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tab_star2001/06/15tab_end飛行機モデル
英国ダックスフォードの航空ショー
戦闘機がアクロバット飛行!はんぱじゃない凄さ!
 軍用機の知識がまったくない私が、東京青山でモデル飛行機を販売している「ウィングクラブ」の社長である矢野氏に同行して英国はロンドンの北にあるケンブリッジ郊外のダックスフォード戦争博物館で行われる航空ショーの取材に行くことになった。
 矢野氏はプライベートでこのショーを観に行くとのことで、氏がわざわざこの為に英国に足を運ぶほどすごいイベントとはどんなものかを確認するのがこの取材の目的である。
 私は軍用機というと B29 や B52 という爆撃機の名前くらいしか知らないが、そんな私でも楽しめるイベントなんだろうか、ちょっとの期待と(かなりの)不安の入り交じる中、ゴールデンウィーク後半にロンドンへ飛んだ。
 
文と写真:木村ジュリ
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戦闘機がアクロバット飛行!はんぱじゃない凄さ!page1サマリー情報_サムネール
英国ダックスフォードの航空ショー2page2
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木村ジュリ_プロフィール_写真Sicon_home木村ジュリ
[英語通訳/翻訳]
今までは必ずディーラーでタイヤの履き替えをお願いしてたけど、今度は自分でタイヤ交換にチャレンジする予定。ジャッキを一回も使ったことないままではとっさの時にパンク修理も出来ないものね。
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駐車場に居並ぶ車も個性的
これはフォルクスワーゲン1600バリアント
ウォーバード好きはクラシックな車好きなのか?
オリジナルに近いウォーバードが飛ぶ

 今回はケンブリッジまで電車を利用することになる。ロンドンのキングスクロス駅からダックスフォードまで所要時間約 1 時間半。ケンブリッジ駅からタクシーで 15 分。
 電車の中で矢野氏にダックスフォードの魅力について聞いてみる。

Q:このためにわざわざ英国にいらっしゃる一番の理由は?

矢野:なんといってもウォーバードがきちんと飛べるような状態で保存されていることですね。あと、航空機の質が高いんです。英国人は日本人に似て、オリジナルにこだわっていますから、航空機がオリジナルに近い状態なんです。アメリカは需要と供給の関係で戦闘機自体の数は多いんですが、オーナーの趣味や安全性の問題でかなりモディファイしているんです。それとダックスフォードの航空ショーでは圧倒的に多くの戦闘機が飛びます。一日でかなりの数を見ることが出来ますよ。また、ダックスフォードの場合は目の前が滑走路でその脇にとまっているところも見られますし、そこから飛び立つところも見られます。すぐ近くで珍しいウォーバードを見ることが出来るのがなんといっても魅力ですね。だから、そのためにわざわざ英国まで行く価値は十分にあるんですよ。

 会場のダックスフォード戦争博物館は航空機の格納庫がいくつも並ぶ場所。
博物館というよりは、航空機の格納庫を博物館にしたという感じ。格納庫では航空機の展示だけでなく補修も行なわれていて、修復中の航空機も見られる。
 今回の航空ショーの入場料は 15 ポンド(約 2,500 円)。これはもちろん航空ショー当日だからで、通常博物館にいくだけなら 7.70 ポンド(約 1,300 円)である。
 入場料を支払い、駐車場を通ってまずは「第一格納庫」という名前の博物館へ。
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矢野氏 
フェアリー・ガネット AS6 をバックに
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矢野氏の会社「ウィング・クラブ」で販売している
ウェストランド・ワイバーン S4 1/18 のモデル
フェアリーガネットと同時代の戦闘攻撃機で、
こちらも矢野氏の大好きな航空機の一つ
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防寒対策をして、椅子に腰掛けて開始を待つ人達
当日の入場者は約 2 万人
新旧の航空機がずらり!

「格納庫」という名前通りに中はかなり大きい。すっごーい。歴史的な航空機がいくつもおいてあり、横にはエンジンの展示もある。
「あれはハリアーで、こちらはサンダーランド Mk Vです」矢野氏の目も輝き、次々と説明してくれる。無知な私は口をぽかんとあけてただひたすら「すごい」としかいえない。
 ここでの矢野氏のお気に入りはフェアリーガネット AS6 という対潜哨戒機。
ここに展示してあるのを初めて見たということで、写真を撮りまくっている。
 「ウィング・クラブ」で販売しているモデル飛行機はオリジナルが多く、そのデザインはほとんど自社で行っているそうだ。デザインをするにあたっては飛行機のディテールが重要だけど、ものによってはなかなか資料が手に入らないものや、手に入っても一部がよくわからないものがあるという、この飛行機はディテールがわかりにくかったものひとつだということ。プライベートでの訪問でもやはり仕事をしている。趣味と実益を兼ねているというのだろうか。本当に飛行機が好きなのだと感じる。

 全体が一望出来る展望ポイントのようになっている中二階の場所から全体を眺めると、大きなからすのような航空機が。
「あれはなんですか?」
矢野「あれは SR-71 という航空機で、ブラックバードといって、ロッキードが作った米国の写真偵察機です。以前、U2 という航空機があったのですが、これが落とされてしまった。それで登場したんです」
 この SR-71 はダックスフォードについ最近お目見えした航空機で、1989 年まで現役だった。 SR-71 は現在でも世界最速、最高度飛行記録を保持していて、北ベトナム、北朝鮮、リビア、シリア、イラン、キューバなどで偵察機として活躍した。飛行速度は時速 2200 マイル。音速の 3 倍である。

 博物館を出て、滑走路のあるほうに歩いていくともうかなり人が集まっている。多くの人は後の方で持参の椅子に腰掛けて待っている。当日は曇りのち晴れの天気だったが、吹きさらしの場所のために風がかなり冷たかった。
 滑走路にはすでに様々なウォーバードがスタンバイして開始時間の 2 時を待っている。
 滑走路は本当に目の前。ここを歴代のウォーバード達が飛び立っていくのかと思うとぞくぞくしてくる。
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スタンバイして出番を待つウォーバード達
左から P51D ムスタング、F4V-1 コルセア、P40 ウォーホーク、Bf-108、フィアット G46
滑走路は柵のすぐ向こう、本当に近い
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ダックスフォード帝国戦争博物館
http://www.iwm.org.uk/d...
今回訪れたダックスフォード博物館の公式ウェブサイト
英語のサイトだが、ダックスフォードまでの行き方、航空ショーの予定、近日中にここから飛び立つ予定の軍用機などを調べることが出来るので、ダックスフォードへ行くことを考えているのなら役に立ちます
「ホーム」からは英国内にある他の帝国戦争博物館へもリンクしています
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tab_note
ウォーバード :
軍用機の総称
特に第二次世界大戦で使用された戦闘機などをそう呼ぶことが多い

当日飛んだ主な航空機のリストは以下の通り :
シー・ヴィクセン、タイガーモス、ホーネット・モス、レオパード・モス、チップマンク、ドラゴン・ラピード、ヴァンパイア、ヴェノム、T-33、ホーク、ユングマイスター、K-21、B17、P40、ブリストル・F2b・ファイター、アヴロ 504K、ニムロッド、グラディエーター、フィアットG46、Me108、ブレニム、ハリケーン、スピットファイア Mk V、スピットファイア Mk IX、シー・フューリー、ミーティア、ピューマ、CH53、ソードフィッシュ、ワイルドキャット、トーネード GR3、ツカノ、ハリアー、P51、コルセア
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