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tab_star2001/06/09tab_endクルマの王道セダンボディ
アウディ S6
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鈴木亜久里のテスト&ディスカッションpage1サマリー情報_サムネール
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鈴木亜久里_プロフィール_写真Sicon_home鈴木亜久里
[レーシングドライバー/レーシングチーム「ARTA」オーナー]
企画して欲しいことがあったらぜひメールください。
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つくった人と話したい

よくできたクルマに乗った時ほど気分のいいことはない。そして、気持ちの昂ぶりを忘れないうちに、そのクルマを造った人と話がしてみたくなる。どんなキッカケで、コンセプトが生まれたのか?

 どう開発が進められたのか?そのクルマで実現したいこと、表現したいことは何なのか?訊ねてみたいことはたくさんある。僕もレーシングカーをはじめとして、クルマやタイヤの開発などをずいぶんとやっているけれども、素晴らしいクルマに携わった人の話には耳を傾けるに値する内容があるものだ。

 面白いもので、逆の場合にも、そのクルマを造った人と話をしたくなる。僕がダメだと思ったクルマ、運転していて疑問ばかりが浮かび上がってくるクルマだとしても、どういうつもりで造ったのかを聞いてみたくなる。試乗して、クルマの善し悪しを云々するだけじゃ物足りないからね。

 そんなことを考え始めていたところに、アウディ S6 に乗った。そして、その後にアウディジャパンのマーケティング部長と話をしないかという誘いを受けた。ハッキリ言って、僕の今までのクルマ購入リストにアウディという名前を挙げたことは一度もなかったけれども、マーケティング部長と話ができるというので、喜んで引き受けることにした。

 マーケティング部長に会う前に、 S6 を預けられた。 1 週間、自由に乗っていいという。その間に、感じたこと、思ったことを議論のテーマにすることにした。受け取った翌日、さっそく富士スピードウェイに S6 を乗っていった。富士スピードウェイで、僕の乗る全日本 GT 選手権用のホンダ NSX の 2000 年型のシェイクダウンが行なわれる予定があったからだ。

 自宅の駐車場で S6 を眼にした第一印象は、モダンでカッコいい、というものだった。ドアを開けて乗り込むと、インテリアがエクステリア以上にセンスが良くて、気に入った。ベンツの E クラスのような、オヤジっぽいところがないのがいい。細かく見ていくと、ドアやピラー、シートの中心部分のアルカンタラが天井までも覆い尽くしていて、ちゃんと高級車らしい配慮を怠っていない。
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