 |  |  | | | Mitsu meets Ford 〜 フォード・エスケープ | | 日本の家族仕様 〜 フォード・エスケープ |  | 2006 スーパー GT 選手権でフォード GT40 のエースドライバーとして活躍する、レーシングドライバーの光貞秀俊さん。フォーミュラニッポン、国際 F3000、ルマン 24 時間をはじめ世界の舞台で活躍する光貞さんが、フォードの最新乗用車 5 台を一気乗りして、ドライブインブレッションを寄稿してくれました。光貞秀俊さんのフォード車インプレッション特集 ”Mitsu meets Ford” 。第 4 回目はフォードエスケープ編
|  | 文=光貞秀俊(レーシングドライバー)、まとめ=津島健太 (VividCar.com編集長) 写真=佐々木純也(Sutton Photographic Japan)
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|  |  |  |  |  |  | 光貞秀俊 [レーシングドライバー] |  |  |  | | ここの所レース活動でも2005年フェラーリF550GTSマラネロ、2006年はフォードGT40と車種も多岐になりつつある活動の中で、セダン、スポーツカー、SUVと色々な自動車に興味を持つようになりました。これからも市販車の事も自分なりに色々な角度から見ていって皆さんにお伝えしていきたいと思います。 |  |
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 |  |  | |  | フォード車一気乗りの第 4 回目は、エクスプーラーに続いての SUV、エスケープです。実は今回僕が行ったのは、他のプレスも集まったマスタングの試乗会だったのです。それなのにフォード・ジャパンの皆さんが、わざわざ VividCar のためにエクスプローラー、エスケープ、フォーカス ST の 3 台を、マスタングの試乗会場に運んでくださいました。そのおかけで僕だけ暗くなるまで 5 台ものフォード車を一気乗りすることができました。ご協力を感謝します。 ただ、これは僕にとっても予想外なことで、マスタング以外の 3 台に関しては、まったく現場に資料がなかったのです。でも、その分まったくデータに左右されずに先入観なく乗ることができました。もちろん後で資料を確認しましたが、今回はあえてプロフェッショナルドライバーとして、その試乗時に感じたままのインプレッションをお届けしています。そういう意味では自動車評論家の方やライターの方のように論理的ではないかもしれませんが、皆さんが乗った時に、理屈抜きに役に立つ情報をお伝えしたいです。
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 |  | ファーストインプレッション
第一印象として内装にメタリックが使われていて、今まで乗ったエクスプローラーともまったく印象が違いますね。ヨーロッパ車か国産車っていうイメージです。 RV車なんだけど、ステアリングといい、ダッシュボードのデザインといい、乗用車のイメージですね。
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 |  | ドライビングフィーリング
エクスプローラーにくらべるとエンジン音が結構聞こえてきて、がんばってエンジンが仕事してますっていう感じですね。でも車重が押さえられているせいか、音のわりには加速にストレスがかかっている感じはしません。スムーズな加速です。 四駆に切り替えると、アクセルオンオフした時にちょっと遅れ気味に反応しますね。若干タイムラグがあるのが気になります。 でもワインディングでもスロットルに対するパワー感は問題ない。3 リッター V6 DOHC エンジンでも十分トルクがあります。マスタングの V6 のイメージでしょうか。(マスタング V6 は 4.0 リッター SOHC ) ブレーキのタッチは全車種共通して、踏んだ分だけリニア効きます。変に踏み始めだけ効くとか、国産車にありがちな所はありません。 これもマスタング含めた全車とも共通しているんですけれど、足回りが硬いせいか路面の状況がコトコトと下から伝わってきますね。マスタングの時は体にはこなかったんですけれど、シートのクオリティのせいかな。このクルマは体にその振動が少し伝わってきますね。
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 |  | |  | 日本のファミリー向けSUV
今回のエスケープは右ハンドル。外車の場合ご存知の通り右ハンドルでもウインカーレバーは左側にあるものだけれど、この車はレバーも右。国産車感覚で乗れますね。まるでマツダ車の SUV のようなイメージです。(後で聞いた話だと、マツダ車と同じ工場で生産されていると聞いて納得) ステアリングは軽め。エクスプローラーは外車テイストでしっかりめだったんですけれど、ステアリングも最近の国産車っぽいですね。ヨーロッパ車のフィーリングでもないですね。限りなく日本車に近いお手軽なクルマ。足回りはしっかりしているので、普段の足として使いながら、休日ファミリーでキャンプに行くとか、山に行くといったファミリーユースには適しているかな。後部座席も 2 列ですから十分広いですし。そういう意味でも日本のファミリー向きのクルマですね。日本人の休日の過ごし方にあってるかもしれない。エクスプローラーはアメリカのような広い国を遠出したり、オフロードを走ったりするのに適しているようにできています。
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 |  | |  | 四駆はマメに切り替えて
初めて SUV に乗る方のために初歩的なことを言うと、このクルマはフルタイム四駆ではなく切り替え式ですから、マメに切り替えて使った方が良いですね。燃費の問題もありますから。四駆で燃費が悪くなるというのは、無理に駆動をかける時間が長くなるわけです。 一般の方のイメージでは四駆を使うときは雪道や坂道でしょう?もともと砂利道や未舗装路にむいているとはいえ、あまり都会のドライ路面で四駆を使うとプラスになる機会は少ないと思います。切り替えができるならば普段は 2WD で十分だと思います。ですから都会に住んでいる方は、こういう二駆、四駆切り替え式の SUV の方があっているでしょうね。 あえて四駆を使う機会があるとすれば、雪道以外では土砂降りの雨とか、雨の日の上り坂や荷物が重い時のようにすべりやすい時、高速道路のウエット路面のように何かあった時にハイドロプレーニング現象が起きやすいときの危険回避は有利になりますよね。 そういう意味でも、切り替えがついている方が経済的ですし、このエスケープは、価格も200万円から300万円代とこのクオリティとしては国産車並みに安い。クオリティとのバランスから言っても日本の平均的ファミリーにぴったりの SUV ではないでしょうか。
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|  |  |  |  | |  |  |  |  | ブリットのマスタングに試乗! 映画「ブリット」のためにスティーブ・マックィーンの制作会社のセブン・アーツ社は、 2 台の 390 GT を有名なブリット・マスタングに改造した。映画の撮影終了後、この 2 台は、損害賠償問題が起こるのを防ぐために解体屋に送られたとされていた。 だが、なんと、そのうちの一台である VIN8R02S125559 が実は解体されずに、現在もケンタッキー州の納屋に保存されていることがわかった。
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 |  | |  |  |  |  | フォーカスだらけの世界はバラいろ? 映画にはクルマが出てくる。そのクルマの話やウンチクを少々垂れてみたいと思う。ワタクシの趣味嗜好が強くでてしまうかもしれないけれど、その辺はお許しを。
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