 |  |  | | | 快楽安物写真機「POLAHOLGA」 | | 史上最強のトイカメラ、ポラロイドフィルムを得る |  | 手に持てばプラスティッキー、信じられないほど軽くてチャチなブローニー版のトイカメラ「 HOLGA 」は、トイのくせして撮るのが難しいという点でプロフェッショナルなユーザーが多いという妙な存在なのだが、その究極のトイカメラにあのポラロイドのインスタント写真用のジャケットがついた。しかも使うフィルムはプロ用のピールアパート。例のぺりぺりって紙をはがすアレだ。そのカメラ人呼んで「 POLAHOLGA 」。 その正体と楽しさを探ってみよう。 |  | 文:まつばらあつし 写真:大谷和利 / まつばらあつし
|  | |
|  |  |  |  |  |  | まつばらあつし [vividcar エグゼクティブディレクター] |  |  |  | VividCamera も少しづつコンテンツが増えてゆくのでお楽しみに。 また、クルマ関係の記事や、バイクとかいろんなものにも焦点を当てて行きたいと思うので、そちらの方もどうぞご期待を。人間としてはオートフォーカスじゃなくて、決めたものにフォーカスを合わせるマニュアルなタイプかも。 |  |
|  |  |  |  |
 |  |  |  |  | 大きさは一昔前の一眼レフカメラ並。 しかしそのウエイトは小さなデジタルカメラよりも軽い。 裏蓋を開けたら中はご覧の通り。ほとんどドンガラ。 |  |
|  | キホンはトイカメラである
HOLGA のキホンはトイカメラである。実際手に取ってみると、その大きさから想像するよりもはるかに軽い。なんたってペナペナのプラスティックで出来ているんだもの。ボディだけじゃなくてレンズまでも、だ。 でも、このボディの大きさからもお解りのように、これはいわゆるブローニー版のフィルムを使う大判のカメラなのである。オモチャのくせして、と一瞬思うが大まじめ。この大きさが実は HOLGAの キモの部分でもある。ともあれ全体のディティールを見ていただきたい。どこから見ても本格的なカメラに見えるが中身はチャチなヤツなのだ。単体の場合レートによっても違うがおおむね 2000 円台 〜 3000 円台後半で手に入れることが出来るようである。 原産国はどうやら中国らしいが、パッケージにも記載が無いので詳しいことは解らない。 |
|  |  |  |  |  |  |
|
|  |
 |  |  |  |  | ポラロイド用ホルダーをつけるとこんな感じ。 定価の約 70% がこのホルダーの値段。 持ち運びに便利とは言い難いが、それも1つの魅力。 |  |
 |  | パッケージデザインの秀逸なところも ファンの心をくすぐる。 80 シリーズは基本的にはプロ向けの製品だ。 ピールアパートとは、その名の通り ぺりぺり剥がしてゆくあのタイプのやつだ |  |
|  |  | ポラロイドとのコラボレーション
とまあ、ここまでは「 HOLGA 」の話。この HOLGA はトイカメラのクセしてデカイ写真が撮れるし、手軽なので実はプロフェッショナルやマニアの間ではかなりの人気商品となっている。 で、ソコに目をつけたのがポラロイド社。この HOLGA の裏蓋にポラロイドフィルム用のホルダーをくっつけてしまった。ゆえにブローニー版ではなくポラロイド写真が撮れる HOLGA の完成だ。人呼んで「 POLAHOLGA 」。一部のユーザーでは略して「 POLGA 」とか呼んでいるらしい。 このホルダーをつけると、タダでさえ大きめのボディを持つ HOLGA がひとまわり大きくなって携帯性は抜群に低い。しかも HOLGA の特徴である暗いレンズにどう写るか解らない個体差の激しいボディ、まるきり当てにならない操作系をすべて受け継ぎ、しかもファインダーまで半分ツブれるというものすごさ。fタイプに付属のフラッシュは超暗く、1m 越えたらまるで役に立たない。 ハッキリ言って POLAHOLGA での撮影には「慣れ」が必要だ。その時の天候や明るさ等を考えながらフィルムを選び、画角はノーファインダーで山勘任せ。デジタルカメラなどに慣れた身からすると「めんどくせ〜」カメラではある。 しかし不思議なもので、そうやって頭を使い身体を使って考えながらシャッターを押し、ぺりぺりって台紙を剥がして写真が出てきた瞬間の嬉しさというか充実感は、なかなか他のメディアでは体験できない面白さがある。 使うフィルムはプロフェッショナル用のピールアパートフィルム 80 シリーズ。その独特の色合いは絵画的な印象すら漂う。カラーは ISO 80 と 100、モノクロは ISO 80 と 100 と 3000 という、なんだか笑っちゃうようなラインアップがものすごい。 |
|  |  |  |  |  |  |
|
|  |
 |  |  |  | レンズ周りの指示ガイドはほとんど意味なし。 シャッターもプラスティックのレバーだ。 ホルダーをつけるとファインダーはこの通り。 最もパララックスが極端なのでファインダーはただの飾りに近いが。 |  |
|  | |
|  |  |  |  |  |  |
|
|  |
|
|  |  |  | HOLGA 120 S / 120 F :
|  |  |  | ポラロイドがリリースする「 HOLGA 」のセット。 ノーマルタイプの「 S 」が 12800 円。フラッシュ内蔵タイプの「 F 」が 14100 円。補正レンズやフィルムホルダーなどすべて揃っている。 使うフィルムはピールアパート 80 シリーズ。セット内のフレームを入れて撮影するので、サイズは 6 × 6 になる。 |  |
|