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tab_star2002/09/10tab_endクルマの王道セダンボディ
ALFA156 GTA
ALFA156 GTA
先だって発売されクルマ好きの間でしばらく話題となった Alfa156GTA。ちょっと前に行われた試乗会での印象をレポートします。
乗ってからしばらく時間がたちますがそのフィーリングは深く刻まれている。月並みな言葉ですが、蛇の毒が少々まわっていたようです。
文:柴田康年
写真:永山辰巳

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1202_sicon_home柴田康年
[VividCar元編集員]
最近、アナログ事が好きになってきました。
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控えめな見た目の印象

 その 156 にエアロパーツを装着することで完成されたエクステリアデザインは控えめな印象だ。フロントエアダムからエアを効率よく取り入れるために左右離れたところに配置されるフォグランプが印象的ではあるがもう少し“やんちゃ”でも良いのではと思い少々寂しい。今更ここでアルファロメオの歴史や GTA のネーミングの由来や「A」のことにふれることはしないが、これがアルフェスタの注目の的 Alfa156 GTA だ。あっ。私の車と同じだ。(違います)

 と、まぁ見た目の印象からは、とてもホットなハイパフォーマンススポーツセダンには見えませんが、ひとたび走り出せばこのクルマがそれなりのスポーツカーであることは、自分の 156 と同じだと間違える人にも分かる。
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クルマと一体になる感じがするフィーリング
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濡れてないかと思うほどのグリップ感とハンドリング
気分は爽快。ドライビングは愉快。

 乗る前から何か緊張気味だった。最近もっぱら SUV やセダン、C セグメントなどのクルマに試乗する機会が多かったので、スポーツカーそれも注目の“GTA”に乗れると言うことで期待が大きかった。当日は雨、それも台風接近の大雨で試乗には不向きな天候であった事実中止されるのかと心配したぐらいだった。

 早速キーを受け取りエンジン始動。この時点で既に天気のことは忘れてはやる気持ちを押させるのが精一杯だった。心地よいシフトストロークのもと 1 速に入れ発進。あまりに軽いふけ上がりと、軽いクラッチのため少し恥ずかしい初めの一歩となった。なぜそうなったかは現地まで運転手として BMW M5 のアクセルとクラッチを踏んでいたから。(言い訳)多少クルマ好きにはたまんないコツのいる発進を強いられるがそこがまたドライバーの気持ちにグッと来る。(毒の一つか?)

 少し混み合った市街地を走りワインディングへ。搭載される 3.2L V6 24V(250ps/6,200 30.6kmg/4,800)のパワートレインは私の右足にいたって忠実に回転をあげる。十分なパワーで 156 より 60 kg 重い 1,420 kg の車体を気持ちよく前へ前へと運ぶ。クルマと一体になって進むフィーリングさえ感じる。ドライバーの意志と的確にリンクするクルマはとても気持ち良いっ。

 サスペンションのジオメトリーをリニューアルしショックなどのセッティングも一新され普通の 156 より車高を落とすことで低重心化された GTA には専用デザインの17インチ(225/45R17ワイドサイズ)がフェンダーと少しの隙間を空けて美しく収まり、ハンドリングに大きく貢献する。
 試乗時には路面がウエットだったため限界は低くコーナーの立ち上がりで無理にアクセルを開けると ASR (アンチスリップレギュレーションシステム)が作動しドライバーに頭を冷やせと点灯する。第一印象は弱アンダー気味のセッティングだったがもちろんその気になればコーナー入り口でケツを出すことも可能だった。ファントゥードライブ GTA。晴れの日に乗りたいぞ。
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エンジンにはGTAのロゴが付く
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シンプルで好感が持てるインテリア
せめてステアリングは換えて欲しかった。
欲しいぞGTA

 マニアックなクルマなのでここらで少しマニアックな諸元を、総排気量:3,179(cm³)ボアストローク:93.0×78.0、圧縮比:10.5:1、点火方式:デジタル式ダイレクトイグニッション2ノックセンサー付、燃焼タンク:63L、フロントディスク:ベンチレーテッドディスク 305 mm径、キャリパー:対向型 4 ピストン BREMBO など

 リニアに答えてくれるエンジンは下から上までもちろんストレス無くアルファサウンドとともに吹け上がる。下つまり街乗り使用域(3000rpm前後)でも十分なトルクがありワインディングでも少し気を抜くとそこを使ってしまう。上はスポーツ走行域 4500 rpm辺りからレブ手前までここで走らせるためにはそれなりの腕と度胸が必要ですが、ここでの気持ちよさを知ってしまうころには、毒がかなり体内に行き渡っているのでご注意って感じ。このエンジン使えます。好きです。

 インテリアも最近の洗練されたアルファ調でシンプルかつスポーティーに纏められている。特にシートは身長 182 cm 体重 85 kg(体脂肪:やや肥満)の私でもしっかりとサポートしてくれる。ちょっと気になるのが写真下にも写っていますがフットレストの大きさでバカの大足(28cm)の私でももてあますぐらい。思わずフットレスト上で足の置き場を探してしまうほど。(笑)それとステアリングを専用のものにして欲しかった。せめて GTA のロゴを入れるとか・・・。
 プレミアムブランド的な高級感には今ひとつ欠けるインテリアではあるがその違いがアルファの魅力かもしれないと感じた。

 既に日本での 2002 年の割り当て 250 台は完売しただの噂がありますが¥ 5,440,000-と言う価格を高いと感じるか?安いと感じるかは毒の周り次第ですね。個人的には妥当な価格だと思いますがもし私が「普通の156」オーナーだとしたらエンジンだけでも載せ替えたい。オーナーとなる人が羨ましい限りだ。
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ALFAROMEO_156 GTA_M
data
ALFAROMEO 156 GTA
GTAの称号を与えられた156
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サマリー情報_サムネール
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