 |  |  | | | 中嶋一貴インタビュー : Vol.2 | | レーシングドライバーインタビュー |  | | 2007年F1の名門ウイリアムスのテストドライバーに抜擢された中嶋一貴。そして2007 第 17 (最終) 戦ブラジルグランプリで、ついに F1 デビューが決定しました。VividCarでは、全日本F3、ユーロF3時代の中嶋一貴の参戦記を、中嶋自身の執筆で掲載していました。このインタビューは、2006 年 4月、ユーロ F3 出発直前に行ったものです。 |  | まとめ:津島健太(Vivid Car.com編集長) 撮影:津島健太
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|  |  |  |  |  |  | 津島健太 [VividCar 元編集長・フリーライター] |  |  |  | | 現在は「港未来シンジケート」代表としてのインディーズレーベルやイベントプロデュース業と平行して、JMS日本モータースポーツ記者会、ナンバー付きVITZレース1000c.c.CUP 代表、vivid car .com 編集長、作詞家、旅のライター等々イカゲソ並みの数の鞋をはいている。 |  |
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 |  |  | インタビュー
--------- 今回のユーロ F3 参戦にいたった経緯を教えてください。
「前に Vivid Car でインタビューをしてもらった 8 月の時点でもうこの話は始まっていました。もともとヨーロッパに行きたいと思ってましたし、インタビューでもそう答えていたと思います。シーズン終盤には内容もかたまって。10 月にマノーチームのテストに参加しました。そのテストでそれなりの評価をしてもらって、12 月にはほぼ話がまとまりました。テストはイギリスのウェールズのサーキットでやりました。テストはほとんどマシンのセットアップやパーツの評価をして、速い遅いというよりもどういう評価ができるかということが基準でした。ほとんどウェットコンディションだったのでドライタイヤもニュータイヤもはけなかったですし。」
--------- その中で関谷(正徳チームトムス監督)さんのアドバイスもあって?
「そうですね。僕自身の経験を積むためにも、やっぱり目標はF1である限り、ヨーロッパでレースをして評価されないとF1という道はない。世界的に100%なくはないのかもしれないけれど、特に日本人が行くにはヨーロッパで勝負できないと。僕自身の中でも日本でやってるだけだと足りないものがあると思っていましたし、自分を変えるためにもヨーロッパでという思いもありました。日本のレースは良く言えばクレバー、悪く言えばおとなしい。悪い方向に変えるというわけではないですけれど、もう少し自分のやりたいことを前面に出してみたかった。自分の気持ちをもっと押し出してみたかった。」
--------- 闘争本能だったり気持ちの強さは日本でも出していた方でしたよね?
「そういった部分ですね。ヨーロッパや世界で成功するには戦う気持ちをもっともっと出していかないと。コミュニケーションだけではなくて。昨年まで日本で F3 をやって、セットアップであるとか走らせ方であるとか、ある程度自分の中では納得できた部分もあって、チームにも引っ張ってもらってた。チーム的にも引っ張っていくというよりもみんなで考えながらやっていくチームだった。ヨーロッパでは自分から引っ張っていかないといけないし、そういう経験をしないといけないと思いました。」
--------- 日本の F3 とユーロ F3 マシンの違いは?
「基本的には日本のフォーミュラ 3 とあまり変わらないんですが、シャーシはほぼダラーラ、数少ないですがフランスのチームがオリジナルで作ったりしてたり、童夢やローラもいます。でもほぼダラーラ。エンジンはメルセデスやオペル。オペルがもともと台数が多くて昨年そこにメルセデスが入ってきてかなりパフォーマンスが良かったので、今年は増えました。僕らトヨタの育成プロジェクトのドライバーもメルセデスエンジンで参戦しています。タイヤはクムホタイヤのワンメイクです。レースは DTM のサポートが多くて、ドイツ中心ですが、イギリスやイタリアでもやります。」
--------- 韓国のクムホタイヤははじめてですよね?
「はじめてですけれどヨコハマの F3 タイヤと似たような特性ではあります。」
--------- 英語は?
「生活する分には問題ないけれど、セッティングなどの微妙な部分はこれからですね。走っているうちは無線はそんなに使わないんですけれど、無線でのやりとりだとか。」
--------- ひとり暮し?
「はい。」
--------- 自炊は?
「しないですね。御殿場にいた頃もしませんでした。」
--------- お父さんが F1 に出ていた小さい頃はイギリスに住んでたんですよね?
「ほとんど記憶にないぐらい小さい時です。今は知合いもいない。」
--------- 困った時に頼れる日本人がいないの?ついていく日本人のスタッフは?
「いません。ただ親の知合いがロンドンにはいて、本当に困った時は頼れます。」
--------- ヨーロッパのサーキットはテスト以外は?
「ないですね。それが一番チームメイトや他の日本人 2 人よりハンディになると思います。マカオやバーレーンでは F3 レースを走りましたけれど、世界戦は激しさは違いましたね。バーレーンの時はスタートの混乱で抜かれちゃいましたけれど、マカオではそれなりにうまくレースできたので、そういう意味では大丈夫かな、と。」
--------- ユーロ F3 はイギリス F3 よりもレベルが高いと言われていますけれど
「そうですね。以前は同レベルと言われていましたけれど、今の状況ではユーロの方がレベルも高いですし注目もされていますね。」
--------- 今年からトヨタの若手育成プロジェクトの日本人が 3 人(平手晃平、小林可夢偉、中嶋一貴)。まずはこの中で 1 番上に行きたいですよね? ただ平手晃平は F3 が 2 年目、小林可夢偉もヨーロッパで活動している中からのステップアップ組。どうやって彼らにアドバンテージを築こうと思っていますか?
「やっぱりヨーロッパでのレース経験では僕だけまったくないので、2 人には追付かなければいけない部分もあると思いますが、車を走らせること自体はそんなにハンデもないと思います。」
--------- F1 まであと何年とかって考えてる? F3 で何年以内に結果を求められていると言い換えてもいいですけれど
「トヨタの人に、多少長い目で 2 年は見ているよ、とは言われました。僕の中では 1 戦 1 戦大事ですけど。」
--------- 関係者の言う 2 年見るということは 1 年目の後半には結果が出せないと 2 年目の序盤からシーズンを通して結果を出せる可能性はない、ということですよね。いきなり勝てとは言わないけれど、1 年目の後半には 2 年目に進む意味を見つけないと、2 年目のシーズン頭から勝負ができない。
「そういうことだと思いますね。前半で学べることをしっかり学んで。1 年目からしっかり結果を出しますよ」
--------- アメリカのオープンホイールを撤退した今、トヨタのはえぬきドライバーの頂点は F1 しかない。勝手な憶測をすると、日本人ドライバーの可能性は 3 人にしぼられたのかなあ、という気がするのですが、自分としてはそういうつもりでいますか?
「やっぱりそう思いたいですよね。来年まで走って、その次には F1 に関わっていたいですよね。」
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|  |  |  |  | |  |  |  |  | 中嶋一貴インタビュー 古い F1 のビデオを見ると、中嶋悟が幼い子供の前でインタビューに答えているものがある。その幼子がフォーミュラトヨタ参戦初年度でいきなりシリーズチャンピオン獲得。今や全日本 F3 のチャンピオン争いをするまでに成長した。中嶋一貴、20 才。「父親を越えるには F1 の表彰台に立つこと」と胸を張る。
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 |  | |  |  |  |  | 中嶋一貴ユーロ F3 参戦記 〜 開幕戦、第 2 戦 マノー・モータースポーツから、今年からユーロ F3 選手権に参戦する中嶋一貴がセンセーショナルなユーロデビューを飾りました。チームメイトでユーロ F3 セカンドシーズンの平手晃平と開幕戦 1-2 フィニッシュ。本人から送られたレポートをお送りします。
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 |  | |  |  | 中嶋一貴 が記者会見を開催 昨年まで Vivid Motorsports に参戦記を掲載していた中嶋一貴が一時帰国。記者会見を開いた。
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