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tab_star2007/12/21tab_endVivid 新車解説
ダイハツ・タントは軽の常識を越えられるか?
試しに作って大ヒット! をホンキで作ったら…
話題の新車をズバリ分析。5分でクルマの本質がわかる“知っ得クルマ知識”。今回は4年前、軽自動車界に突如登場して予想以上の旋風を巻き起こした超ビッグスペースワゴン、タントの新型。果たして2代目はこれまで通りの「便利なお母さんの軽」のなのか? それとも…
文と写真=VividCar編集部
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VividCarロゴ丸.jpgicon_homeVividCar 新人編集部員
[VividCar 編集部員]
新キーワード、“NO CARS NO LIFE”を合言葉に取材に励むVividCar編集部。常に寝不足気味なので、タマにポカもやります。厳しくも愛のあるご意見を(笑)
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発表会には伊藤英明、長澤まさみ、小池栄子、ユースケ・サンタマリアとCM等で起用した有名タレントが揃い踏み。これだけみても気合の入りぶりが良くわかる
大きければいい、の真実

 年末も差し迫った07年12月17日、ダイハツ工業は、軽自動車のハイトワゴン、『タント』をフルモデルチェンジして発表した。
 初代タントは、同社のハイトールワゴン、ムーヴをベースに全高をギリギリまで伸ばし、前後左右もボックス型にして軽自動車としてはほぼ限界的な巨大スペースワゴンとして4年前に登場した。
 室内長は当時の軽ではダントツのジャスト、2メートル。中に入った時の率直な感覚は“こんなに広くてどうするの?”といったもので、その分シート数を増やせるわけでもなく、お客に対してどれほどのアピールになるかとも思われたが、予想外の大ヒット! なにしろモデル末期でも月9000台前後という売れ行きを記録し、同社のムーブに続く大黒柱となったのだ。当初はニッチ狙いで開発陣もそれほどプレッシャーに迫られずに作ったようだが、今回の2代目モデルはヒットを前提に、かなりの気合で作られたようだ。
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これはタント・カスタム。男性向けのワイルドなモデルだ
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まさしく軽というよりミニバンの領域。横幅の細さがややつらいが…
進化し続ける軽自動車

 ポイントはやはり乗用車的な作り。実はこの手のワンボックスタイプの軽は、これまでも決してないわけではなかった。ただし、従来型のスズキ・エブリィやダイハツ・アトレーは荷物優先の商用車として割り切って作られており、正直、乗用車としてはクオリティが足りなかったのだ。
 ところがタントはその常識を打ち破り、スペースを持たせつつも、遊び心や女性にも優しい作りを備えることに成功した。あるいは軽自動車全体の進化もあったのかもしれない。
 その昔、軽自動車はボディをこれだけ大きくすると走行安定性やボディ剛性を保てなくなったものだが、ここ数年の技術進歩は凄い。ボディは小さくともほとんどナンバー付き乗用車もビックリの剛性感やクオリティを持つことができ、その結果としてタントの成功があったのかもしれない
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意外にシンプルなインテリア。もっと複雑になるかと思ったが…好ましい限り
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子供なら3人くらいならんで乗り降りできそうだ
さらに大きく、広く!

 さて、新型の特徴はより広大になった室内だ。初代モデルを見た時に「これで限界」と思わせた全高をさらに25ミリ、ホイールベースを50ミリも延長することにより現在2160ミリという軽ナンバーワンの室内長を得ている。これはほとんど大型セダンと変わらないか、凌駕する数値だ。ちなみに室内幅1350ミリ、室内高1355ミリも軽ナンバーワンだ。
 しかもテレビCMでも積極的にアピールしているように、今回の2代目は助手席側に『ミラクルオープンドア』を採用。これはリアドアがスライド式になっただけではない。助手席側のBピラー、つまり真ん中の柱を取り取り去っているため、開口部が異様に広い。横幅にして約1・5メートルもあり、その上、ダイハツならではのほぼ90度に開くフロントドアも備えているため、極端なまでのイージーアクセス性を獲得しているのだ。もちろん上級車種は電動スライドを用意している。
 全体のイメージもかなり変わった。従来の初代タントは、広いことは広いが、インパネにせよ、シート素材にせよ、明るくライトな“いい意味でのチープさ”があったのに対し、新型は全体に質感が高く“乗用車的”になっている。
 実際、最上級グレードはフロアがフローリングタイプになっているのだ。まさに“動くリビングルーム”であり、初代がどちらかというと“スーパーマーケットブランド”で売られていてもおかしくなかったのに対し、2代目はハッキリと“ダイハツのクルマ”になったのだ。
 
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エンジンは660cc直3のノンターボとターボ。ターボは64馬力を発揮し、CVTと組み合わせられ、燃費もいい
 細かくみていこう。
 室内全体は「ジョイフルミラクルスペース」をキーワードに広さと便利さを追い求めている。インパネは初代同様、見やすい薄型センターメーターを採用、シンプルなデザインだ。
 リアシートは左右分割式でフルフラットに出来る上、前後スライド量も多く、それぞれ280mmも動かせる。最後部にずらした時はまさしくリムジン顔負けの足元スペースが出現する。

 エンジンはベース車となったムーブ同様、新型660cc直3エンジンを搭載。最高出力58ps、最大トルク6.6kgmを発揮する。ギアボックスは従来通りのATに加え、新たに効率の良いCVTも選べるようになり、環境性能もアップしている。
 安全装備もデュアル&サイドエアバッグと運転席のみニーエアバッグを装備。プリテンショナーつきシートベルトやブレーキペダル後退防止機構なども備えている。
 そのほか便利装備としてはリアシートの天井に大型収納ボックスの「オーバーヘッドコンソール」、倒せばテーブルとして使える助手席シートバックも装備。スキはない。
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リアもシートを跳ね上げるか、前にスライドすると容量はそれなりにある。
 そしてダイハツは同時にタントカスタムも発表。どちらかというと女性ユーザー向きのタントに対し、男性ユーザーを狙ったもので、ワイルドな4灯式ヘッドライトや迫力のあるエアロパーツ、インパネには3連メーターを用意し、室内はブラックで統一されている。エンジンも最高出力64馬力を発揮する直3ターボを選択することが出来、スポーツ性は高い。ちなみにターボはCVTと組み合わされる。
 価格はタントが108万1500円から140万7000円、タントカスタムが126万円から173万7750円と手頃。月間目標販売台数は8000台と控えめだがおそらくもっと売れるだろう。
 というか新型タントを目の当たりにするとわかるが、作りの良さはかなり衝撃的だ。初代タントは、確かに「今までよりもっと使える軽」というジャンルを作ったわけだが、今回間違いなくその上を行く。新型タントは軽自動車の常識をまた一つ覆すかもしれない。それくらいの出来のよさである。もしやミニバンをも食うかもしれない。
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