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ルノーセニック RX 4
ユーザーガレージ紹介
 フランスの 4 駆は、ちょっと違う。

 葉山というと海を思い浮かべるが、実はその海に山が突き出している。だから、飾りではなく実用として 4 駆は活躍の場が与えられる。美しいフォルムをまとった 4 駆、ルノーセニック RX 4 のオーナーは、多くの選択基準に照らしてこのクルマに合格点を与えた。

○プロフィール
お住まい:神奈川県
お名前:田口さん
年齢:36 歳
趣味:写真、クルマ

○愛車
RENAULT Scenic RX 4
外装:ベルティゴグリーンメタリック
内装:グレー
新車で購入 納車日 2001 年 9 月 21 日
購入店 ルノー神奈川磯子杉田店

○車歴
スズキジムニー 1000
BMW 320
VW ゴルフ GTD
LAND ROVER ディスカバリー
CITROEN エグザンティアブレーク
文・写真:齋藤利也
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齋藤利也_プロフィール_写真Sicon_home齋藤利也
[VividCar特派員]
オープンというものが、こんなに気持ちのいいものだとは思わずに齢を重ねてしまったと、最近後悔している。連休中の某日、時に渋滞にはまりながら、海岸沿いを走った。真夏のような日だったせいか、オープン初心者の私は軽い日射病になりつつ、車を転がしていた。日焼けの跡とともに、あの楽しかった一日が心に焼き付き、今度クルマを買い足すとしたらオープン以外にないと思ったのだった。買い足せるのかい。
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登れるかと不安になった急坂のうえで。
いきなり、「4 駆に納得」のロケーション

 海岸に沿って走る道から山側にハンドルを切ると、目の前に壁があった。正確には、壁のような道だった。その傾斜 27 度。やっとのことで登り詰めたところが今回の撮影ポイントのひとつである田口さんのご実家だった。田口さんのお父上はずっとジムニー派だったとのこと。その日は弟さんのゲレンデバーゲンも置いてあり、マニュアルミッションの 4 駆が現実的に必要であるということが、一瞬にしてわかるロケーションであった。
 「雪が降ると、スキーができます」。
 スキー場でいうと中級者以上のコースだろうか。「ジャンプ台に近いそうです」。タクシーが敬遠する坂としても有名。撮影のため、坂道の途中で止まっていた RX 4 をさらに上に移動したもらったが、「マニュアルで途中から登るのはかなり大変。まあ、うちではあれが儀式ですが」と笑っておっしゃってくれた。無理をさせてすみません。
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2 WD 版セニックとは、まったく印象の異なるリア
ビュー
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収納力は、セニックに共通した美点。
注目されるクルマ。疲れないクルマ。

 待ち合わせのパーキングで、目の前をしとふる雨に濡れて緑が映える RX 4 が歩くような速度で通り過ぎた。その色も、フォルムも印象的だった。それは、美しく腰の高いクルマだった。その前日、高速道を遠出された田口さんは、周囲のクルマ、特に 4 駆のドライバーが、RX 4 をしげしげと観察しながら走り去るのを何度も体験したという。
 「一体このクルマは、なんだろう。リアにスペアタイヤのハードカバーが突き出ているし、車高も高いし、外観の意匠も 4 WD らしい。けど、知らないぞ。観たことないぞ」と、きっと車中でいってることが容易に想像できる。RX 4 にすり寄ってきた多くは、ラブ 4 や CR - V。なるほど、ユーザーターゲット的には近いかも。しかし、それらのクルマには悪いけど、隅々に行き渡るセンスが違う。神はディテールに宿るのであ
る。

 田口さんが今回クルマ選びで条件としたのは、
  1、5 人が無理なく乗れること。
  2、荷室が広く米 60 Kg 以上の荷物がしっかり運べる
   こと。(奥さまの実家からのお土産等大量)
  3、運転手が疲れないこと。(運転しやすいなど)
  4、運転手以外が熟睡もできること。(乗り心地がいい
   など含む)
  5、見て綺麗でカッコいいこと。(機能的なことも含む)
  6、値段が手頃なこと。(装備がそこそこ充実している
   など)
  7、そして自分も含めて家族が愛せるもの。
  8、それでラテンの車(特にフランス)であれば即決定!!
ということだった。「すべて当てはまると思いました」と田口さんは語る。
 これまでの車歴の中で、トラブルに見舞われたことはたびたび。交差点の真ん中でクルマが微動だにしなくなったことも。「止まらないクルマにして」と奥さまから注文があったことも付記しておこう。
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室内のスペース効率を考慮すれば、ステアリングは
寝てしまうのかも。旧ミニは、もっと寝ていた。
さて、期待通りでしたか

 風に弱い。轍にとられやすい。しかし、ドライブしていて疲れない。これが、田口さんのファーストインプレッション。前車のシトロエンのシートでは、最初良い印象だったのがそのうちに腰が痛くなってきたという。しかし、「RX 4 は最初から疲れない。その差は大きいです」。フランス車は乗り味と乗り心地が命であり、なによりも楽でなくてはいけないという田口さんの大前提に対して、RX 4 は楽だったとのこと。

 ただ運転席の不満としては、トラックのようにステアリングが寝ているので、ベストのポジションを見つけるのに時間がかかったという。「手を合わせると足が窮屈。ひざ下がペダルに干渉する感じ。ハンドルが寝ているのは、急なハンドル操作をさせないためと雑誌に書いてあったが、そうかもしれません」。

 乗り心地のほかに良かった点は、まず、ドアミラーが大きくなり、確認がしやすいこと。ただし、歩行者の肩や頭に近いので気を使うそうだ。さらに、ギアのファーストは、つながりは渋い事もあるが、一度つながればかなりの低速での走行も不安がないこと。加えて、燃費がかなり良さそうというのも満足点。2 WD 版セニックの燃費があまりよくはないと聞いていたので、5 MT の RX - 4 への期待があったが、どうやら期待
に応えてくれそうとのことだ。
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いろんな輸入車とそのトラブルを
経験したからこそ、車に対して確
かな見識を持つ田口氏
記事ブロック_画像_写真
武骨なオフローダーとは一線を画
する、フランス版 SUV としての
表現力。
もう少し数が増えてもいいのではないか

 セニック RX 4 の緑は、ベルティゴグリーンメタリックというのがカタログ上の名称。当初、ベージュがほしかったが完売したと云われてあきらめていた。そこに、3 台だけ遅れて日本に入って来るという情報がディーラーからもたらされる。色は選べなかったという。しかし、今ではこの色がお気に入りのご様子。「日によって色が変化する」というボディ色に合わせて、その日着る服の色も選ぶようになったそうだ。気取ってということではなく、楽しみながらということのようだ。「注目されるクルマだから」というが、それもうなずける。「見た人の感覚の中に、クルマとともに中のドライバーも残るから」、変な印象を与えたくないと、田口さんは気づかっている。「好印象を持ってもらって、RX 4 を気に入って買ってほしい。それというのも、RX 4 の数をもっと増やしたいから」と本気で思っているからだ。日本を走っている個体数のあまりの少なさは、やはり寂しいとのこと。いちユーザーがここまで配慮していることを、ルノーは大いに感謝しなくてはならないだろう。

 さらに、ルノーはもう少し自信を持ってもらいたいと、田口さんは語る。「初回の輸入台数が 40 数台で、実際にデリバリーされるのは 20 数台だと思います。デザイナーが自信をもっているにしては、あまりに少なすぎます。5 速マニュアルしか設定がないので、あまり売れないだろうということらしいのですが、それを理由にしてほしくない」。マニュアルだから買わないという人がいるのと同じように、田口さんの例を引き出すまでもなくマニュアルでなくてはというユーザーは必ずいる。輸入車の話になると、いつでもテーマになる事柄だが、マーケッターはどんなデータを参考にしてるんだろうか。国産車メーカーと同じ消費者の意識調査をしていても、本当の声が抽出できないと個人的には思うのだが。ダンナ仕様ばかりを輸入モデルにして、本国で多く走っている廉価版は日本に入ってこないことが多々見受けられる。輸入コストの問題とかもあるようだが、どうにかならないかというのが輸入車を愛する者の気持ちでもある。

 葉山の御用邸に近い店でのひととき、インタビューを終えてレジに向かったら、この付近を撮ったきれいな絵はがきが置かれていた。「父の写真です」。そこには、よく晴れた日の葉山の風景や夕景の湘南の海。日を改めて、今度は晴れた日にあのきれいなグリーンのボディを撮ってみたいと思った。
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RENAULT_Scenic_M
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RENAULT Scenic
ナンバーワンのゴルフ級ミニバン
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MINI_Mini_SMINI
citroen_XsaraBreak-s.jpgCITROEN Xsara Break
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ルノー神奈川
http://www.nissan-princ...
田口さんの購入店
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