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tab_star2008/05/06tab_end
残念! スーパーアグリ遂にF1撤退
最後の最後に、ホンダの緊急サポートが得られなかった?

 本日6日、都内でレーシングチームの『スーパーアグリF1』の鈴木亜久里代表が記者会見し、9日に開幕する今季第5戦のトルコGPからF1シリーズより撤退すると発表した。

 スーパーアグリF1は昨シーズンから資金難にみまわれ、オフにはわずか2回しかテストが出来ず、開幕スタートすら危ぶまれていた。

 しかし、一時は英国の自動車コンサルタント『マグマ・グループ』による買収話もあり、亜久里氏は代表から退くものの、なんとか再び軌道に乗るはずだった。ところが4月中旬に、中東のマグマの資金源の一つが直前で手を引いたことにより破談。再び、存亡の危機に立たされていた。

 その後ここ数週間、新たにドイツの部品メーカー『バイグル社』による援助話が出ていたが、やはり上手くいかなかったらしい。

 根本的には常に後ろ盾になっていたホンダに対する、これまで積み重なった何10億円ものレンタル料請求が元になっているというが、なんとかならなかったものだろうか。

 ホンダ広報部からのリリースによれば「(前略)スーパーアグリF1チームのF1活動撤退は誠に残念な決定ではありますが、SAF1が自立し将来的にも安定した運営基盤が確保できない状況ではチームの決定はやむを得ないものと受け止めました。」とか。

 誠に残念である。ホンダの事実上のBチームという意味もあったはずの『スーパーアグリF1』。日本人ドライバーとして、これまでにない人気を誇る佐藤琢磨選手の受け皿にもなっていたわけだし、そもそも日本のF1人気の存亡にも関ってくる話だ。

 それとも中嶋Jrの登場、あるいはホンダに元フェラーリの辣腕監督、ロス・ブラウン氏が入ったことで、この点は大丈夫だと見なしたのだろうか。

 そうでなくても、『スーパーアグリF1』無き後、日本人によるワークスチーム以外のF1参加はほぼあり得ないだろう。なにしろ亜久里代表以外に、魑魅魍魎渦巻くあのF1界に個人で挑めるほどの、勇気と、経験と、魅力を持った日本人はいないのだから。

 ありうるとしたらそれこそ“佐藤琢磨監督”だろう。それにしてもまだ現役ドライバー。しばらくはあり得ない。

 まあとにかく『ウィリアムズ』や『レッドブル』といったヨーロッパプライベーターに、対抗する日本人プライベーターが今後しばらくは生まれ得ないということがほぼ決定したのである。

 もしや中国人チームの方が先かもしれない。
 
 返す返すも残念である。

 なんにせよ、これでF1を見る楽しみが一つ減ったのは確か。とりあえず亜久里代表には「本当にご苦労様でした」と言いたい。
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