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tab_star2008/03/27tab_end小沢コージの4コマ写真インプレッション!!
新アテンザのZoomZoomエボリューションって何? の巻
2代目マツダ・アテンザ、沖縄インプレッション!!
バラエティ自動車ジャーナリスト、小沢コージがお届けする画期的新車リポート、全然4コマじゃない『4コマ写真インプレッション』! 第6弾は現在の絶好調マツダのきっかけともなったミディアムクラスカー、アテンザの2代目モデル。生暖かい沖縄で行われた試乗会の顛末は…
文と写真:小沢コージ&クライマックス
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今回の注目点…日本では見えにくい新アテンザの本質、それは一体?

 マツダのミディアムクラスカー、アテンザが6年ぶりにフルモデルチェンジして2代目となった。アテンザは昔で言うカペラクラスのクルマであり、さらに2002年から始まったマツダの新戦略「Zoom Zoom」コンセプトを具現化したクルマの1作目でもあり、その役割は大きい。
 が、日本にいては正直、真のアテンザ像は見えにくい。というのも日本はメイン市場ではないからだ。

 例えば今、日本で売れる200万円以上の国産車はそのほとんどがミニバンである。今年2月の販売ランキングを見ても30位入りしてるミディアムセダンやワゴンは、トヨタ・クラウン、プリウス、マークX、プレミオの4車種のみ。すべてトヨタで、あのスバル・レガシィですら入ってない。

 どういうことか。要するに今、ミディアムクラスカー市場は、ヨーロッパ、あるいは北米が主戦場になっているのだ。

 実際、アテンザが強いのはヨーロッパ市場である。あちらでは元々、マツダブランドに対する信頼性、認知度が高い上に、アテンザはライバルたる日本車や韓国車に比べて、明らかにスタイリングがよい。さらに走りも骨太で、実用性も高い。

 言わば“準ヨーロピアンセダン&ワゴン&ハッチバック”として認められているのだ。

 よって二代目アテンザはその正常進化となった。具体的なキャッチフレーズは“Zoom Zoomエボリューション”。簡単に言ってしまえば、Zoom Zoom戦略の継続だ。

 だからスタイルも走りも実用性も高く、もちろん、居住空間もミニバンほどではないが、もちろんいい。というか、すべての性能をバランスよく備えているという点では、ミニバンを凌駕する。

 日本では見えにくいが、海外ではその良さが見えてくる。だから、その中間地点の沖縄なのかな? なんつって!!
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久々の沖縄!

 さーて、久々の沖縄試乗会。学生時代、実はウチのオヤジが那覇に単身赴任してたので、ちょくちょく来てたし、今の業界に入ってからも、なんだかんだオープンカーとかスポーツカーの試乗会が良く行われてたんで来ることが多かったけど、最近は少なかった。でも久しぶりにくるとやっぱいいですね、沖縄!

 しかし実はこの4コマインプレ、今回いろいろバタバタしちゃったんで書くのは久しぶりで、アテンザ試乗会からも間が飽いちゃってるんで少し書くこと忘れてます。

 うーん、がんばれ、小沢! 今、思い出してるよ〜。

 やっぱり4コマインプレ、試乗会の翌日ぐらいにやらなきゃダメかも(笑)

 ちなみに向かったのはANAホテルのある万座ビーチ周辺です。
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マジメな進化

 あーそうそう思い出したよ思い出した。まずは2代目アテンザの解説だ。
 メインコンセプトは「ZOOMZOOMエボリューション」。それはさっき言いましたね。具体的には要するに全方向進化! ってことだ。

 まずはスタイリングのテーマはエモーショナル&スポーティ。その抑揚のあるエッジの効いたデザインをますます進化させていく。小沢に言わせると、ちょっと大人っぽく、ますますこなれてきた印象です。

 そしてハンドリングはリアサスダンパーの直立化や、各部取り付け支持剛性のアップでジミ目に強化。ステアリング回りにはマイナーチェンジで取り入れたRXー8のシステムも使われております。
 
 それからブレーキ性能のアップ、ペダルフィーリングのアップ、フルフラットフロアによる空力性能のアップ、リアビークルモニタリングなど安全ハイテクも導入。

 とにかく数あり過ぎてわかりません!
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そういやエンジンは直4だけだった…

 エンジンは2リッター直4と2・5リッター直4があるんだけど、メインは後者。ま、数多く売れるのは2リッターの方だとは思うけど、美味しいのは俺も2・5だと思ったな。とにかく低速トルクがあって扱いやすく、伸びもいい。一瞬、これってもしやV6? とまでは言わないけど、V6並みの滑らかさもある。

 というかそういえば、アテンザって直4しかないないんだよな〜って今さらながら気付いて驚いた。乗ってるとあまり意識してないが、逆にこのリーズナブルさ、つつましさがアテンザ最大の魅力だと思う。

 なんせ今回も表面的には2・3リッターが2・5リッターに拡大しただけで、2リッターエンジンの方はほぼ変化なし。微妙に良くはなってるみたいだけど…

 いたずらにスペックは追わずに、実質を追う。それがドイツなどでも評価されているのよね。
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世界を狙ったジャパネスクデザイン

 ハッキリ言って最近のマツダデザインは凄くいい! と小沢は思う。
 ただね。このコンセプトを聞くと、正直驚く。なんだかんだ、非常に日本的なんですな。一見、この世界的に評価の高い、今のマツダのセクシーフォルムを見ると、単純に欧米を意識してるようだけど、中身の感覚というか感性はわりと日本的なんだよね。

 今回のテーマも「幽玄」「凛』『精緻』。

 というか今のフォードグループはすべてこうやって「メーカーが元々持ってるポテンシャルを生かす」というブランド戦略を取ってる。ジャガーならジャガー、ランドローバーならランドローバー、そしてマツダならマツダが本来持っているDNAをどうピックアップし、生かすかを考える。

 そういう過程で自然に出てきたのが今のデザイン路線のようだ。実際、今回のデザイナーさんも日本人。ただ、トップの方には外国人がいるみたいなんだよね。

 いったいどういうシステムになってるんだろ? 今度聞いて見ます。
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ラッキー! 梅下さん捕まえた〜

 さーてやっと試乗だ試乗だと思ったら、チーフエンジニアの梅下隆一さんに遭遇。せっかくなんで新型アテンザのポイントをサラっと解説していただくことにしました。
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細かい工夫の塊、アテンザ!

 梅下さん曰く「このクルマはミリ単位で空力とデザインを突き詰めた」そうです。空力で7つの改善をしているそうで、細かくチェックしたらもっとあり、簡単には言えないとのこと。

 そういやロードスターは「グラム戦略」といってメインコンセプトの軽量化に向けて、もう非常に日本人的にネチネチ各部を軽くしていったわけだけど、新型アテンザもまた同様に細かく煮詰めているらしい。やっぱマツダ! だよね。

 例えばフロント部ではこのフロントバンパーの形状を空気抵抗を無くすために練り込んだらしいし、それからフロントタイヤ前のフラップのようなもの、『馬蹄型リフレクター』、コイツがなんと直進安定性にも効くんだそうな。へ〜、聞かなきゃわかんないよね〜
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こだわりの積み重ねです

 リアも工夫も塊だ。例えばこのコンビネーションランプ見てください。尖ってます。実は前後左右の面の頂点がここに来てるんですね〜。こうすると微妙にカッコいいし、一体感を増す。その分、カネと手間はかかるけど、そこは惜しまない!

 あとね。実はこのリアドア下にも馬蹄型リフレクターが! うーん、いちいち細かいよね〜マツダのこだわり!
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インテリアにもこだわってます!

 えーすいません。梅下さん、インパネにもこだわってたけど、不肖小沢、なんだったか忘れてしまいました。確かセンターパネルの質感がどうのこうの? だったような…
 オーディオもボーズのサウンドシステムを投入。これまたドアパネルのスピーカーの取り付け方にもこだわってて、それからそうそう思い出した!

 マツダはこの新型アテンザから新しいユーザーインターフェイスを導入。CFーNetっていうんだけど、要するにステアリングでナビからオーディオからコンピュータまで、すべて手を離さずにコントロールできる。多少、スイッチが複合的に使われるので慣れないと使えないけど、覚えたらラクチン。

 ホント、日本の自動車メーカーのエンジニアって凄いよね。細かい工夫、尽きません!
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2・5リッターエンジン、いい!

 で、ようやく試乗よ試乗! まず乗ったのは2・5リッターモデルだけど、これがいい。旧型の2・3リッターから排気量アップしてるんだけど、低速からトルクが豊かで使いやすく、しかも上まで伸びる。
 ホント、前にも言ったけど、これに乗ってると別にV6なんて要らないとも思う。
 
 ちょっとおおげさだけどね(笑)
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ジミだけど全体的にキレは増してる

 あとね。乗って思うのはジミだけど全体的にキレが増してるってこと。
 おそらくフツーに日本でたらたら乗ってたらあまり気付かないとは思うけど、さっきいったようにエンジンはよくなってるし、ステアリングのフィーリングもよりクリアーになってるし、乗り心地もよくなってるし、静粛性も増してる。

 おそらくホント、これでお値段207万円からで、上限でも267万円って犯罪的に安い! というかさ。ヨーロッパで乗るとよく分かるけど、別にメルセデス、BMW要らないって感じなのよ。普通の人にとっては。

 確かにこだわればそっちの方がいい部分もあるけど、フツーに乗ってる限りはこれで十分。つくづくそれを感じます。
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キモはマツダ流クラフツマンシップ=職人芸

 そして、最後に思いましたね。マツダの魅力とはなんぞやと?
 それは解説の時も言ってたけど、やっぱ「クラフツマンシップ」なんだよね。

 例えばこのインパネのオーディオのツマミにしても、ふと気付くと作りがいい。アルミの削り出し風のタッチで、ちょっとした機械式時計を思い出させるクオリティ。そのほかバックミラーには、おそらく世界初の「リアビークルモニタリング」、つまり、斜め後ろからクルマが気付くと警報を鳴らしてくれる機能もあって、ホント驚く。
 
 そのほかワゴンのラゲッジスペースには「からくりトノボード」ってのがあって、ゲートを上げると、トノボードも連動して上がるようになってる。

 もちろん凄いのも、フツーのもあるけど、気付いたらいろんなアイデアに取り囲まれてる。それが新型アテンザであり、マツダ車なのよ。

 私はつくづく思いましたね。一見ジミなマツダ・アテンザだけど、まさにクラフツマンシップ=職人芸の塊であると。

 分からない人には分からないとは思うけど、ホント細かい工夫がなされてます。頭がさがりますよまったく!

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小沢コージ 40icon_home小沢コージ
[モータージャーナリスト]
愛とヒラメキに生きるモータージャーナリスト、小沢コージ。もしや全国各地に生息する“知られざるクルマバカ”を発見した場合、ぜひぜひ小沢ホームページ、http://www.koji-ozawa.com/をご確認の上、メールにてご紹介ください!! もしや謝礼も???
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