 |  |  | | | AC Cars | | 憧れの AC Cobra と対面 |  | | 「AC」というと、かつてのレースファンならずとも聞き覚えがあると思います。もともと 100 年くらいの歴史のある会社ですが、一躍有名になったのは、かの「ACコブラ」でしょう。そのなかでも、427 SC といわれるモデルは、私の若かりし日の憧れでした。現在少数ですが、他メーカーからコブラレプリカも販売されていますが、オリジナルはこちらの AC Cars です。 |  | 文、写真:佐藤光博
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|  |  |  |  |  |  | 佐藤光博 [自動車輸入業] |  |  |  | | 英国にはいつの時代にも「これぞライトウェイト!」というスポーツカーを作っているメーカーがあります。そんな車をどしどし紹介していきます。 |  |
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 |  |  | 工場訪問
その憧れとお近づきになれるチャンスがやってきたのです。社費でのイギリスメーカー巡りと、メーカーの輸入代理店になれないかということを交渉するというお仕事が巡ってきたのです。数あるメーカーの中から、最初に訪問するメーカーとして選んだのは、迷うことなくかねてからの憧れだった AC Cars を挙げました。 工場は、ロンドンの南の Weybridge と言うところにあり有名なブルックランズサーキットのそばにあります。 ほとんどが手作りというこのクルマを作っている工程は感動すら覚えます。自分の目の前で、少しづつではありますが、憧れていたクルマができあがってゆくのです。これは、これから巡るメーカーすべてに言えることですが、大量生産で出来上がってくるクルマと違い、クルマが産まれるという感じがします。そんなことを考えてしまうのは私だけかもしれませんが。 |
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 |  |  |  | 社長の Alan Lubinsky 氏。まだ 43 歳。 ビジネスマンらしい切れの良い英語を話す。 |  |
 |  | 5 リッター V8 のフォードエンジン。 英国でのフォードというブランドロイアリティは絶大だ。 |  |
|  |  |  | 現在の AC Cars
かなり私情が入ってしまいましたが、ここからが本題のお仕事になります。社長の Alan Lubinsky 氏と話したところ、非常に前向きに考えてくれるということになりました。
私の不勉強かもしれませんが、AC Cars はかつて日本ではコーンズが代理店だったそうです。社長の Alan Lubinsky 氏は日本へ数回来日しているようで、コーンズのことは非常によく知っていました。当時は 1300 万ぐらいする手作りの AC Cobra しかなかったのでコーンズとしてもフェラーリと同じような価格帯のスポーツカーブランドを 2 つ持っていてもメリットがなかったのではと思いました。
現在の AC Cars の主力は一体成型のカーボンファイバーのボディを持った AC Cobra で 5 リッター V8 のフォードエンジンを積んだ「5.0L V8」とロータスの V8 ターボエンジンを積んだ「212 S/C」の 2 種類があります。
また、 2001 年 7 月に新製品の Mamba というモデルを発表しており、エアコン、パワステと共になんとゴルフクラブも積めるトランクがあることを売り物にしていますが、面白い事にこの Mamba にはオーストラリアフォードが開発した LPG エンジンのバージョンがあり、環境にやさしいスポーツカーとしてグリーンバージョンと呼ばれるモデルもラインナップしています。
また来年後半の発表予定のモデルで、初代 AC ACE のデザインをモチーフにした New Ace は小型オープンカーで、今のところはドローイングしかありませんでしたが、非常に魅力的なスポーツカーだと感じました。価格もかなり抑えられたモノになるそうです。
もちろん従来からの手作りアルミボディの Cobra もありますが、すべて注文仕様となっています。
AC Cars の 100 年を記念して 10 台製造した Centenary Eight リミテッドエディションはあと 2 台残っており価格は 85,106.38 ポンドとのことです。またアルファロメオを初めとするイタリアンメーカーのようにキーホルダーを初めとする様々なアクセサリーも販売しており、そこそこ売れているようです。 というか、かくいう私も個人的にいくつか購入してしまいました。 |
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 |  |  |  |  | カーボンモノコックボディーと言う一体整形技術は、素晴 らしい剛性感とファイバーでは到底不可能な造詣の美を魅せ てくれる。 |  |
 |  | こんな貴重なクルマが、工場内にポツンとおいてあった。 設立 100 年という歴史の重みを感じた。 |  |
|  |  | レプリカとの違い
現状の生産能力は Cobra で言うとカーボンモデルが 250 台、アルミモデルは 50 台とのことで、その数字はあくまで希望のようです。ただ今月中に新しい工場に移るとのことです。そこに移れば生産力も上がる筈ですし、新製品の Mamba などは年末までに 500 台を作る予定とのことです。
商談後 0 - 60 マイルが 4 秒という AC Cobra 212 S/C に乗せてもらいましたが、すばらしい速さ以上にスカットルシェイクのないしっかりしたボディに関心しました。その感想を率直に Lubinsky 社長に言うと、その点が数ある Cobra のレプリカが絶対克服できない点だと胸を張っていました。
AC Cars は、 1990 年代、一度潰れかかったにもかかわらず、カーボンファイバーの成形技術を元に手作りの高価なアルミボディーから素材を切り替えることによって、ニュージェネレーションにも手の届く価格のクルマになったそうです。
単にオリジナルカーとして昔のクルマを作っているメーカーではなく、新しいことにチャレンジして行くという姿勢には感服しました。既存のとても高価で、一握りの人しか手に入れることができなかったアルミボディーのプレミアムカーより、ちょっと頑張れば手の届くクルマという方がイイと個人的には考えていますから。
次回は「NOBLE」をご紹介します。 |
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|  |  |  |  | AC Cobra 5.0L V8 [2001年式]
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 |  | AC Ace [2002 or 3年式] まだドローイングの状態ですが・・・ |  |
 |  | |  |  |  |  | GB マスタング訪問記 GB マスタング。それは、フォックス・ボディと呼ばれる 1987 〜 93 年型のフォード・マスタングを改造してオリジナルのマスタングを造っているベンチャー会社であった。
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 |  | |  |  |  |  | アンティーク・オート・ショップ ニュージーランドからイギリスに移住する時、ロスに立ち寄る予定だったグラント・ウッド氏。ロスのカー・カルチャーに惚れ、東への旅を急遽取りやめてからもう 20 年以上経過している。
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 |  | |  |  | バイオメガの MN01 アルミニュウムの近未来的表情や質感に魅せられたデザイナー、マーク・ニューソンが手掛けた自転車。
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 | 佐藤さんは? :
|  |  |  | さて、佐藤さんはどんな会社にお務めなのでしょうか? しばらくは彼の英国スポーツカー訪問記をお楽しみください。 |  |
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