 |  |  | | | どうなのフィアット500?「フィアットはね、昔から凄いんだよ!」 | | 業界人に直撃その3 業界の重鎮、国際派山口京一さんの場合 |  | 遂に日本上陸を果たした話題のイタリアンコンパクト、 フィアット500について第一声を訊ねるこの企画。今回はいよいよ業界きっての重鎮、国際的自動車ジャーナリストの山口京一さんを直撃!
|  | 文と写真:VividCar編集部
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|  |  |  |  |  |  | VividCar 新人編集部員 [VividCar 編集部員] |  |  |  | | 新キーワード、“NO CARS NO LIFE”を合言葉に取材に励むVividCar編集部。常に寝不足気味なので、タマにポカもやります。厳しくも愛のあるご意見を(笑) |  |
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 |  |  |  |  | | 元々かのパンナム航空の客室乗務員として世界を飛び歩いていたインテリ系趣味人、“山京さん”こと山口京一さん。堪能な英語を生かし、趣味で世界の自動車記事を寄稿したところから、彼の自動車ジャーナリスト人生は始まっている。その知識の幅、深さ、そして人脈はハンパじゃなく、ムッソリーニの時代からクルマを語れる日本人はこの方だけ!! |  |
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 |  | 昔のフィアットはこんなもんじゃなかったよ
編集部 さてと山京さん、山京さんからみて新型フィアット500ってどうですか? 山京 いいじゃない。見ても楽しいし、乗ってもフィアットらしくて面白い。久々に出たイタリア期待の新星だよね。 編集部 そういえば去年、ヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤーを取ったんですよね。なぜですか? 山京 なぜってクルマもいいし、そもそもフィアットは政治力も凄いんだよ。 編集部 それって今の日本のホンダぐらい? 山京 そんなもんじゃないね。僕がヨーロッパにいた頃は、とにかく凄かったんだから。70年代からフィアット124、128って賞を取りまくって、一世を風靡した。 編集部 今より楽しそうですけど。 山京 今は今で楽しいけど、当時は確かね。フィアット・ウーノの試乗会に、ジャンボを3機も仕立てて、世界中から自動車ジャーナリストをアメリカに招待したりしたんだ。日本からも確か僕とか徳さん(徳大寺さん)とか行ったはずだよ。 編集部 トヨタが初代セルシオでどっかの島を借り切って招いた、なんてもんじゃないと。でも、なぜアメリカに? 山京 当時はアメリカなんて誰も見たことないからさ。アメリカ人もヨーロッパ人もアジア人も全員、デイトナのサーキットに集結させたわけ。 編集部 凄いお金かかったでしょう。 山京 そうだねぇ。あの頃はフィアット128の純銀のトロフィーくれたくらいだからね。でも、お金以上に当時は人材が凄くってさ。フィアットには伝説的な広報部長、マリア・ルビオーロって人がいたんだよ。 編集部 なんか今のフィアット・ジャパンのサラみたい(笑)。名前からして女性ですよね? 山京 なにしろ彼女は凄くって、戦時中はかのファシスト、ムッソリーニに「政府の広報やらないか?」ってスカウトされたくらいなんだから。しかも断ってしばらく干された! 編集部 なるほど〜そりゃ単なる広報上手っていうより、圧倒的なカリスマ性があったんだ。 山京 その通り。なにしろ、僕らがトリノに行くと、汽車でアテンドなんて絶対ない。「なにがいい? ああ、あのクルマね、この色とこの色があるけど、なんなら作らせるわよ(笑)」なんてね。もちろんジョークだけど、そのスケールが凄い。 編集部 新車に乗りに行くというより、マリアさんに会いに行く! みたいな感じもあったんでしょうね。 山京 そんなとこかな(笑) |
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