 |  |  | | | ディナウディオマスター | | 元気な欧州勢からの紹介、DYNAUDIOとYBA |  | | 第5回目を向かえた夢のオーディオ企画。今回は、スタッフの竹中氏ご推薦のDYNAUDIO。編集部からは試聴機器の選択について、女性ボーカルを美しく聴かせてくれる構成をお願いした。竹中氏の選択は、DYNAUDIOのC2とYBAのPASSION 300INTEGRE、PASSION 400CD PLAYER/Pという組み合わせとなった。そして、もうひとつ、最近ちょっと選択肢が広がってきたオーディオラックから、ドイツのCOPULARE ZONAL/P3(Porsche Black) をご推薦。さて、私も所有するDYNAUDIOのContour 3.3、JEFF Rolandと聴き比べてみたい。 |  | 文・写真:永山 辰巳 協力:Refino & Anhelo 竹中 章雄氏
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|  |  |  |  |  |  | 永山辰巳 [VividCar 元編集長] |  |  |  | | 2006年、VividCarはプロフェッショナルなブロガーを目指します。創刊以来5年を迎え、ちまたのブログサイトとは一線を画するVividCarは、ネットワーク知識編纂をビジョンに確実にコンテンツを増やしながら未来のWebBookメディアを開発してきました。私たちはこれをWebフォトジャーナルシステム呼びます。生涯にわたり記録し続け知識を編纂する楽しみをごいっしょに。 |  |
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 |  |  |  |  | 石丸電気株式会社/Refino & Anhelo 〒113-0034 東京都文京区湯島1-1-8 TEL:03-3251-1500 |  |
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 |  |  |  | DYNAUDIO CONFIDENCE C2 税込カタログ価格:1,522,500円
「緻密かつあまりタイトな表現にならない力を持って、端正で色気のあるDYNAUDIOを選びました。DYNAUDIOの中でも、上級機になりますが、ゆとりを持った表現力ということで、CONFIDENCE C2をお奨めします」(竹中氏) |  |
|  |  |  | 音楽をより音楽的に鳴らしてくれるDYNAUDIO
女性ボーカルを美しく聴かせて欲しいというお願いで、竹中さんが選んだのは、DYNAUDIO CONFIDENCE C2である。DYNAUDIOというブランドは、デンマーク製であるが、日本では確固たるファンがいる(私を含めて)。その特徴は、トールボーイ型のフロアースピーカがメインとなる、ソフトドームの構成である。その製品構成よりもDYNAUDIOの最大の特徴は、キヤビネットからスピーカユニット、ネットワークに至るまですべてが自社生産であること。多くのメーカは、専門メーカからスピーカユニットを購入したり、ネットワーク部品を外注したり、キヤビネットを工作メーカに依頼したりして、自社ではアッセンブリに徹しながら個性を持たせるといった生業だ。
だから、実はDYNAUDIOのような完全メーカは、世界にわずかしか存在しない。よってDYNAUDIOの製品は流通量が非常に少ないのである。こうした理由から、DYNAUDIOが、雑誌や各媒体で見つけることが少ないのだが、一度その音を聴いてしまうと、オーディオファン、音楽ファンはぞっこん惚れ込んでしまうほどクオリティーが高いのである。
DYNAUDIOのサウンドを言葉で表現するのは難しいと思う。なぜかというと、飛び出してくるサウンドは、実に楽器の音色に忠実であり、エッジも立っている。それでいながら、ふわっとした聴く人を包み込むような音場を持つ。背面にバスレフのポートがあるので、その効果が現れるのだろうが、その広がりはとても自然である。なんだ、ではこのスピーカは理想の音を持つのか?と言われそうだが、つまり何が言いたいのかというと、DYNAUDIOのスピーカはオーディオ的な音ではない。人工的なニュアンスは少なく、楽器がその場で鳴っている感じがするのである。だから、このスピーカを初めて聴いて一目惚れするとしたら、実際に音楽演奏を趣味にしていたり、クラシックのコンサートなどのアコースティックな演奏を好んで聴かれる人なのではないかと推測するのである。 |
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 |  |  |  |  | | シルクに特殊コーティングしたソフトドーム型ツィーター。しかし、その高域は極めてシャープに響くにも関わらず、耳当たりの良い心地よいサウンドである。 |  |
|  |  | 素材はシルク
DYNAUDIOのスピーカーユニットにおける特徴のひとつに長年使い続けているソフトドームツィーターがある。このツィーターの素材はなんとシルク(絹)である。彼らは、共振やリンギングを徹底的に嫌い、シルクを使ったドームツィーターに特殊なコーティングを施すことで、彼らの理想とするサウンドに迫ったのである。一方でこうしたオーガニックな素材を使えば大量生産に向かないこと、品質維持が極めて困難になるが、徹底したハンドクラフトを踏襲することで、世界的な地位を保っている。
Tweeters: 28 mm soft dome. Esotar. Magnetic fluid 10 mm machined aluminium front, with high heat-dissipation, integrated in baffel. Pure aluminium wire voice coil. Integrated metal rear chamber, with buildt in acoustic-vent. Large neodym magnet rings.
Woofers: 17 cm polypropylene cone. 75 mm pure aluminium wire voice coil.
Crossover: Thick glassfiber-reinforced PCB with extra copper-thickness. Capacitors with low loss dielectricum. Zero compression resistors.
Cabinet: Front baffle 38/8/20 mm MDF sandwich. Cabinets made of highdamping MDF/chipboard sandwich. Baseplate with integrated top-adjustable spikes. |
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 |  |  |  | プリメインアンプ: YBA PASSION 300INTEGRE 税込カタログ価格 1,365,000円 CDプレイヤー: YBA PASSION 400CD PLAYER/P 税込カタログ価格 1,102,500円 ラック: COPULARE ZONAL/P3(Porsche Black) 税込カタログ価格 964,950円 |  |
|  |  |  | YBA フランスの物理学者が作り出したメカ
DYNAUDIO CONFIDENCE C2をドライブするアンプに竹中氏は、フランスのYBAを選んだ。
「DYNAUDIO CONFIDENCE C2は、どちらかといえば優しい表現を得意とするので、もう少し躍動感を乗せてみたくてYBAを選びました。見た目はシンプル、華奢にも見えますが、意外と馬力のある聴いていて心踊るようなキャラクターを持っています」(竹中氏)
カタログを読むと、YBAとは、設計者であるYves-Bernard ANDRE(イヴ・ベルナード・アンドレー)の頭文字を取ったものであると書かれているが、この方が元ゴールドムントでアンプ設計をしていたことに興味を持った。特徴は、オリジナルパーツを駆使していて、それらをディスクリートに組み立てている。つまり、エンジニアが手作りで配線しているのである。このあたりはゴールドムントとは全く異にするが。
DYNAUDIOも完全にハンドメイドなのだが、このYBAも実に人間らしさ、丹念にモノを作り込む姿勢がはっきりと表れている。
YBAを乗せるシャシーは、ドイツのCOPULARE(コプラーレ)というラックである。見た目はごついがなるほどシャシーという性能が見えてくるようだ。塗装が素晴らしいので竹中さんに聞いてみたら、なんとこれはポルシェブラックという仕様で、ポルシェ社の塗装が施されている。お値段は、100万円近くするのだが、確かに存在感はある。
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 |  |  |  |  | CDプレイヤー: YBA PASSION 400CD PLAYER/P 税込カタログ価格 1,102,500円 |  |
|  |  | 物理の法則に従えば
YBAのCDプレイヤーは、その操作説明に、演奏中は写真のように扉を完全に閉めないことが注記されているそうだ。意図は、扉を閉めると熱対流が起こり回転が安定しなくなるからということで、微少な信号の取り扱いに拘っている。それだけではない。電源部は、デジタル部とアナログ部に分けて二系統から供給するようにしている。デジタル部とは主に表示系の電源供給のことで、CDプライヤーの表示を消すと音が変わるというのを経験したことはないだろうか?国産のCDプレイヤーで、表示部分を消す機能がある機種もあるぐらいだ。
しかし、YBAの拘りはそんなノウハウ程度ではない。特許を取得している独自の信号処理技術がある。天体望遠鏡の信号処理技術に使われているパラドックス方式を採用している。どう応用したかというと、ブルーダイオード(波長390nm)を照射して、赤色レーザがデータを読み出すときに加えることで、光学的なランダムノイズを加えたことに相当するのだそうだ。つまり、天体望遠鏡に使われている微少信号を拾い出す技術を用いて、CDの情報量を最大限引き出すことに成功したということ。
竹中さんは、このブルーダイオードの光を閉ざしてみて音の違いを確認したそうだが、その音は全く違ったそうだ。まるで物理の実験装置のような、繊細な機械というイメージが沸いてきた。 |
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 |  |  |  | | 今は欧州のオーディオが元気ですと竹中氏。実に個性豊か、あなたのセンスで自分だけのオーディオの世界にのめり込めます。 |  |
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 |  |  |  |  | | DIANA KRALL / STEPPING OUT |  |
|  |  | 試聴
試聴は、二人の女性ボーカルで楽しんだ。最初は、SISSEL。シセルと訳されているが、オール・グッド・シングスを聴いたが、ライナーノーツによれば、彼女は16歳でデビューし、順調に作品の幅を広げているようだ。ノルウェー出身の彼女の歌声はまるで自然の中に浸りきるような空気感が素晴らしい。デンマーク製のDYNAUDIOでノルウェー出身の女性ボーカルを選ぶとは、竹中氏のセンスが光る。
まるで目の前に広大な自然が広がる錯覚、いや錯覚と言うよりは幻想的なムードが漂う。次は、女性ジャズボーカルの人気では常に上位に位置する、ダイアナ・クラール。竹中氏が選んだのは彼女のデビューアルバム。これは私も知らなかった。Stepping outというアルバムだが、ミドルトーンの彼女のオリジナルの魅力、荒削りなジャージーなピアノと、今売れに売れている彼女の魅力とは違って原石のような輝きが感じられた。
2枚のアルバムを聴きながら思わず、体中がリラックスしてきて、このままブランデーか何かを傾けながらゆっくりと時間を過ごしたくなってしまった。
「このシステムは、オーディオという存在感よりも、自宅でリラックスした最高の時間を過ごしたい人、ハードウエアという存在感よりも家具のようなインテリア的なルックスを選んでいただける方をイメージしました」(竹中氏)
そのチョイスはずばり正解。まるで音楽のシャワーの浴びて全身の疲れが癒されていくようなサウンドである。 |
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 |  |  |  | The Company Vist Making of The Famous Dynaudio Loudspeakers |  |
|  |  |  | DVDプレゼント
R&Aの竹中氏からすてきなプレゼント。DYNAUDIO社のスピーカ作りのすべてを記録した、同社のプロモーションDVDを先着10名様にプレゼント。100%完全自社生産のDYNAUDIOの真実をご覧頂けます。左写真の下段キャプション中の竹中氏の名前をクリックして、応募してください。
DYNAUDIO社のDVD希望と書き、お名前、住所を記載下さい。R&A社から郵送いただけます(VividCarではお客様の情報を記録しませんので、直接R&Aの竹中氏に応募が届きます)。
「DYNAUDIO社のスピーカを楽しむには、エントリゾーンとして、FOCUS 220(税込カタログ価格:399,000円)あたりはいかがでしょうか?お越し頂けるのを楽しみにしております。」(竹中章雄) |
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 |  |  |  | | さて組み合わされるアンプは何が選ばれるのでしょうか? |  |
|  | 次回の予告
次回は、ルーメンホワイトです。現代スピーカの代表格になりつつある、ルーメンホワイト社。私はまだ聴いたことがないので楽しみです。 |
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|  |  |  |  | |  |  |  |  | パリの旅 すべての調度品がデザイナーによるカスタムメイド。自然な質感、落ち着いた雰囲気。ホテルというより、個人的な空間、気のあった仲間を呼びたいようなホテルだ。
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 | VividCarにおけるオーディオ編集員の募集 :
|  |  |  | いっしょにオーディオの楽しみを伝えていける編集員、ライターを募集します。詳しくは永山までご連絡下さい。 |  |
 | ディナウディオの表記について :
|  |  |  | DYNAUDIOの日本語表記だが、発音的に正しい表記は、ダイナオーディオでしょう。英語の発音(メーカの人の発音)を参照してみても、オーディオのオにアクセントが付いていますので、はっきりとダイナオーディオを聞き取れます。DYNAUDIOの輸入元の表記は、ディナウディオなのですが、推測するには、ダイナオーディオの表記が他のブランドと紛らわしいからなのではないでしょうか?
私はこれまでは、ディナオーディオという表記を用いてきましたが、メーカの商標である、ディナウディオで呼ぶことにします。 |  |
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