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tab_star2006/05/19tab_end元気なハッチバック
ホントに楽しいクルマ from ヨーロッパ 『フォーカス C-MAX 』
フォード フォーカス C-MAX
真面目なクルマを世に送り出し続けているフォードから、ミニバンとハッチバックを足して 2 で割ったようなモデル、フォーカス C-MAX が登場した。2 で割ったのはカタチだけではなくコンセプトもしかりである。つまりドライバーもパッセンジャーも皆満足できることを目指したクルマだ。

文 :浜川 洋三(VividCar.com)
写真:阿部 昌也

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浜川洋三icon_home浜川洋三
[(株)インスピレーション取締役]
クルマを買うこと、売ること、乗ること、を楽しくするためのWebサービスを生業にしています。面白いアイデアはいつでもウェルカムです。よろしくお願いしまーす!
フォーカスC-MAX
全長:4,330 mm、全幅:1,825 mm 、全高:1,580 mm、ベースとなったフォーカスハッチバックより長さで 20 mm、幅で 15mm 短く、95 mm ほど背が高い。
フォードって ?

従業員数 30 万人、生産工場 108 拠点、2005 年の新車販売台数が約 680 万台、平たくいうとこれがフォードという会社である。また教科書的な表現をすると、約 100 年前、クルマの生産工程をマニュアル化し、ベルトコンベアーによる大量生産の仕組みを作り出した会社でもある。それによって大幅なコストダウンがはかられ、それまで縁がなかった一般市民にもクルマが行き渡り、人々の生活行動半径を飛躍的に向上させた。

という歴史と事業規模を持ったブランドではあるが、日本における販売台数では苦戦しているのが現状である。ドイツブランドのクルマが、走っている輸入車の約 70 %を占める日本において、ガソリンがぶ飲み、すぐに壊れる、といったイメージが未だに付きまとうアメリカブランドのクルマはどうも分が悪いようだ。しかし実際は、フォードが日本で扱っている車種の半分以上はヨーロッパでデザイン、開発されたものである。フィエスタ、フォーカス、モンデオ、そして今回の C-MAX、といった車種はどれもイギリス、ドイツでデザインされ、ヨーロッパ各国の工場で生産され、日本に輸入されている。そしてどのモデルも「走るためのモノ」としては非常によくできている。特に足回り、ハンドリングは、ドライバーにどこまでも走り続けたい、いつまでもハンドルを握っていたい、そしてクルマという乗り物は本来こういうものだよ、と思わせてくれる。つまり乗っていて楽しいクルマなのである。仕事柄他のブランドのクルマにも乗る機会が数多くあるが、このような思いを最も抱かせるのがヨーロッパ産のフォード車たちである。この感覚がより多くの人々に上手く伝われば、今の苦戦状況から抜け出せる気がするのだが・・・。(このブランドに対して特別の思い入れがある私としてこれは心から願うばかりである。)

フォーカスC-MAX
フォーカスのデザイン DNA をしっかりと継承している。

楽しいクルマ

ところで、楽しいクルマの定義は人それぞれ色々あると思う。加速のいいクルマ、コーナーリングで踏ん張るクルマ、すぐにお尻が滑るクルマ、人がいっぱい乗れるクルマ、等々。私の場合は、思い通りに走って、曲がってくれるクルマである。ステアリングを切ったら、切った分だけ確実に曲がってくれるハンドリング性能と、それを支えきれる足回りを持ったクルマが最も運転していて楽しいと感じる。おそらく多くの人が同じような感覚を持っている気がする。

ではドライバー以外の人にとって楽しいクルマとはなにか。広いクルマ、乗り心地のいいクルマ、人に見られて気分のいいクルマ、ってところだろうか。私は普段運転する役回りが多いので、あまり的を得ていないかもしれないが、長く乗っても疲れないクルマ、というのが最も一般的な気がする。

だいぶ前置きが長くなったが、私が感じた今回のフォーカス C-MAXは、ドライバーにも乗員にも運転する楽しさ、乗せられる楽しさを最大限にもたらしてくれるクルマである。

フォーカスC-MAX
リアシートを全て取り外すと、ラゲッジルームは最大 1,620 L まで確保できる。センターシートは手前に畳めばアームレストになるだけでなく、取り外して左右のシートを内側に寄せることもできる。
フォーカスC-MAX
ヘッドクリアランスのゆとりが車内全体の開放感に繋がっている。

3 つの ”C” が最高 !

そもそもフォーカス C-MAX というネーミングの由来であるが、Comfort(快適性)、Confidence(信頼性)、Control(操作性)という言葉の頭文字である“C”をとり、それぞれが最高レベル( Maximum )であることを目指した、ということである。もともと走りの良さには定評のあるフォーカスをベースにしたミニバンというこのモデルのことを考えると、これは理想的な開発コンセプトである。

ではそれぞれの“C”を見ていこう。

まずは Comfort(快適性)である。クルマの快適性とは、ドライバーも、乗せられる人も、長い時間乗っても疲れないこと、つまり先ほど話した「楽しさ」に通じる部分である。C-MAX に装備されているリア・コンフォート・シート・システムは、2 シートモードから 5 シートモードまで、乗る人数、積む荷持の量に合わせて最適なシートアレンジが可能であり、それぞれのモードがその乗員に最大限のリラックススペースを提供するのである。特に 3 人分ある後席スペースを 2 人で使う場合は、アジャスタブル・リアセンターシートにより、フロントシートなみのゆったりとした快適な空間を後席の人も味わえる。おそらくこの手の 5 人乗りのクルマに常に 5 人乗車して移動する人は少なく、4 人で乗るパターンが多いかと思うので、実際の使用状況を良く考えたつくりである。

また、もうひとつ特筆すべき C-MAX の快適性は、インテリア素材にアレルギーフリーのものが使用されていることだ。ステアリング、シートカバー、フロアマット、シートベルト、といった皮膚に直接または長時間接触する可能性のある全ての部品については皮膚科学的テストを実施し、アレルギー発症のリスクを最小限に抑えたインテリアとなっている。

更にドライバーにとっての快適性としては、運転する際の視界の広さ、見易さであるが、C-MAX のドライバーズシートは、コマンド・シートポジションという名のとおり通常より高めに設定されている。これによりドライバーは十分な視界が確され、長時間運転の疲労が軽減でき、快適なドライブが楽しめる。

フォーカスC-MAX
電子油圧式パワーステアリングは、スポーツ/スタンダード/コンフォート、という 3 つのモードが選択できる。
次の“C”は Confidence(信頼性)である。これは安全性という言葉に置き換えてもいいだろう。C-MAX には ESP、ABS、EBD、レーザー溶接ボディといった最近のモデルではやりの機能、技術は標準で装備されており、更にインテリジェント・プロテクション・システムという安全機構までついている。これは万が一の衝突時に車体装着のクラッシュセンサーが瞬時に反応し、 1/100 秒以内という早さで衝突データを処理することでフロント、サイド、カーテンエアバックを展開するシステムである。ここまで付いていれば信頼性が Maximum と表現してもいいだろう。

フォーカスC-MAX
搭載されるデュラテック 2.0L 16 バルブエンジンは、最高出力 107kW (145ps)/6,000rpm、最大トルク 185Nm(18.9kg-m)/4,500rpm を発揮する。

最後の“C”はControl(操作性)である。これはドライバーの、運転する楽しさ、に通じる部分であろう。前述の私の見解としては思い通りにハンドルが切れことが必要要件であるが、実際に C-MAX を運転した感想としては、やはり従来のヨーロッパ産フォード車特有の運転する楽しさを感じることができた。しかも感覚としては腰高のミニバンを運転しているものではなく、ハッチバックモデルと変わらぬハンドリングが味わえる。これはハッチバックモデルのフォーカスにも装備されている電子油圧式パワーステアリングと剛性感の高いボディの効果であろう。

また、搭載されるエンジンも当然フォーカスと同じデュラテック 2.0 L 16 バルブエンジンである。このエンジンは低回転でもトルクがあるため街中でも乗り易く、また高回転まで気持ちよく吹けあがるのでスポーツ走行も十分楽しめる。なので、4 人乗車のミニバンとしても、2 人乗車のハッチバックとしても快適に走行できるクルマといえよう。

フォーカスC-MAX
ハッチバックモデルと変わらぬハンドリングでより広大なスペースを確保。しかも価格はわずか 10 万円高と戦略的。ハッチバックモデルの売れ行きを思わず心配してしまうほどだ。

楽しいクルマ=いいクルマ

C-MAX の“C”をそれぞれ見ていくと確かに「楽しいクルマ」と多くの人にいってもらえる要素は持ち合わせているようだ。自動車業界において長く仕事をし、様々なクルマを見てきて私が感じるのは、決して高価なクルマがいいクルマというわけでもなく、開発者側がよくできたクルマというのがいいクルマ、というわけでもない。一人でも多くの人が選択するクルマがいいクルマだと長い間信じてきた。しかし最近感じるのは、乗って楽しいクルマがいいクルマなのかな、とも思えるようになってきている。新型車、中古モデル全て合わせてどれくらいの選択可能モデル数があるか数えたことはないが、かなりな数になるであろう。その中からホントに楽しいクルマを探し出すのはライフワークに近いかもしれないが、今回のフォーカス C-MAX は、私にとって間違いなくホントに楽しいクルマである。



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フォーカスC-MAX
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FORD Focus C-MAX
ニューコンセプトワゴン
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フォード ジャパン リミテッド
http://www.ford.co.jp/
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Enjoy W-Car(Vivid Welfare)
http://welfare.vividcar...
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