 |  |  | | | 今後のプジョーの命運を左右する新型308とは? | |  | | ベストセラーコンパクトの206が世代交替し、207になったのに続き、ひと回り大きい307も7年ぶりに新型308へとフルモデルチェンジ! ヨーロッパでは2007年9月にデビュー、ようやく上陸となったが、最近日本ではプジョーとシトロエンが合併するなど変化も多い。果たして今後のプジョーはどう変貌していくのか。 |  | 文と写真:VividCar編集部
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|  |  |  |  |  |  | VividCar 新人編集部員 [VividCar 編集部員] |  |  |  | | 新キーワード、“NO CARS NO LIFE”を合言葉に取材に励むVividCar編集部。常に寝不足気味なので、タマにポカもやります。厳しくも愛のあるご意見を(笑) |  |
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 |  |  |  |  |  | | 右:ティエリー・ポワラ社長 左:プジョー・スタイルセンターディレクター ジェローム・ガリックス氏 |  |
|  |  | なんと社長自らが紹介!第8世代の牽引役はこの308!
プジョー・シトロエン・ジャポンは、ミディアムモデル、新型プジョー308を発表した。販売開始は6月2日となる。
今回の発表会場は東京国際フォーラム。1932年の"301"からスタートし、8代目となる308はいったいどんなクルマなのか…大勢のマスコミ陣が見守る中、ベールを脱ぐ時が来た! まず最初のスピーチは、プジョー・シトロエン・ジャポン社長、ティエリー・ポワラ氏。ちなみに、初めの挨拶のみ日本語とフランス語で行い、あとは英語。プジョーのラインナップ初の第8世代であり、3シリーズに7年ぶりに登場する新型車ということもあり、気合いの入った紹介が行われた。
1世代前の307は、2001年に登場以来、6年間で328万4000台もの記録的な販売実績を残している。日本での販売は約25000台。そして、全売上中の約27%を占める、最も売れたボディータイプがハッチバックであった(その後、セダン18%、ワゴン16%、ミニバン18%と続く)。 なるほど、今回登場した308にも、プジョーを牽引してゆく役割が与えられていることに不思議はない。なんと、200万km(地球を50周!)にも及ぶ実車走行実験を実施し、卓越した走行性能と高度な安全性を高次元で融合させたという。 |
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 |  | 飛びかかる獅子の如く…躍動感あるスタイリング
さらに、21世紀のプジョーが掲げる"Feline"(フェリーヌ=ネコ科の動物)というデザインアイデンティティを継承した、躍動感溢れるエクステリアスタイリング、また今回徹底的に追及したというインテリアデザインに話が及ぶ。
まずはエクステリア。プジョーエンブレムから連なるボンネットのV字デザインと、大型ヘッドランプ、大型エアインテイクが、ネコ科動物の表情を見せている。 サイドデザインも躍動的な印象を与えるために明瞭なウエストラインを刻み、鋭角的にデザインされたサイドウィンドウとあわせ、美しい流線型を強調している。ボディサイドにまで回り込んだテールゲーとウィンドウも独創的なデザインだ。 |
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 |  | プジョーがこだわるとこうなる!高揚感のある内装デザイン
そしてインテリアは、美しさとクオリティを徹底的に追及し、高品質な素材を採用。デザインテーマであるボンネットのV字をシフトレバー基部のトリム、シートの背中部分、ルームランプにも繰り返されている。 ダッシュボードは、少し斜めの形状になっており、エレガントな印象を強めるだけでなく、乗員の居住性も高めている。「Cielo」「GTi」のみのオプションとなる特別内装"インテグラル・レザー仕様"では、ダッシュボード及びドアイントリムまでフルレザー仕上げとなり、眺めるだけでドライブへの期待を高めてくれそうだ。
少し変わった装備として、パフュームディフューザーという室内に香りを漂わせる機能があるのがフランスっぽい。6種類のカートリッジから好きな香りを選び、エアコン送風口に挿し込んで使う。香りはすべてフランスの香水メーカーで調合しており、日本仕様車には"スプリングフラワー"と"エキゾチックバニラ"が標準装備されている。他に"コクーンロッジ""ウッドセンセーション""スイートエア""ピュアセンセーション"があるとのこと。
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 |  | BMWと共同開発のエンジンを積んだ3タイプを発売
モデルバリエーションは“Premium”“Cielo”“GTi”の3タイプ。“Premium”“Cielo”が5ドア。“GTi”は3ドアとなる。
それぞれ1.6リッター直噴ターボチャージャーエンジンに4速ATを搭載し、新世代の走りとクオリティを凝縮した5ドアのプレミアムバージョン『308Premium』と、同エンジンを搭載したパノラミックガラスルーフとフルレザーシートなどの上級装備が特徴のラグジュアリーバージョン『308 Cielo』、ハイパワーチューンされた1.6リッターの172馬力エンジンと6速MTが生み出すダイナミックな走りが特徴のスポーティバージョン『308GTi』の3タイプとなる。価格は以下の通り。
新プジョー308
308 Premium ファブリック、5ドア、右ハンドル、1598cc、4速AT 価格:299万円 308 Cielo レザー、5ドア、右ハンドル、1598cc、4速AT 価格:345万円 インテグラル・レザー(受注生産)価格:364万円
308GTi ファブリック&レザー、3ドア、右ハンドル、6速MT 価格:355万円 インテグラル・レザー(受注生産) 価格:384万円
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 |  |  |  |  | | インテリアのコンセプトに選ばれた1枚からCGを起こす |  |
|  |  | 308デザインチームの現場をつぶさに紹介!
さて、クルマの紹介という本筋からは少しはずれるが、今日のために、スタイリング、内装外装すべてに関わった"プジョー・スタイルセンター"のディレクター、ジェローム・ガリックス氏が来日しており、このクルマがデザインされていく過程を我々につぶさに見せてくれたのが興味深かったので、ご紹介しておく。
コンセプトカー907からインスパイアされたという308。どんなクルマでもそうなのだろうが、まずはエクステリア、インテリア共に大量のスケッチが描かれる。ここではディテールではなく、スタイルや、クルマを象徴する”一本のライン”を探すという作業のようだ。
次に、外観を立体的に探るため、色々なタイプの5分の1モデルを作って比較する。同時に、コンピュータ上でもスタイリングを詰めていくようだ。この工程を経て、モデルが2つに絞られた。 さらにシャープなものと、少しまろやかなラインのものをくらべるため、1分の1モデルを作成し、あらゆる角度から検討し、今回はその両方から良いところを取って融合させるという結論に達した。
外観モデルとは別に、内装スケッチからも何枚かが選ばれていた。シンプルな案、デコレーションされた案…そしてその中から最高の1枚として選び出されていたものは、優雅な斜めのラインをもったダッシュボードや、ドアインテリアトリムまで一体感のあるデザインであった。 これをコンセプトとし、実際の装備を配置したシミュレーションをコンピュータ上で行ったあと、シートなども含めた1分の1モデルを制作。
そうしてでき上がった外装モデルと内装モデルを組み合わせ、デザイン部隊の目の前に初めて"プジョー308"が現れたのである。 チームの写真を紹介しながら語るガリックス氏の誇らしげな表情からも、この瞬間がモノ作りにおける醍醐味であったろうと想像する。
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 |  | なんと308SW日本初お披露目のオマケつき!
今回の発表会では、先のジュネーブショーで初お目見えし、日本では初公開となる308SWが会場に登場!この日のために…なのかは定かではないが、フランス本国より取り寄せたばかりの308SWが、堂々たる姿を見せてくれた。3列7人乗りだが、さすがに3列目は小柄な日本人でも少々狭いか。
荷物も人もたっぷりフレキシブルに載せられて、欧州ではミニバン的な役割をになっているというこのモデル、販売開始は秋頃の予定とか。ミニバン大国日本でどう受け入れられるのか興味深い。 |
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