 |  |  | | | ボーズの車種専用オーディオシステム | | The Bose Sound System for the Alfa Romeo 156 |  | アルファ好きが待ちに待ったアルファロメオ 156 GTA の試乗に出かけた。しかし、当日は台風の接近で大雨が予想されており、朝一番の試乗を予約にしたにも関わらず土砂降りの中の試乗となり、せっかくのハイ・パフォーマンスカーだったのに残念な一日となってしまった。 しかたなく、音楽でも聞いて帰ろうかと思ったら、試乗パンフレットに「ボーズ社との協同開発による専用カーオーディオシステム搭載」と書かれているではないか。これは興味がある。クルマの開発段階からオーディオメーカが専用システムを手がけるといったいどういったサウンドになるのだろうか。試乗を終えてから、ボーズ社の担当からゆっくりとシステムの特徴を聞く事ができたので、ご紹介しよう。 |  | 文・写真:永山辰巳 資料:ボーズ・インターナショナル株式会社 広報
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|  |  |  |  |  |  | 永山辰巳 [VividCar 元編集長] |  |  |  | | 2006年、VividCarはプロフェッショナルなブロガーを目指します。創刊以来5年を迎え、ちまたのブログサイトとは一線を画するVividCarは、ネットワーク知識編纂をビジョンに確実にコンテンツを増やしながら未来のWebBookメディアを開発してきました。私たちはこれをWebフォトジャーナルシステム呼びます。生涯にわたり記録し続け知識を編纂する楽しみをごいっしょに。 |  |
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 |  |  | GTA の内装
車室内の華は、センターコンソール。長らくカーオーディオの占領場所だったのが、最近はカーナビに奪われてきた感が強い。そんなご時世新型の 156 GTA とマイナーチェンジした 156 と 156 スポーツワゴンには、ボーズ社の専用設計のカーオーディオが標準装備され、センターコンソールにはばっちりコーディネートされたヘッドユニットが幅を利かせている。内装がブラックの基調にセンターコンソールはシルバーの金属光沢で存在感が一段とアピールされているが、ここは好き嫌いが別れるところだろう。べたな案かもしれないがカーボンパネルで色調を併せながらも、抑制の効いた渋味が筆者にとっては好みだ。きっとそのうちそんなカラーコーディネーションパーツが後付で出てくると思われる。
最近のアルファの内装デザインは 147 から始まり、全体にデフォルメの強い質感も強調された感じでどちらかと言えば、アクの強い傾向。だが、これが他車にはない強烈な個性となっている。内装を一目見た女性が気に入り、秀逸な内装デザインを持つクルマ(アルファの紋章ではなく)として評価されるというだからアルファも変わったものだ。確かに一クラス上の内装であり、特に 147 クラスをお求めの方にはそのプレミアム性において大きな満足感をもたらせてくれる。 |
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 |  | |  | さて、お待ちかねのボーズ・サウンドシステム
土砂降りの中、試乗車として用意してあった 156 GTA の一台に、VividCar 編集員の柴田と私、そしてボーズ・インターナショナルのマーケティングプログラムマネージャの金さんにシステムの全容について、音楽を鑑賞しながらご説明頂いた。
基本構成は、フロント、リアドアの両サイドにツィータ、フルレンジをコアキシャル(同軸配置)で合計4発と、トランクルームに5チャンネル式リニアアンプ駆動のサブウーファーで合計5ユニットの構成を採っている。この説明を聞いたところで、疑問が。ドアの開閉ノブの直前にはボーズのロゴの入ったツィータユニットがあるので、これは一体何か?と聞くと、実はダミーなのだそうだ。設計段階では、そこにツィータを埋めこんでみたそうだが、どうしても理想的な音場空間が創れず、ダミーとしてロゴを取り付けボーズ搭載車であることの証明としたそうだ。
うーん。これは期待出来る。なぜなら、私も自称オーディオマニアで、愛車の GTV にはかなり金をつぎ込んで好みのサウンドを造り上げた(私の GTV のサウンドを聞いて、カメラマンの北畠さんは、同様に泥沼にはまり込んだそうだ)。実際、その過程で思ったが、後付でそれなりの音を追求すると、デッドニングから始まり位相調整、クロスオーバーなど通常のハイファイオーディオ以上のノウハウが要求され、結果的に相当な出費をする。それも楽しみのうちと言ってしまえばそれっきりだが、なかなか良い音を作るのは難しい。とくにドアの上部に強力なツィータを付けることになると、音楽ソースによってはそのバランス取りがかなり困難になる。だから、ボーズ社がこの位置のツィータを諦めたことは良く理解出来る。
さっそく、試聴用の CD を取りだした金さんは、まずは実力を味わってくださいと自信満々で再生を始めてくれた。と、十分な音量で響き出したボーズ・サウンドシステムからの音像は、クルマの外、まるでフロントノーズ付近にオーケストラが存在しているような驚くべき音場空間を再現した。スピーカシステムはドアの下のほうに存在しているにも関わらず、まるで、コンサートホールでオーケストラを聞いているような、クルマの室内が客席数 1,000 はあろうかという大ホールのような空間になってしまった。 |
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 |  | |  | 試聴を終えて
オーディオに狂うと少々の音には驚かなくなるが、久しぶりに目の醒めるような音が聞けた。外が土砂降りなのも忘れて聞き入ってしまった。正直言って、ビルトインのオーディオでここまでの音が出来ていたら、わざわざ高いコストと労力を払って、後付のシステムを入れようとは思わないだろう。
金さんがそのあたりでマーケットの実体を教えてくれたが、ボーズ社が後付システムとしてボーズ・ユニットの販売を行なっているのはなんと世界中で日本だけなのだそうだ。ところが、いくらボーズのユニットを使っても、取り付け、チューニングだけでメーカに OEM するレベルのサウンドスペースを誰でも造れるわけではない。 日本でのカー・オーディオ市場は世界からみるとあまりに特殊過ぎると言う実情もあるが、ボーズとしては、今後はメーカ OEM の方向を強くしていくのだそうだ。 メーカとの協力関係がより進み、設計段階からのコラボレーションにより、高次元の音、これはすでに家庭用のハイファイオーディオの域に近づいたと思わせる音だが、これを手本に、後付システムで挑戦するのも面白いだろう。だけど、後付で攻めるためには明快なコンセプト、目指す音がイメージ出来ていないと失敗することも確かだ。そのあたりは次回、アルファロメオ GTV で悪戦苦闘した私の経験をご紹介するつもりだ。
今回の試聴でふと思ってしまったが、もしかしたら世界中のプレミアムカーのサウンドシステムはボーズになってしまうかもしれないと。それほど、すごいサウンドなのだ。一度体験してみることをお薦めします。 |
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|  |  |  |  | |  |  |  |  | シルバノ・マッツァの靴 イタリアの「頑靴王」、シルバノ・ソリーニが取り組むポルシェ、ロレックスのような優れた工業製品としての靴
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 |  | |  |  |  |  | クルマの写真なら「北畠主税」氏 北畠さんとはオーディの趣味でも共通点がありました。世代がいっしょなせいか、好きなものや、好きになるきっかけなどのプロセスに似たところがあり、なんとなく、そういう人と「物」の話をするのは大好きです。
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 |  | |  |  | 流星 いつの頃からだろう。空から星が降ってこなくなったのは。そんな懐かしい思い出をあなたもお持ちですよね。
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 | ボーズ、アフターパーツマーケットから撤退? :
|  |  |  | 本記事の初回に「後付市場から撤退があるかもしれない」とお伝えしましたが、あまりに反響の大きさにボーズ・インターナショナル社に確認したところ、「撤退はありえない」との返答を頂きました。 ボーズファンの皆様にたいへんご心配をおかけしました。 |  |
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