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tab_star2001/04/05tab_end才色兼備のミニバン・ワゴン
本当にお金持ちに見えるクルマベスト 10
裏地に凝るということ
今回の趣旨はカンタンである。乗ってるとお金持ちに見えるクルマ。コレである。なんだ、簡単じゃないか。ベンツとかフェラーリとか高いクルマを選べばいいんだろ、と思ったら大間違い。ここで言うお金持ちとは、見栄っ張りな野球選手や土地転がしではない。「本当のお金持ち」である。
その昔、例えば江戸時代。本当に粋でリッチな人は着物の裏地にお金をかけたという。一見、普通だが中身は質が高く、着心地がいい。そういうものを選んだのだ。つまり、他人が見る自分の姿にではなく“自分自身の心と身体”にお金をかけたわけ。
今回のクルマ選びもそう。一見、そうは見えないが良く出来ているクルマ。ある種、オーバークオリティですらあるクルマ。そういうのを選んだつもりである。
くだらないようだがこれこそ現代人が忘れたクルマチョイス、日本人的美学に満ちたクルマチョイスだと思う。“奥ゆかしい”とはこういうことをいうのではないだろうか・・・

 NO.1 に輝いた! AUDI allroad 。

 この企画のきっかけはこのクルマである。これに乗って俺は「なんていいクルマなんだ! そう見えないけど」と驚いた。そしてこういうクルマこそ、本当に趣味のいいお金持ちが乗るクルマではないかと勝手に思ったのだ。
全然ジミだとは言わないが、一見して普通のワゴンである。というか控えめなディテール、オーバーフェンダーや金属パーツが微妙に気になるシブいクルマである。
だがお値段なんと 687 万円也。安いベンツの E クラスワゴンや下手するとレンジローバーまで買えてしまう。
エンジンは 2.7L の V6 ツインターボで 250 馬力。悪くはないが、大したことはない。なんせレガシィの場合、ぼぼ 270 万円で 280 馬力エンジン、そしてフルタイム 4WD システムが手に入ってしまうのだから。それを考えると、やはり割高である。
だがその分、しっかりとお金がかかっている。それも「見えないところ」に。
一番驚いたのはホイール。速度によって自動で 4 段階に上下する車高調節機能もおもしろいがなんとアルミホイールの上に“アルミ”のホイールキャップが付いているのだ。
最初は理解できなかった。普通、傷つき易いホイールキャップには、安い樹脂性を使うのに、本体と同じ高い素材だなんて。
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小沢コージ 40icon_home小沢コージ
[モータージャーナリスト]
愛とヒラメキに生きるモータージャーナリスト、小沢コージ。もしや全国各地に生息する“知られざるクルマバカ”を発見した場合、ぜひぜひ小沢ホームページ、http://www.koji-ozawa.com/をご確認の上、メールにてご紹介ください!! もしや謝礼も???
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AUDI_allroad Quattro_L
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AUDI allroad Quattro
(アウディ オールロードクワトロ)

 考えるとポイントは美学とエコロジー。そんな結論にたどり着く。悪路を走るワゴンという性格上、ホイールの表面が傷つくのは避けられない。だが傷いた時、ホイール全部を変えるのはもったいないし、エコロジー的に見てもアルミがもったいない。かといって樹脂性のホイールキャップはダサイ。
 だからアルミのホイールキャップなのだ。そうすれば見た目美しい上、破棄するアルミは最小限で済む。なんという合理性、なんという美学だろうか。
 また、未確認だが前後左右にちらっとみえるステンレススチールのアンダートレイはムク材だという。加えてホイールを留めているボルトはチタン製というウワサもある。まさしく見てくれじゃない、「見えない所にお金がかかっている」のだ。
 そしてなによりボディ剛性がしっかりしているし、神経質なまでに細部が良く出来ている。良く見ると687万円は決して高くない。他とは微妙に違う外観もイキである。
 まさにバカな見栄っ張りには乗れない。本当のお金持ちにしか乗れないクルマではないだろうか。
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AUDI_A8_L
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AUDI A8
(アウディ A8)

 上位はアウディばっかりが占めてしまうと思うがしょうがない。特に最近のアウディの高価格車は総じて、「アホか」と思うくらいオーバークオリティである。
 その筆頭が A8 である。 A8 は 1995 年に出たクルマであるが、俺は最初に乗って驚いた。「なんだ。ビーエム、ベンツより全然いいじゃんか」と。
 異様に剛性感の高いボディ、軽い中にもヴィヴィットなフィーリングを伝えるハンドリングが素晴らしい。その隙なく緻密に回るエンジンもよかった。それに比べて当時のベンツは、確かにイバリは効くし、ベンツらしい重厚感はあったけど、昔の栄光の上にあぐらをかいた感じがあった。本質的には昔と変わってない気がしたのだ。
 だがアウディはなにより清潔感があり、加えてドイツ車らしくその時代の最先端を突っ走ってる感じがヒシヒシ伝わってきたのだ。
 その頂点は総アルミ製のボディだ。なにしろATのゲートやドアのノブまでシブイ光りを放ったアルミ製。もちろん、見えない部分がもまた総アルミで、それも骨格は、 NSX でさえ出来なかったアルミの押し出し材のスペースフレームでできているとくる。
 もちろん、量産セダンとしては唯一のオールアルミボディだし、そのほか 4.2 L の V8 エンジンは 5 バルブの DOHC ヘッドだし、その他、可変カムシャフトコントロールや 3 ステージ可変インテークマニホールドなど、ハイテクが惜しみなく使われている。
 で、ここが肝心なのだが、正直、高級車としてみると名前はもちろん、中身もジミ。ジャガーのような分かりやすい豪華さも滑らかさもない。だからこういっちゃなんだけどきっと売れないと思う。だけど本当に物を見る目がある人はきっと評価するはず。やっぱり本当のお金持ちが乗るクルマなのだ。
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AUDI_S8_L
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AUDI S8
(アウディ S8)

 バカバカしさ、バカバカしいほどのお金のかけかたでは A8 より上かもしれない。なにしろただでさえオーバークオリティな A8 をベースに、さらに約 100 万円もの金をかけてクオリティを上げたクルマなのだから。
 違いはまずエンジンで、ノーマルの 4.2 L V8 をさらにファインチューンして 310 馬力から 360 馬力にアップ。その他、足回り、スポーティなレカロシートを導入するなど、バカバカしいくらい神経質に質を上げている。
 それでいて外観は A8 と大して変わらない。まさに裏地に刺繍したようなクルマなのである。
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BMW ALPINA_B12_M
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BMW ALPINA B12
(BMWアルピナ B12)

 ま、アルピナもある意味、アウディ S8 みたいなもんだ。特にこの B12 。ただでさえ高い&地味&売れない BMW 7 シリーズにお金をかけ、クオリティアップを果たしたクルマなのだから。お値段、 2,300 万円以上。日本じゃそうそう売れるはずもない。
 だが、見る人が見ればこれほど楽しいクルマもないだろう。特に素晴らしいのがエンジンで、 6L まで排気量アップした V12 ユニットは、その 440 馬力というハイパワーもさることながらフィーリングが最高。まさに手作りのレーシングエンジンのような感激が味わえる。とはいえパッと見のスタイルは、普通の7シリーズとほぼ変わらず、これほど通好みのクルマも珍しい。
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AUDI_S6_M
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AUDI S6
(アウディ S6)

 またまたアウディになってしまうが、コイツは要するに A6 の S 版、つまりハイパフォーマンス版である。 A6 はアウディの中では、最も普通に高級に見える手ごろなモデルだと思うが、コイツはそれに A8 に搭載されている 4.2 L 5 バルブの V8 DOHC エンジンを移植、さらにチューニングして 310 馬力まで高めている。
 後は足回りを硬くし、内装をスポーツ仕様、つまりアルカンタラとレザーで被われたレカロ製シートやカーボンファイバー製のインパネやドアトリムを採用してあるのだが、その中身の充実ぶりに対し、外見は普通のA6とほとんど変わらない。それでいて価格はノーマルの A6 の倍近いほぼ 1,000 万円。
 これもまた誰が買うんだろう? というモデルになっている。並みのお金持ちじゃ買えないはずだ。
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BMW ALPINA_B10_M
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BMW ALPINA B10
(BMWアルピナ B10)

 さきほどのアルピナ B12 同様、これまた BMW にチューニングを施したクルマなのであるが、今度は 5 シリーズがベース。
 最大の売りはやはりエンジンで、 528i 用の 2.8 L 直 6 を 3.3 L に拡大、 285 馬力を発生させたものと 540i 用の 4.4 L V8 を 4.6 L に拡大、 355 馬力を発揮するものの 2 種類を用意。どちらもほとんどレーシングエンジン並みのフィーリングが味わえる。
 だがお値段は 896 万円から 1,198 万円とかなりのもの。だが一見して外観はノーマルの BMW 5 シリーズとさほど変わらず、低い車高、太いタイヤ、そしてボディサイドのアルピナ特有のラインがそれを語るのみ。
 好き物じゃなきゃ買えないクルマだ。
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VOLVO_C70_M
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VOLVO C70
(ボルボ C70)

 なんか不人気高級車紹介、のようなコーナーになってしまったが、裏の趣旨はそういうことかもしれない。あればプジョーの 605 やルノーの 25 なんかも入れたいところで、要するに日本であんまり人気のない、ヨーロッパブランドの最上級車はほとんどすべてが見た目の割に乗ればいいクルマなので、ここで言う「お金持ちにみえるクルマ」に相当する。
 このボルボクーペも同様で、 V70 がベースなのだがホントにジミ。っていうかスタイルその他は実はジミではないのだが、ボルボというイメージにまったくそぐわない。「ステーションワゴン以外はボルボじゃない」という日本の風潮が生んだ、密かな高級車なのである。またコイツにはカブリオレもあり、これがシブイ。
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CITROEN_XM_M
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CITROEN XM
(シトロエン XM)

 もはやルノーやプジョーは入れてないこのフランス製の高級車というジャンル。元々は DS や CX という名車の流れを組むものだが、そのもうひとつなスタイリングとあいまって人気はいまひとつ。
 だが乗れば独特の油圧を使ったサスペンションの乗り心地は絶妙で、昔ほどではないがシトロエンらしさを残す。
 1989 年デビューと元々は古く、そろそろ買えなくなりそうなのでいかがでしょうか。
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AUDI_A3_M
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AUDI A3
(アウディ A3)

 再びアウディの登場である。だけどこれはハッキリと高級車ではなく、ゴルフクラスのクルマである。っていうかベースはVWゴルフそのもの。だが、それがゆえにシブいクルマなのである。
 確かに室内のクオリティ、走りの味はゴルフとは違ってアウディらしい高級感があるが、さっきも言ったようにベースはゴルフだし、エンジンも一部同じ。そう考えるとゴルフよりほぼ 50 万円は高い 300 万円から始まる価格はなんだってことになるのだが、そこはお金持ち。本物を見る目があればわかるってとこでしょうか。
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MERCEDES BENZ_G320_M
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MERCEDES BENZ G320
(メルセデスベンツ G320)

 正直、コイツは今、「本当のお金持ち」が乗るクルマではない。芸能人を始め、もはや見栄っ張りが乗るクルマになってしまった。
 だが元々はシブかったのだ。ヨーロッパの NATO 軍用としても開発された本格派のクロカン 4WD 。しかも造るのは専門メーカーのシュタイアー・ダイムラー・プフ社で、一部パーツは昔のメルセデスだから造りがメチャクチャいい。 AT の剛性なんてまさに戦車のようで、そのタッチだけでも楽しい。
 以前はゲレンデヴァーゲンという名前で、ベンツではあったがクロカン 4WD なんで不人気だったし、さらに当時の値段が確かほぼ 1,000 万円超だったので、よっぽどの趣味人しか買わないクルマだった。
 だが今や値段は下がり、一時のクロカンブームもあってかなり身近になり過ぎてしまった。個人的には未だに好きなクルマである。
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