわけである。
nambara-style_S.jpg
本を 3 冊出しました
ちょっとお知らせが遅くなりましたが、本を 3 冊ほぼ同時に出しました。みなさん、買ってくださいね。
南原竜樹_モンゴル_フォトレポート
南原竜樹のモンゴルフォトレポート 3
モンゴルに行ってきました。モンゴルフォトレポートシリーズ 最終回の今回は首都ウランバートルの郊外と食事のレポートです。
南原竜樹_モンゴルフォオレポート2
南原竜樹のモンゴルフォトレポート 2
モンゴルに行ってきました。モンゴルフォトレポートシリーズ 2 回目の今回は首都ウランバートルの町の様子をお伝えしましょう。
Copyright (C) 2001-2007 VividCar.com. All rights reserved.
bu_homebu_weeklybu_indexbu_back
Page 1/1 |