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tab_star2001/04/08tab_endVividCinema
ブリットのマスタングに試乗!
1968 年型フォード・マスタング・ファストバック 390 GT
 映画「ブリット」のためにスティーブ・マックィーンの制作会社のセブン・アーツ社は、 2 台の 390 GT を有名なブリット・マスタングに改造した。映画の撮影終了後、この2台は、損害賠償問題が起こるのを防ぐために解体屋に送られたとされていた。 2 台のクルマ共に映画撮影中にかなりハードに使われ、もはや公道を走れるコンディションになかった。そのようなクルマがコレクターやファンに買われて、そのクルマで事故でも起こされたら映画会社に損害賠償の請求が来るかもしれない。映画会社はそれを恐れたのだ。
 しかしながら、ジム・スマートやデイブ・クーンツのような熱心なファンの長年に渡る調査の結果、そのうちの一台である VIN8R02S125559 が実は解体されずに、現在もケンタッキー州の納屋に保存されていることがわかった。残念ながらオーナーはこのクルマを一般に公開するつもりはなく、また、誰にも写真を撮らせていない。
 ということで、実物が不在なので、僕は、ここでフォード・モーター・カンパニーが認可している、デイブ・クーンツの所有するクルマを紹介しようと思う。フォードは、このクルマをモーターショーやプレス用のイベントなどに借りだして、現在のマスタングの 2001 年度ブリット仕様車のプロモーションをしている。また、デイブのこのクルマは、 2000 / 2001 年にかけて行われたピーターセン自動車博物館での「スターの車」展でも展示されていた。
写真: SHINGO / CUBE
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1968 年型フォード・マスタング・ファストバック 390 GTpage1サマリー情報_サムネール
ブリットのマスタングに試乗!2page2
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ランディ・グルーベ_プロフィール_写真Sicon_homeランディ・グルーベ
[会社経営(米国在住)]
 僕のことをアコードワゴンな奴って呼んでもかわまわない。僕はこの車を1991年に新車で買って以来、すでに20万キロも走っているのだから。実際に、編集スタッフの中でこんなに長く一台の車に乗っているのは僕だけじゃないかな。だから、10年間車を乗る場合にどういう基準で車を選んだらいいかに関しては自信を持って語れる。もちろん、他の編集スタッフ、特に編集長などには会う度に僕がいつも同じ車に乗っているのでからかわれるけどね。でもこれには僕なりの理由があるし、その理由を語ることでガレージマスターとしての自分のアプローチをよりよく理解してもらえると思う。
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迫力のあるスタイリング
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もう少し手を入れるというインテリア
ブリットマスタングを造る

 デイブのブリット・マスタングは、彼の子供のころからの夢である「映画と同じようなクルマに乗りたい」という希望を実現する形で 1990 年代中頃に誕生した。
 92 年、彼はハイランドグリーンカラーの 4 速の 390 GT を最初のオーナーから購入した。ブリット・マスタングにはぴったりのベースカーだ。しかしながらデイブは、このクルマを購入したのは単に自分がマスタングのファンだったからにすぎず、たまたまこのクルマがいいコンディションだったからだという。

 ブリットプロジェクトが始動したのは、1994 年にロサンゼルスを襲ったノースリッジ大地震の後だった。この時の地震でデイブの 390 GT はボディに損傷を負い、板金塗装を余儀なくされた。Cストライプ(クルマのサイドに飾りのストライプがペイントされていた)を取りのぞいてみると、デイブはこのクルマがブリット・マスタングに似ていることに気づいた。
 少し調べてみると、わざわざブリットカーのレプリカをきちんと作った人は、今までに誰もいないことがわかった。その事実がデイブのプロジェクトのお膳立てとなったのだ。
 彼は段階を追ってクルマを作っていった。実際、今でもまだインテリアに若干手を加える必要があるという。つまり、作業はまだ続行中なのだ。ブリット・マスタングの実際の仕様書が実在するわけではないので、デイブは映画を繰り返し見て、その情報からクルマを造るしかなかった。その過程で、彼はかなりのエキスパートになった。
 

 僕が面白いと思ったのは、ダッジ・チャージャーとのカーチェイスシーンで制作会社は GT 40 (同時期のフォードのレーシングカー)のエンジン音を 390 GT の音にかぶせたという。その方が音が良かったからだ。でもどうしてわかるんだ?ってきいたら、 GT 40 は 5 速だったから、だそうだ。

 デイブの言葉によると、ブリット・マスタングを再現するのは「いったいどこまで徹底してやるか」を実践するプロセスだという。これ以上はやりすぎだからという理由でいくつか改造しなかった部分もあるという。その最たるものは「刑事のクルマ」にふさわしいようにマックィーンが蹴飛ばしてつけたという右のフロントフェンダーのへこみだ。
 デイブが大がかりに改造したのは、グリルとマスタングのエンブレムを取り外したこと、ロッカーパネルをボディカラーと同色に塗装したこと、そして白い C ストライプを取り外したことだった。また彼はフロントフェンダーのエンブレムとバッジも取り外し、エクゾーストシステムも大きく改造し、トランスバース(横軸の)マフラーを変更し、映画のクルマと同じようなエクゾースト音が得られるようにした。
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FORD_MUSTANG_SFORD MUSTANG
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PARAMAX
http://www.paramaxusa.c...
ピーターセン自動車博物館
http://www.petersen.org...
フォード・モーター・カンパニー
http://www.fordvehicles...
現在販売されているマスタングの WebSite
The King of Cool
http://members.aol.com/...
スティーブ・マックィーンファン作成のページ
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