 |  |  | | | ジャガー X-TYPE と 6 台のライバル | | ジャガー X-TYPE と 6 台のライバル vol.03 |  | |  | |  | |
|  |  |  |  |  |  | haymarket [出版社] |  |  |  | | 日本のマーケットで売られているクルマとは仕様は違うかも知れませんが、本格的なテストレポートと、本国ならではの興味深い記事をお届けできると思います。歴史のある雑誌ならではの内容にご期待下さい。 |  |
|  |  |  |  |
 |  | |  |
 |  |  |  |  | X-TYPE の後部座席のヘッドルームの少なさは最大の欠点。 他の車はすべて4人がゆったりと座って、長時間旅行できる余裕があった。 |  |
|  |  | 居住性、装備、安全性
パッケージを犠牲にすることは、もはやジャガーの 1 つの特徴とも言えるが、全く新しいモデルである X-TYPE も例外ではなかった。他の車と比較すると、後部座席のヘッドルームが狭い。これには、本当にがっかりした。ジャガーは後部座席の十分なレッグルームや、フロントとトランク・スペースの広さを指摘して X-TYPE のパッケージを擁護することだろう。そうは言っても、身長 175 cm の人が運転席には座れるが、その後ろでは同じくらいの身長の人が頭をぶつけないよう首を曲げなければならない、というのは情けない話だ。これでは 4 人乗りとは言い難い。
室内空間が最も広いのはローバーであるが、メルセデス、 BMW 、ボルボ、アウディのいずれにしても、 4 人が乗り込んで快適に数 100 キロドライブできるだけの十分な広さがある。アルファ 156 でさえ、後部座席に十分なヘッドルームを確保することに努め、ジャガーよりも成功を収めている。もっともアルファのシートの硬さやぎこちないドライビング・ポジションは別問題だが・・・。 少なくとも X-TYPE には、運転を楽しむことのできる環境が整っている。テスト・ドライバーの中には、位置を細かく調整できる革巻きハンドルがあるのだから、もう少し低いポジションの方が良いという意見もあったが、洗練されたシートや人間工学に基づいたダッシュボードにけちを付ける者は 1 人もいなかった。運転席の正面には、クロムで縁取られ、ブリティッシュ・レーシング・グリーンに彩られた 2 つの大きなメーターがある。デザインが良いだけでなく、見やすく機能的でもある。しっくりくるペダル・ポジションを含め、他の主なコントローラについても同じことが言える。
残念だが、魅力的なインテリアと呼べるものはこんなところだ。もし革を贅沢に使用するジュニア・ベントレーのようなインテリアが好みであれば、ローバー 75 が気に入るだろう。もっと若々しいダイナミックなキャビンを求めているのなら、メルセデス、 BMW 、アウディが魅力的に映るだろう。中でもアウディは優れものだ。実用性、使いやすさでは、ボルボに軍配が上がる。それからすると、ジャガーのキャビンは外観も感触も実に平凡だ。
だが最大の難点は、ドアの建てつけが悪いことである。テスト対象車の 2 台とも、リヤ・ドアを勢いよく閉めると、今にも外れそうな感触を覚えた。正直なところ、 X-TYPE のインテリアは、外観、感触、香りのどれをとっても、アウディ、 BMW 、メルセデスおよびローバー 75 より格段に落ちる。
だが、少なくともこの価格にしては十分な装備が備わっている。セイフティ・ギヤについても、ボルボと同じ水準を達成している。しかし、車を選ぶ際の基準がインテリアであるならば、タッチ・スクリーン式のステレオや GPS システムといった X-TYPE の優れた装備に目を留める前に、早々とアウディに決めてしまっているだろう。 |
|  |  |  |  |  |  |
|
|  |
 |  | |  | 評価
路上での X-TYPE は最高。 X-TYPE の V6 エンジンは、シャーシがその真価を示すのに十分なパフォーマンスを発揮してくれる。止まるときも曲がるときも、文句のつけようがない。 ダイナミックな走りでこの車に並ぶものはない。これはライバル車の質の高さを考えると飛び抜けた成果だと言える。しかし非常に残念なことに、インテリアがこの車の評価を下げてしまっている。つまり、見る側を引き付け、触れてみたい、そして乗ってみたいという気にさせきれないのだ。結果として X-TYPE の全体的なアピール不足となり、このテストで上位に食い込むことができなくなってしまっている。実際、リヤの窮屈なヘッドクリアランスは驚きを禁じ得ないし、内装に使われている安っぽい材質には本当にがっかりした。 以上のことから考えると、予想通り BMW がトップになるだろう。そして僅差で、速さでは劣るが、より滑らかに走るメルセデス C240 が続く。我々はメルセデスでは C320 よりも C240 を選択したが、このことがよりパワフルで同じ価格の BMW 330 i と比べるときにメルセデスの不利にならないだろうか、と心配した。しかし実際には、メルセデスは予想以上に健闘している。エンジンが小さいからといって、アピールが弱くなることはない。 BMW 330 i が評価を得ているのは純粋にドライブトレインが非常にスムースで、性能が魅力的であることに尽きる。 他に注目できる性能を持った車として、ローバー 75 がある。この車は二年前と比べてずいぶん成熟した。それにボルボ S60 T5 S 。スピードを出せ、快適なスペースを提供してくれる。またアウディーの A4 も劇的な変化を遂げた。それでもまだジャガーや BMW そしてメルセデスと比べるとほとんど目立たないのが不思議なくらいだ。 少し前に述べたように、アルファ・ロメオはこれらのライバルに歯が立たないばかりか、時代遅れにさえ感じる。それでもその魅力的な V6 エンジン、そしてお手頃価格でファンを惹きつけている。車好きならまだまだ検討に値する車だ。ジャガーについても同じ事が言える。ただ X-TYPE は、インテリアが改善されるまで BMW 330 i やメルセデス C240 という二つのライバルの弓取りに甘んじることになるだろう。名誉ある三位といったところか。 ブラウンズ・レーン(ジャガー本社コベントリーのこと)の人々は間違いなく気落ちするだろうが、ジャガー初の試みにしてなし得た事柄は正当に評価されるべきだ。 BMW 3 シリーズ以上の車を造り出すことは、並大抵なことではないのだ。 |
|  |  |  |  |  |  |
|
|  |
 | |  |
|
|  |  |  |  | |  |  |  |  | X-TYPE INTERIOR ひとたびシートに身を預けステアリングを握った瞬間に、ジャガーの伝統が感じられるインテリアを細部に渡ってご紹介。そこには高級という一言では表せない魅力がある。
|  |  |
 |  | |  |  |  |  | X-TYPE EXTERIOR スポーティー、エレガント、プレミアム・・・どの言葉を取り出しても X-TYPE は見た目でそれと解る。さらに JAGUAR の歴史もしっかりと受け継いだクルマだ。
|  |  |
 |  | |  |  | ディナウディオマスター 第5回目を向かえたレフィーノ&アネーロからお届けする、「夢のオーディオ」紹介である。今回は、私がこの店とお付き合いするきっかけとなった、デンマークのスピーカメーカである、ディナウディオの試聴である。ディナウディオのコンフィデンスC-2をドライブするのは、フランスのYBAとなった。
|  |
 |  | |  |  | 温故知新 B&W ノーチラス805を購入したのは、97年頃。ドライブしたのは、1992年に購入したLuxman L-570X's。この組み合わせは、オフィスで比較的小音量でジャズを聴くためにセットアップした。CDプレイヤは、Wadia 830である。Wadia 830は、価格対性能比では国産製品には刃が立たないが、実にガッツのある骨太の音がする。ジャズにはぐっとくるのだ。
|  |
 |  | |  |  | 夢のオーディオショップ 秋葉原中心から徒歩で10分程度、湯島聖堂、神田明神の側に夢のオーディオショップが誕生した。私のオーディオ熱は、ほぼ10年単位でやってくるが、こんなお店があったらと思うようなお店で出会えた。素晴らしいお店の誕生にはその情熱にかけた熱い男達の物語がある。
|  |
|