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tab_star2008/03/07tab_endJAIA2008
JAIA試乗会、選ぶとしたらどれ?またまた勝手に選んだ1/109は……
JAIA試乗会 番外編(後編)
さてさて、今回のJAIA試乗会、高級輸入車がアツイと勝手に断言しましたが、そんな傾向を感じる中で、我々が選んだ試乗会参加車量の1/109は……?
文と写真:VividCar編集部
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sized_IMG_2209VC用S.JPGicon_homeOG編/小倉 修
[VividCar 編集長]
人の意があってこそのクルマという乗り物は、やっぱりおもしろい。人間の飽くなき煩悩と社会とのつながりを考えながら、クルマやクルマのあるライフスタイルのおもしろさ、楽しさを伝えていきたいと思っています。「LOVE CARS, LOVE LIFE」=愛のあるクルマライフ。これがVividCarの伝えていきたいメッセージです。
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日仏修好通商条約150周年なんです!?

 じゃーん、それはプジョー207GTi。えっ?高級車市場アツイっていってるのにナンデ?確かにハイクラスな高級車市場がアツイんですけど、それは傾向のハナシで、ここは、また別視線ってことで。はい。

 というのも時代の要請としてECOっていうことがひとつのキーワード、でもそれだけではクルマはつまらない。つまり、ECO&HOTという選びかたがスマートなんじゃないかなと思うワケです。もっとも、排気量やクラスもあるので、一概にこれがECO&HOTなのだ〜!と語れませんが、ここはわかりやすさ炸裂!小さいサイズ、小さい排気量はECO!ワクワクさせてくれるようなアツーイものを持っていればHOT!という超ストレート直球勝負の視点で選んでみました。そしたら、今回集結した輸入車中では、プジョー207GT&GTiがドンピシャリ。GTもすごくぴったりで万人向けなんですが、HOTさでいくとやっぱりGTiに軍配が……。VWゴルフもポロも最後まで争ったのだけれど、今年は日仏修好条約150周年という記念の年ということもあり、そのトレンド感と150周年のリスペクトもかんがみて、プジョー207GTiに決定!というわけで、あらためて再見してみます。
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復活のホットハッチ、GTi

Introduction/概要
 プジョー207GTのデビューは2007年6月。207シリーズは、日本で大ブレイクした旧206シリーズの後継であり、すべてを一新した新型モデル。プラットフォームは、シトロエン「C2」や「C3」と同じ、PSAプジョー・シトロエンの「プラットフォーム1」を使用し、端正できっちりとした印象の206シリーズに比べて、アグレッシブで躍動感あふれる個性的なデザインを身に纏い、よりスポーティなイメージを強めたモデル。ボディサイズは全長が4030mm、全幅が日本の5ナンバー枠を超える1750mmと、一回り大きくなっている。しかし、衝突安全性といったセーフティ面でも飛躍的に向上し、207のクラスでは欧州NCAPで最高の評価を得ている。

 フロントサスペンションはマクファーソンストラットと206と変わらないが、リアサスペンションはトレーリングアーム+トーションバーから、トーションビーム+コイルに変更。エンジンも一新され、スポーツモデルのGTとGTiには、基本的にMINIに搭載されているものと同じ直噴DOHC1.6リッター4気筒+シーケンシャルターボのエンジンを搭載。それに5速マニュアルミッションが組み合わされる。

 GTiのエンジンは直噴DOHC4気筒1587cc+ツインスクロールターボとGT基本的に同じ仕様ながら、タービンがGTのボルグワーナー製からより強度を高めたKKK製に変更され、最大過給圧が瞬間的に2.0バールまで高まる「オーバーブースト」機能が付いている。これにより最高出力はGTの110kW(150ps)に対して128kW(175ps)/6000rpmとパワーアップ。最大トルクはカタログ上ではGTと同じ240Nm(24.5kgm)だが、発生回転域は1600〜4500rpmと異なり、実質的にはもう少しトルクが増している。0-100km/h加速は7.1秒という俊足仕様になっている。この高出力化とさらなる運動性の向上のため、クラッチも強化され、ブレーキも302mmのローターに大型キャリパーを装着。タイヤもBSのポテンザRE050にグレードアップしている。さらにEPSシステムに電動パワーステアリングを統合制御するSSP(ステアリング・スタビリティ・プログラム)を装備、低ミュー路や制動距離を短くできるなど、より安心してスポーツ走行を楽しめるスペックを持つ。

 装備面も格段に進歩し、左右独立オートエアコンなどアメニティもかなりアップデートしていて快適性も増しているGTiはよりスパルンタンな仕様で、フルバケットシートに、アルミシフト&アルミペダル、専用メーターパネルなどスポーツ心をそそるスペックが与えられている。外観上はGTiには専用のアルミ調のミラー、ツインパイプのマフラー、同色バンパーが装備される。
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ECOでHOTな1.6リッターターボエンジン

What’s ECO?/何がエコ?
「1.6リッターターボエンジンなのに、同排気量のNAエンジン+AT仕様より燃費がイイ!」

 エンジンは直噴DOHC4気筒1587cc+ツインスクロールターボで最高出力は128kW(175ps)/6000rpm、最大トルクは240Nm(24.5kgm)/1400〜3500rpm。テンロクながらハイパワー!しかし、日本の10モード燃量消費率で12.6km/lを誇り、なんと同じ排気量のノンターボのAT仕様の11.6km/lより勝っている!
 MTとATの差はあるとはいえ、ターボは気筒内燃料直接噴射による燃費向上のテクノロジーが導入されているなど、少ない燃料で大きなパワーを得る、高効率&低燃費を狙ったイマドキのエンジン。ちなみにこのエンジンは昨年のエンジンオブザイヤーに輝いたワザありの逸品。ちなみに1kmあたりのCo2排出量は170gとホットバージョンにしてはかなり優れた数値。

What’s HOT?/何がホット?
「2リッタークラスのフィールを持つ、128kW(175ps)のターボエンジン!」

 ドーンとくるような感じではないけれどスタートしてぐっとアクセル踏んでいくと、もりっ!とターボパワーが効いてくる。そのままパワーフィールは衰えず、比較的NA(自然吸気)の2リッタークラスの感じで、ぐいぐい加速。ある条件下(水温90度以上、3,4,5速時など)でオーバーブーストがかかる恩恵もあってか、高速道路で5速入れっぱなしでも、2000回転くらいからならどこからでも加速していき、テンロクとは思えないとてもトルクフルな印象。
 HOTバージョンのGTiはけっこうヤル気にさせるサウンドを発し、このヘンは好みの分かれるところですが、気持ちいい。ちょっとばかり獰猛なライオンちゃんの側面見せています。
207GTiは違いがわかる男のクルマ?

Conclusion/まとめ

 はてさて、プジョー207GTi、環境にやさしい燃費性能といい、パワフルでファンな走りといい、個性的なデザインといい、なかなかのアピールポイントを持つクルマ。ECOでHOTを地でいってます。もっともGTもオススメで、こちらもECO度もHOT度も十分。お買い得という視点がはいれば、GTiはスペシャルな装備もあって価格は320万(消費税込)だけれど、GTは264万円(消費税込)と、輸入車で300万円を切るというのはかなり魅力的。それに206と比べるのはナンセンスかもだけれど、当時の価格や内容を比較してみると、この技術や装備を見るとだいぶお買い得感があって、買い替えの価値はアリ。

 エンジンはBMWとの共同だが、SSPなど人間主体に考えた制御方法などの技術やピニンファリーナではなく自社デザインのボディなど、プジョーのオリジナル度の高いクルマ。思想的には206よりプジョーらしいクルマといえるかもしれない。

 ECOでHOTな207GTiは、ヤングなファミリーやカップルにもマッチするし、熱く攻めたい(?)熟年男性にかなりオススメできそう。そのデザインやブランドが持つ、おフランスでファッショナブルなイメージに、さりげなく優秀な最新のテクノロジーを持っているところなどは、男勝り(古い!)のアクティブな女性層からもモテそうだし……。ブランド的にも性能的にも、その立ち位置やスペックはいろんな層からウケそうな要素を持っている。iPod標準対応にしたら、さらにイマドキなイメージなんですけどネ。5MTというのが日本では不利なのが、残念。207GTiは見た目はGTとさして変わらないだけに、細かいことにブツくさいわず、男はダマって………(これまた古っ)な、違いがわかる男に特にオススメしたい一台デス。

3月8日(土)、9日(日)は全国プジョーディーラーにてスプリングフェア開催中!

C.E.Oguraの余談ですが……
 ところで、日仏修好通商条約は、まだ日本男児にとってちょんまげが命だった江戸時代、1858年に結ばれた不平等条約のひとつ。当時通商的には不平等だったけれど、修好という文字があるように、お互い親しむための交流が本格的に始まったのも事実で、その後開催されたパリ万博に日本も参加し、フランスに一大ジャポネスクブームが起きたことは有名な話。おかげでモネやゴッホといった多くの画家が日本の影響を強く受けたし、それは三ツ星シェフのジョエル・ロブションが日本料理にインスパイアされながら活躍しているように、現在に至るまで連綿と続いているもの。日本側も文学、哲学、思想からコム・デ・ギャルソンといったファッション分野はもちろん、いまやパティシエ、ショコラティエという仏語がボンジュール以上に生活に浸透しているご時勢。ミシュラン君もすっかりクルマ好き以外にも知られるようになりました。そう考えるとフランス文化は、日本の生活にもけっこう浸透しているものですね。フランス車に乗って、日本とフランスの文化を改めて知るのも悪くはないと思いませんか?
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CE.Oguraが勝手に断言! 2008年は高級輸入車がさらにアツイ!?
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